ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 

前に書いたように、コンプレックスにやられてしまうと、ちょうどいい人を悪人に仕立て上げてしまいます。

これだけだと、単によくないことですが、実は それだけでも ないようです。


悪口の奥にあるもの



誰だって、批判的になることはあるし、悪口だって言うでしょう。

その中で、こんな時がある。


 ・ 非常にこだわる。

 ・ その話になると、人が変わったようになる。

 ・ 合理性を失ってしまう。



こうなると、「ホントは別の話なんだな」と分かってきます。

本当に非難したい相手は、別にいると。

(もちろん、本当にひどい話もあって、それに対しては誰でも怒るんですけどね)

前にもちょっと書きましたが、言いたい人に言えないから、言いやすい人に執拗に言うのです。


誰だって、悪人にできますよ。

その人を付け回して、何かしらの不備を言いふらせばいいのです。

人間誰だって 全部が全部 健全というわけじゃないので、ケチをつけようと思えば、つけられます。

小さなよくないことを大きく広げるとか。

よくないことだけ言うとか。(よいこと、普通のことには、触れない)

中には、それ悪いかな? ということまで、いかにも印象が悪いように吹聴するとか。

「あんなことしてたのよ~」みたいな。


こういう手法が、(特に昔は)幅を利かせていたのでしょう。

しかし、ここでもインターネットの登場だ。

ウソが暴かれてしまう。

言ったことや やったことを悪意を持って編集しても、それがバレる。

ウソじゃなくても、「やりすぎ」が露見する。

「ブーメラン」なんて言葉もあります。

つまり、「汚いやり方」は通用しないようになってきた。

(まだまだ通用している部分もあるのが、頭の痛いところですが…)


話を戻すと、あることに執拗にこだわり、攻撃的になる時、

「その奥に、本当の問題が潜んでいるのではないか?」ということになります。

誰かを悪人だという。

でも、客観的に見ると、そうでもない。

そんな時、「本当に悪いと思っている人は、別にいるのではないか」と。


心理的に ―― というのは、心の作用の妨害を受けて ―― 悪いと思えないから、別の誰かに投影し、その人に言っているというわけ。

本当は、誰かに意見を言いたい。でも、言えない。

言えない以前に、思うことさえタブーになっている。

でも、怒りや悲しみや複雑な感情が、噴き出してくる。

そのガス抜きとして、他の誰かを攻撃していると。





パターンは、いくつもあるでしょう。


 ・ 誰かから、酷い目にあっている。

 ・ 自分に欠けているもの。



要するに、「普段は意識できないもの」 なわけですが、「これからの課題」 とも取れるでしょう。

「何とかしなければならない、そんな何か」


これを社会に投影し、一生懸命活動している人もいるでしょう。

問題を見誤っているので、いつまでも満たされませんが。


こういうのが、「夢」に現れることもあります。

車だと、「普段、あり得ないような乱暴な運転をする」とか、「ブレーキが効かない」とか。

服装だと、「裸で街にいる」とか、「靴がない」とか。

「鎖につながれた犬を見た」とか、「死んでいる鳥を見た」とか。

その時の状況が、「何らかのカタチ」で夢に出てくる。

言葉にできないものが、何らかの夢の中の経験として、出てくる。


「それそのもの」が、実際に起きるわけではありません。

むしろ問題になるのは、「そのようなこと」。


 ・ まるで、ブレーキが壊れたみたいな。

 ・ まるで、裸であるような。

 ・ まるで、鎖につながれたような。

 ・ まるで、死んでしまっているような。


心当たりがあると、「ギョッ」とします。

気づかされる。


気づくといっても、いきなり全部が分かるということは、ないでしょう。

「そんなことを言ったって、××はおかしい」となる。

でも、ちょっとした疑問や違和感は、生まれてくるわけだ。




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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