ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
水曜ドラマ『斉藤さん』
http://www.ntv.co.jp/saito-san/



巷では、柳川議員が収賄容疑で逮捕されるのではないかという噂が。
ママさんたちがその話題で盛り上がる中、斉藤さん(観月ありさ さん)だけは
「あたし、ゴシップとか、興味ないから」
と、どこ吹く風。

そしてついに、「今日にも逮捕」という報が新聞に。
ただ、逮捕されるのは柳川議員だけではなく、斡旋収賄に絡んだ業者として三上建設の名も挙がります。
つまり、社長である、三上さん(高島礼子 さん)の旦那さんも逮捕されるというのです。



突然、渦中の人として好奇の目に晒される、三上さん。
更に、「味方してくれない」と最近の三上さんに不満を漏らしていた、
山本さん(濱田マリ さん)中村さん(矢沢心 さん)らとの間にも不協和音が加速。

何を考えてるんだか、山本さんらは真野さん(ミムラ さん)を介して、斉藤さんに近づき、「斉藤組」とやらを結成しようとするのでした。
(なんじゃそら?!)

一方、柳川議員の息子、正義(まさよし)(山田親太朗 さん)からも仲間たちは離れ、正義は孤独を噛み締めます。

ひとつの事件を機に、今まで傍にいた人たちが離れ、
孤立する、三上さんと正義。




三上さんに、柳川正義、
本人は何も変わらないのに、
人は離れ、孤立し(孤立させられ)、

ひどい噂をされ、
ただただ孤独を噛み締めることに。


現実にもよくある光景だ…



「味方してくれない」「冷たくされた」と嘆き、
離れてゆく人もいる。

本人ではない、付加価値がなくなったことで、
離れてゆく人もいる。
(地位とか、財産とか、そういうブランドとか)

本人は関係ない、その人の近くの事象(事件など)を絡めて、
離れてゆく人もいる。


よくある話だ…


仲間意識は一方では尊いが、
もう一方では、非常に下卑ている。

一方で美しく、もう一方で醜い。
一方で思いやりに溢れ、一方で残酷だ。

個が確立されず、人間が仲間の影に隠れてしまえば、
こうなるのかなぁ…

人間が仲間意識以下ってなると…
仲間意識が、人間より上位に来てしまうと…

仲間ってもんに、人間が隠れちゃ、ねぇ…

まあ、仲間意識ってものは、元々きれいなものだけで語られるもんでもないんだろうけども、そういう裏面も、時々は意識しないと、怖いのかもしれない…




中村さんたちに目の前で、斉藤組結成を宣言された、三上さん。
それはつまり、今までの仲の解消を意味します。

みんなの前を去る、三上さん。

それを黙った見送ろうとする山本さんに、斉藤さんは言います――

「山本さん、行ってあげなさいよ」
「あなた、友達じゃないの?」

「残念だけど、私はお茶には行かないし、謝恩会だって、多数決で決まったなら、それに従う」
「それに、三上さんは立派だと思うよ。みんなにどう思われているか分かっているのに、堂々と振舞ってさ。今一番、誰かに助けを求めているのは、三上さんなんじゃないかな」

その言葉に動かされ、山本さんは三上さんのあとを追うのでした。
「私、やっぱり、三上マニアだから」と。



しかし、話が通じない場合もあるようで――

斉藤さん:
「あなたたち、何がしたいの?」

中村さん:
「だから、私たちは斉藤さんの味方だって――」

斉藤さん:
「味方って何? あなたたち今まで、三上さんとずっと一緒にいたじゃないの」

阿部さん:
「だから、それが間違いだったっていうか」

斉藤さん:
「意味不明よ。三上さんが何したの? 三上さんの旦那が捕まったことと、何の関係があるの?」
「友人じゃなかったの? だったら、こういう時こそ、話聞いてあげなさいよ」

(→「斉藤さん第9話の台詞」




人はそんなに強くはないし、
仲間がいないと生きづらいのかもしれんけども、
仲間を盾に、何でもしていいってもんじゃないでしょう。

仲間を盾に、要求し、
仲間を盾に、排除し、
そして、子供を盾にしたりもする。

「子供のため」って免罪符で、
ひどいことをするのが、教育のためによろしいはずがない。

まあ、よくあるんだけどもね…



「冷たくされた」とか「味方してくれない」とか、
そういう寂しさを避けたいと思うのは人情だけれども、

(ある意味、誰でもそうだけれども)

あまりにそれを避けすぎて、
結果、人間を殺すとなると、

これは、ねぇ…



まあ、
冷たくされたと思った、山本さんの気持ちだって、
正義の裕福な家庭を羨ましく思った、楢原の気持ちだって、

ある意味、そういうのは誰だってあるけども、
その先にしてしまったことは、自分に返ってくるわけだし、

それに、
三上さんの気持ちだって、
正義の気持ちだって、

やっぱりあるわけで…



そういう意味では、
山本さんだって傷ついているし、
三上さんだって傷ついている。

傷つくのが怖い、他のママさんたちは、
仲間という盾と、それを束ねるリーダーを探しているのかもしれない。



寂しさや孤独ってのは、できれば避けたいことだけど、

そういうのを避けすぎるのも、

考えものかもしれませんね…





【蛇足】


4月になれば、若葉はYeah!
息子の尊が小学生、つまり、小学生ママ!
そうなの、幼稚園ママじゃないの!
真野、真野、真野、真野真野真野、


真野さんの新曲「4月になれば若葉は」
(ラップ調?)

4月になれば、若葉はYeah!
小学生ママ、with 斉藤さん、つまり、小学生ママ's!
そうなの、複数形なの!
真野、真野、真野、ママママママママ、真野若葉~♪




5分頃、
「違います、違うんです」といういつもの口癖から、
「そうです、そうなんです」という双子の弟の口癖に変える、
望月園長(古田新太 さん)。

あのビミョーな雰囲気は、アドリブ?

25分頃の、
「園長さん」と「園長パン」は何気に面白かったwww




【関連記事】
<<「ジャングルジムが消えた日/ドラマ『斉藤さん』第8話」「大事な人のことになると…/ドラマ『斉藤さん』第10話」>>

「テレビ関係の記事」




関連記事
[サイト内タグ]:  斉藤さん



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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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