ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
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手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの15「妖怪、ワタシ失敗しないので」(6月7日)


妖怪フタクチオンナ 登場。

(メガネより誕生)



(ネタばれ注意)


ブラックな待遇に耐えかねたか、ロデオマルが妖怪の代理人と契約。

敵の妖術を、戦闘以外で打破できるか?

九衛門が、キンジに近づく。



ヒーロークラブ 手裏剣戦隊ニンニンジャー VOL.2 暴れてアッパレ!新オトモ忍参上 [DVD]





[前半のレビュー]


忍者道場(にんじゃどうじょう)では、お勉強(べんきょう)タイム。

講師(こうし)は、霞(山谷花純)です。

生徒(せいと)は、風花(矢野優花)と凪(中村嘉惟人)。

霞先生の教え方は分かりやすいと、好評(こうひょう)だ。


と、霞が言った。

「ところで、スターさん。そこにいるのは、分かってますよ」


壁(かべ)がグルンと回って、スターニンジャーが出てきました。

「バレておりやしたか」

「では、さっそく」


刀(かたな)をかまえたぞ。


でも、霞はピシャリ。

「すみませんが、今日はおふたりに、忍術論(にんじゅつろん)を教えてますので、『お命(いのち)頂戴(ちょうだい)しやす』は、ご遠慮(えんりょ)ください」


風花も言いました。

「高校の勉強と忍者の修業の両立(りょうりつ)って、たいへんなんです」


これは困(こま)りました。

キンジ(多和田秀弥)は好天(笹野高史)に、期限(きげん)は1ヵ月だと申(もう)しつけられているのです。

それまでに、決着(けっちゃく)をつけなければならない。


でも、凪はこんなことを言ったぞ。

「どっちにしろ、霞ちゃんを狙(ねら)うのは無理(むり)だと思うよ」





それは本当でした。

スターニンジャーは、身動(みうご)きが取れない。


見ると、影(かげ)にピンクのシュリケンが喰(く)い込(こ)んでいます。

影縫(かげぬ)いの術(じゅつ)だ。


霞の方が、一枚上手(いちまいうわて)ですね。


めんどくさそうに、風花は言いました。

「わたしたちじゃなく、お兄ちゃんとヤッくんに、相手してもらえばいいじゃないですか」



そのふたり、天晴(西川俊介)と八雲(松本岳)は、オトモ忍を使い、探索中(たんさくちゅう)。

探すのは、天空(てんくう)のオトモ忍だ。


こちらも、好天の宿題(しゅくだい)です。

「天空のオトモ忍を呼(よ)び覚(さ)まし、手なずけよ」


何だかみんな、好天の手のひらの上で、踊(おど)らされてるみたい。

食えないじいさんだ。



シノビマルとドラゴマルを見上げる存在(そんざい)が、ふたつ。


ひとつは、晦正影(つごもり まさかげ)だ。

「今日はひとつ、あのオトモ忍とやらを狙うのは、どうじゃ?」

「九兵衛(きゅうべえ)」



「九衛門(きゅうえもん)でございまする!」

もうひとつは、十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)。


おっと、バイソンキングバギーに乗ったロデオマルまで、現(あらわ)れたぞ。

「イヤッハ~!」

お命頂戴に来たわけですが、急ブレーキ。

「あ…。おふたりも、忙しそうでございやすね」

スターニンジャーは、ため息(いき)交(ま)じり。

「こちらも、お命頂戴できやせんや…」



晦正影のもとに、妖怪が参上(さんじょう)した。

「これは、ご家老様(かろうさま)」

「交渉(こうしょう)ごとであれば誰にも負けない、このフタクチオンナに、ご指示(しじ)を…」



フタクチオンナは、メガネから生み出された妖怪。

モチーフとなったのは、二口女(ふたくちおんな)。後頭部(こうとうぶ)にも、口があります。長い黒髪を使って、頭にある口に食べ物を運ぶ、日本の妖怪だ。


正影は、フタクチオンナに言った。

「忍びの連中(れんちゅう)が持つオトモ忍を、我々(われわれ)の味方(みかた)につけたい」

「あのデカブツを、丸(まる)め込むことはできるか?」



「もちろん、できますが…」と、フタクチオンナ。

「それよりも、忍びの連中を寝返(ねがえ)らせるのは、いかがでしょう?」





晦正影が、フタクチオンナのノド元に、錫杖(しゃくじょう)を突(つ)きつけたぞ。

「おぬしごときが、わしに意見(いけん)する権利(けんり)など、ないわ!」

かなりお怒(いか)りのようです。


フタクチオンナは、すっかり恐縮(きょうしゅく)してしまった。

「ああ…申(もう)し訳(わけ)ございません」

ひざまずき、両手(りょうて)をつきます。

「ご命令(めいれい)通(どお)りに、いたします」


正影はやさしい声で、こんなことを。

「失敗(しっぱい)したら、おぬし程度(ていど)の妖怪…」

「ふふ…プチリと、つぶしてくれよう」



虫(むし)扱(あつか)いかよ。

上司(じょうし)にしたくないタイプだな。


「はい…」と頭を下げたフタクチオンナですが、すぐに立ち上がったぞ。

「でも、わたし、失敗しないので」


妖怪フタクチオンナ




忍者スターバーガーが反応(はんのう)した。

スターニンジャーは、大喜(おおよろこ)び。

「イヤッハ~!」

「妖怪ですかい!」

「ロデオマル、おまえは戻(もど)ってな!」



こうしてスターニンジャーは、妖怪を探しにいってしまった。


これが、まずかったようだ。

フタクチオンナが、スターニンジャーと別(わか)れたロデオマルを追いかける。

肩(かた)に乗(の)ると、ささやきだしたぞ。

「あなたも、たいへんですね」

「文化(ぶんか)の違(ちが)う国に連(つ)れてこられたあげく、都合(つごう)のいいように扱(あつか)われて…」

「ああ! 警戒(けいかい)は無用(むよう)です」

「あなたに、いい話があります」



二枚舌(にまいじた)とか言いますが、口がふたつあるだけに、ヤバそうだぞ。



キンジが駆けつけると、霞、風花、凪がいた。

けれど、妖怪の姿(すがた)はなし。

みんなが来る前に、どこかに消えたようだ。


あっと、天晴と八雲も合流(ごうりゅう)。


それをビルの上から、敵幹部(てきかんぶ)が見ていたぞ。


「そろそろ、よい頃(ころ)じゃ」と、晦正影。

「九兵衛」


「九衛門でございまする!」

九衛門は、プイと横を向いた。

でも、仕事はします。

「妖術、ガシャドクロ召喚(しょうかん)の術」


九衛門が打出(うちで)の小槌(こづち)を振ると、街(まち)にガシャドクロが出現(しゅつげん)。


「ちょっと…ありゃあ…」

ん?

キンジが興奮(こうふん)してますね。

「ワオッ! まゆ毛つきのガシャドクロさんでございやすか!」

「何てレアな、妖怪でございやしょう!」


さっそく、写メでパチリ。

「コレクター魂(だましい)に、火がつきやすよ!」


まゆ毛つきガシャドクロ


(まゆ毛つきって、コアラのマーチか!)


キンジは変身し、スターニンジャーに。

召喚の術で、相棒(あいぼう)を呼びます。





あれ?

ロデオマルが来ない…。



それなら任(まか)せろということで、シノビマル、ドラゴマル、ダンプマル、ビュンマル、ワンマルが参上。

シュリケン合体し、シュリケンジンに。





ロデオマルがやって来ました。


って、その肩から、妖怪が降(お)りてきた。

「ハ~イ! どうも、失礼(しつれい)いたしますね」

「わたくし、フタクチオンナと申します」


驚(おどろ)くスターニンジャーに、あいさつだ。

名刺(めいし)まで渡(わた)してるし。

「ロデオマルさんとお話した結果(けっか)、あなたと交渉させていただくことになりました」

赤いメガネを、クイクイ上げる。

「厳(きび)しい重労働(じゅうろうどう)を強制(きょうせい)され、相応(そうおう)の報酬(ほうしゅう)も待遇(たいぐう)も、まったくなし」

「これほど劣悪(れつあく)な労働環境(ろうどうかんきょう)は、あり得(え)ません」

「そこで、わたくしが代理人(だいりにん)となり、待遇を改善(かいぜん)するため、スターニンジャーさんとの話し合いを任されたのです」



スターニンジャーだって、反論(はんろん)しますよ。

「ロデオマルがそんなこと言うなんて、信(しん)じられやせん!」

「とにかく、あいつと、話をさせてくださいやし!」


変身を解除(かいじょ)して、キンジの姿に戻った。


が、フタクチオンナに、取り付く島はありません。

「ロデオマルさんとの交渉は、すべて、わたしを通して行ってください」

「わたし、ロデオマルさんの代理人ですから」



あ!

ロデオマルも、うなずいてる。


なんてこった。

契約書(けいやくしょ)まである。

拇印(ぼいん)が押されてるし。

ってか、ロデオマルには、指紋(しもん)があるのか。


戦いながら聞いていたニンニンジャーたちも、これにはビックリです。

ロデオマルが、妖怪と契約してしまった。


!!


いきなり、ロデオマルが、シュリケンジンに殴(なぐ)りかかってきたぞ。

どうした!

殴るなら、スターニンジャーだろ。


モモニンジャーは、こう推理(すいり)しました。

「おそらく、ロデオマルさんは、あの妖怪の口車(くちぐるま)に乗せられてしまったのでしょう」


さらにスターニンジャーとも契約して、何かさせるつもりなのかもしれません。


先週は振り込め詐欺(さぎ)で、今週は口車。

社会派か、ニンニンジャー。


ここでアカニンジャーが指示を出した。

スターニンジャーの所に、アオとモモを行かせます。

頭脳(ずのう)が要(い)りそうだもんね。


ロデオマルは、自分で止めるつもりだ。


ということで、ガシャドクロは、キとシロに任せることになりました。

ふたりだけで、何とかなるんだろうか?

操縦(そうじゅう)できるの?



アカは、ロデオマルを分離(ぶんり)させ、ロデオマルの方へ。


キニンジャーはパオンマルを召喚し、合体させました。

シュリケンジンパオーンで、戦うぞ。





手裏剣戦隊ニンニンジャーひみつ百科



仮面ライダードライブ ライダーヒーローシリーズ10 仮面ライダードライブ タイプトライドロン







[第15話 Bパート]


妖怪フタクチオンナとキンジの交渉が、始まりました。


といっても、完全(かんぜん)に、フタクチオンナのペースだ。

「ロデオマルさんを止めるには、この契約書に、拇印をお願いします」


契約書の内容を、キンジは読み上げてみた。

「ひとつ、甲・スターニンジャーは、乙・妖怪に対(たい)し、ヒーハーを言わない」

「ひとつ、甲が乙の写真(しゃしん)を撮(と)る際(さい)は、1枚までとする」



割(わり)とどうでもいいことが書いてありますが、契約書には項目(こうもく)が多い。

後半にいくほど、重要(じゅうよう)なのかも。

あら、最初の方だけ読んで、キンジはその気になってるぞ。

あっ!

拇印を押そうとしてるし。


「待った!」

八雲が駆けてきました。

「これ以上、無駄な拇印を押すな!」


霞もいます。

「わたしたちがスターさんの代理人となって、交渉させていただきます」

ニッコリ笑って、キンジに言いました。

「あなたもロデオマルさん同様(どうよう)、口車に乗せられやすそうですので」


「いいでしょう」と、フタクチオンナ。

「では、交渉の場へ」

目の横にVサインを作ると、目が輝(かがや)いた。


??


術を発動したのか、みんな、大きな会議室(かいぎしつ)に飛ばされています。


霞だけ、服(ふく)が変わってるぞ。

赤いメガネに、スーツ姿。

どうも、自分でやったようだ。

「シュリケン忍法、美人(びじん)代理人(だいりにん)の術です」

できる女、ハンサムウーマンってやつですな。


美人代理人 霞


「ふっ…」と、フタクチオンナは笑った。

「美人?」

「あらかじめ申し上げておきますが、この場所で戦闘(せんとう)はできない決まりとなってますから」



話し合いで勝利(しょうり)するしか、なさそうだ。

口がふたつある相手に、勝てるだろうか?


フタクチオンナは、晦正影に認(みと)められるため、確実に勝利するつもりです。

自信満々(じしんまんまん)に、言い放(はな)ったぞ。

「わたし、勝ちますから!」


キンジは、小声(こごえ)で聞きました。

「勝てるんでございやしょうか? 霞お嬢(じょう)ちゃん」


「勝算(しょうさん)はありません」と、霞は言う。

「でも、負(ま)けはしません」



あっと、シノビマルとロデオマルが、殴り合ってる。


ガシャドクロと戦うシュリケンジンパオーンは、圧(お)され気味(ぎみ)だ。

やっぱり、ふたりだけではキツイか。


なので、ふたりで、術を発動。

シュリケン忍法、分身(ぶんしん)の術!

<カクレンじゃ>


これで、シロが3人、キが2人、計5人になった。


イケイケドンドンだ。

追加(ついか)の、召喚の術。


UFOマルを呼んで、空から攻撃(こうげき)させた。


さらに、シュリケンUFO合体。

シュリケンジンUFO!


撃(う)て、UFOマルランチャー!



シノビマルとロデオマルも、エキサイト。

ヒートアップして、激(はげ)しく殴り合ってるぞ。



会議室からも、ロデオマルが殴り合っている姿が見えました。


キンジは、もう泣(な)きそうだ。

「もう、見ていられやせん」

「拇印を…」



ああ!

押すつもりか?


!!


八雲と霞が止めようとしましたが、間(ま)に合わなかった。

契約書に、拇印を押しちゃってます。


??


キンジが、おかしくなったぞ。

正体(しょうたい)を失(な)くして、暴(あば)れ出した。


契約書に拇印を押すと、妖術にかかってしまうようだ。

ロデオマルがああなったのも、このため。


フタクチオンナは、新たな契約書を突きつけます。

「ふたりを元に戻すための、新たな契約を結(むす)ばせていただきます」

「ご異存(いぞん)なければ、拇印をこちらに」



これは、困った。

ヘタすりゃ、イモヅル式だ。



あれ?

シュリケンジンUFOも、やっぱり苦戦(くせん)。


キニンジャーは言った。

「風花ちゃん。これ、分身した方が、キツイ気がする」


作戦失敗?


でも、やるしかありません。


兄に負けないように、シロニンジャーは気合(きあい)を入れました。

思い切り、ガシャドクロを殴る。


キニンジャーは、パオンマルにも協力(きょうりょく)させたぞ。

両肩(りょうかた)のキャノン砲(ほう)を、発射(はっしゃ)。





これで、スキができました。


これはチャンスと、UFOマルランチャーを、敵(てき)の口に突っ込む。


そのまま発射だ!

シュリケンジン、UFOビッグバン!


口の中に大砲(たいほう)を撃ち込み、見事(みごと)、ガシャドクロを撃ち砕(くだ)きました。

もう、木端微塵(こっぱみじん)。


ヘロヘロになりましたが、ふたりで、ワッショイ…。


シュリケンジンUFO


が、休んでる場合じゃなかった。


ロデオマルが、シノビマルを、一本背負(いっぽんぜお)い。

投げ飛ばすと、シュリケンジンUFOに、銃口(じゅうこう)を向けた。


ロデオマルの銃撃(じゅうげき)を受(う)けて、シュリケンジンUFOは火だるま状態(じょうたい)。

えらいこっちゃ!

しまいには、オトモ忍に、分離させられてしまいました。


さらに銃口は、シノビマルに向けられます。


側転(そくてん)に、前方回転(ぜんぽうかいてん)。

何とか銃撃を避(よ)けたシノビマルでしたが、これはいかん。

瓦礫(がれき)が落ちて、人々の上に降(ふ)り注(そそ)いでるぞ。


あわててシノビマルは、ロデオマルに組み付きました。


が、ロデオマルは止まりません。

妖術で、正気を失ってしまってる。

撃つのをやめません。


ビルが破壊(はかい)され、人々の上に瓦礫が降り注ぐ。

まるで地獄絵図(じごくえず)です。


これにニンマリしているのは、九衛門だ。

怖れが、たっぷりとたまってゆきます。


が、晦正影は言うのでした。

「ほれほれ、何をボサッとしておる」

「さらに、ガシャドクロを出さぬか、十兵衛」



もう、言い直す気にもなれません。

九衛門はため息をついて、術を発動。

「妖術、ガシャドクロ召喚の術」


街にまた、ガシャドクロが出現。


これに対応するのは、オトモ忍たちだ。


ダンプマルの上から、キニンジャーは叫(さけ)んだ。

「こうなったら、オトモ忍 総攻撃(そうこうげき)だ!」

マキビシを投げる。


ワンマルも、負けません。

ガシャドクロの鼻(はな)っ柱(ぱしら)に、噛(か)み付いたぞ。


パオンマルとUFOマルも、加勢(かせい)する。





ああ!

シノビマルを振り払ったロデオマルが、ダンプマルを攻撃。

銃弾(じゅうだん)を撃ち込まれ、ダンプマルが炎(ほのお)に包(つつ)まれた。


何とか止めようと、ロデオマルに噛み付いたワンマルも、振り払われ、大きく飛ばされたぞ。


「ロデオマル!」

シノビマルの上のアカニンジャーに、さらにスイッチが入る。

懐(ふところ)に飛び込むと、銃を蹴(け)りあげた。

胸(むな)ぐらをつかむようにして、ロデオマルに訴(うった)えかけます。

「いい加減(かげん)に、目を覚(さ)ませ!」



その様子は、霞たちがいる会議室からも見えた。


すまして、フタクチオンナは言います。

「拇印を押せば、スターニンジャーさんとロデオマルさんは、元に戻りますから」

「ご異存なければ、拇印をそちらに…」



(ボイン、ボインと…。月亭可朝かっ!)


暴れるキンジを抱え込みながら、八雲は言った。

「仕方(しかた)ない。ふたりが止まるのなら、オレが押す」

「霞姉、あとは頼(たの)む」



しかし、霞は冷静(れいせい)に返します。

「やめてください、八雲くん」


じれる、八雲。

「じゃあ、他に、何かいい手があるのか?」


と、霞がメガネを外(はず)して、答(こた)えた。

「ありません」


これには八雲も、まいりました。

「え?」

固(かた)まっちゃいそう。


霞は、「お手上げで~す」とか言っちゃってるし。


霞 お手上げで~す


(どうした、霞! 壊れたか?)




アカニンジャーは訴えかけます。

「ロデオマル! 自分が何やってるのか、分かってるのか!?」

「バッキャロ~!!」


シノビマルのパンチが、ロデオマルの顔面(がんめん)に炸裂(さくれつ)。

「話しても分からないなら、男と男、拳(こぶし)で語(かた)り合おうぜ!」


シノビマルとロデオマル、殴り合い


こうして、シノビマルとロデオマルが、1回ずつ、顔面を殴り合う展開(てんかい)に。

昭和だ、昭和!



もう、お手上げなのか、霞がフタクチオンナを褒(ほ)めだした。

「本当に、優(すぐ)れた代理人さんです」

「手も足も出ません」

「あなたを敵にした、わたしたちがイージーでした」

「ね、八雲くん」


そっと、ウインク。


ちょっと間(ま)が開きましたが、八雲も理解(りかい)した。

話を合わせます。

「ああ、確(たし)かに、オレたちがイージーだった」

「今までの どの妖怪よりも、強かったな」



褒められ慣(な)れてないのか、フタクチオンナは うれしそうだ。

「ええ? そんな…」


霞が立ち上がります。

「待遇も、ものすごく、いいのでしょうね!」

「憧(あこが)れます!」



けっこう大げさなポーズなんですが、そんなことよりも、フタクチオンナは、褒められるのがたまらなくうれしいらしい。

「ええ? いえいえ、そういうわけでは…」


笑顔(えがお)で、霞はフタクチオンナに近づきます。

「では、よほど上司の方に、大事にされているのですね」


ここでフタクチオンナは、「えっ?」となった。

本当は、その逆(ぎゃく)なのです。

意見する権利などないとか、失敗したらプチリと潰してやるとか、そんなことを言われたばかり。

「いえ…むしろ、その逆で…」


急に霞が、大きな声に。

「それは、おかしいです!」

「今すぐ、苦情(くじょう)を言うべきです!」



これには、フタクチオンナの方がビックリしました。

「そんなこと…口がふたつあっても、ご家老様には言えませんから」


バンッ! と、霞はテーブルを叩く。

「ダメです!」

「こんなにも優秀(ゆうしゅう)なあなたは、もっともっと、幸せになる権利があります!」

「妖怪として、女として!」



幸せになる権利…。

妖怪として、女として…。

そんなこと、考えたことなかった。


フタクチオンナの中で、何かが目覚めようとしていた。



一方、シノビマルとロデオマルは、殴り合い。

オトモ忍軍団は、ガシャドクロの攻撃を防(ふせ)ぐだけで、手一杯(ていっぱい)だ。

戦力をうまいこと、分断(ぶんだん)されてしまいました。


頼みの綱(つな)は、霞と八雲。



霞は言った。

「あなたほど優秀な方は、本当の自分を解(と)き放(はな)つべきです」

「そして、飛び立つのです」

「あの空へ!」



空は、思っていたより、青かった。

いや、空をこんなにしっかりと見たことなど、なかったかもしれない。

フタクチオンナは、自分の目や心の中から、かさぶたのような古(ふる)いものが、ポロポロと はがれ落ちてゆくのを感じだ。

今、生まれ変わろうとしている感覚(かんかく)がある。


「分かりました」

フタクチオンナは、決心(けっしん)しました。

「もう、ご家老様の顔色(かおいろ)など、うかがいません!」

「こんな契約書など、おさらばです!」


ホワイトボードの契約書を、破(やぶ)り捨(す)てたぞ。





キンジが、元に戻った。


これに、霞はニンマリ。


フタクチオンナは、興奮してます。

契約書を全部、破り捨てる。

「さようなら、昨日(きのう)のわたし!」

「こんにちは、明日(あした)のわたし!」






ロデオマルも、元に戻ったぞ。


それを、アカニンジャーは勘違(かんちが)い。

「オレたちの拳の意味(いみ)、やっと、分かってくれたか」


八雲は喜びます。

「ナイスだな、霞姉」


霞は、フタクチオンナに言った。

「シュリケン忍法、ヨイショッショの術です」


かわいそうなフタクチオンナ。

やっと、のせられていたことに気づきました。


さあ、変身だ。

<モモニンジャーシュリケン>

<ザ・変化(へんげ)>

<ニンニンニン>

<ニンニニンニン>

「シュリケン変化!」

<モモジャー ニンジャー>


忍者一番刀で、フタクチオンナの肩を突いたぞ。


!!


術が解除され、会議室だと思っていた風景(ふうけい)が消えた。

本当は、野外(やがい)だったようだ。



正気を失っていたので、キンジには訳(わけ)が分かりません。

「いったい、何がどうなって…」


すると、モモニンジャーが言った。

「言ったじゃないですか」

「勝算はありませんけど、負けはしませんと」






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[第15話 後半のあらすじ]


スターニンジャーとロデオマルが復帰(ふっき)。

「ご迷惑(めいわく)をおかけいたしやした」

「あとは、あっしとロデオマルで、責任(せきにん)を取りやす」

「みなさんは、おふたりの加勢(かせい)に」



ガシャドクロはスター&ロデオマルに任せ、みなはモモとアオのもとへ。


あらためて、スターニンジャーは、相棒に言った。

「ロデオマル、お互(たが)い操(あやつ)られて、いいとこなしでございやしたからね」

「名誉挽回(めいよばんかい)と、いきやしょう!」



さあ、バイソンチェンジだ!

バイソンキング降臨(こうりん)!

イヤッハ~!



怒り爆発の、フタクチオンナ。

地団太(じだんだ)を踏(ふ)み、キ~ッ! となってる。

「わたしをダマすとは、嫌(いや)な女! 嫌な女~!」


でも、モモニンジャーは言います。

「ダマしたのではありません」

「手玉(てだま)に取らせていただいただけです」



さあ、名乗(なの)りだ。


わたくし、勝つまでやめませんので。暴れてアッパレ! アカニンジャー!

わたくし、優秀ですから。轟(とどろ)け八雲! アオニンジャー!

わたくし、笑顔を絶(た)やしませんから。きらめきの凪! キニンジャー!

わたくし、頑張るのをやめませんから。ひとひら風花! シロニンジャー!

わたくしに逆らうと、うふふふふ。揺(ゆ)らめく霞! モモニンジャー!


忍びなれども、忍ばない!

手裏剣戦隊、ニンニンジャー!


「忍ぶどころか…」


って、言いかけてるアカを、モモが突き飛ばす。


「暴れます!」


あっと!

火炎(かえん)の術を発動させ、モモニンジャーが斬(き)りまくる。

炎(ほのお)の剣(けん)が、止まらんぞ。

こりゃ、ごっついで!


これぞ、シュリケン忍法、火炎暴(かえんあば)れ斬(ぎ)り!


さらにモモニンジャーは、ガマガマ銃(じゅう)を手にした。

「それではいきますよ、みなさん」


「ああ」と、アオニンジャー。

「逆らって、霞姉を敵に回したくないからな」


(つい、本音が出た)


全員で、ガマガマ銃を発射!

カエルの舌(した)のように、光線が伸びてゆく。

<忍者一撃>


これに貫(つらぬ)かれ、妖怪フタクチオンナは、もう虫の息だ。

「わたくし、失敗しましたので…」

大爆発し、チリと消えた。


「ごきげんよう」

モモニンジャーは、ぺこりと頭を下げました。


シュリケン忍法、火炎暴れ斬り!


さあ、残るは、ロボ戦だ。


スターニンジャーは、もうノリノリ。

「イヤッハ~!」

「そろそろ、トドメといきやしょうか!」


最後はこれで。

「バイソン 荒(あら)くれバスター!」


銃撃で、ガシャドクロを粉砕(ふんさい)したぞ。


「忍ばず~イヤッハ~!」

「フォ~!」



!!!!


勝利を喜ぶスターニンジャーのもとに、十六夜九衛門が。

「やあ、スターニンジャー」

「少し、話をしないかい?」



バイソン 荒くれバスター!


場所を変え、変身を解除し、キンジは九衛門の前へ。

「あっしも、おめえさんに、聞きたいことがあったんでございやす」

「どうして、ラストニンジャ様を、裏切(うらぎ)ったんですかい?」



背(せ)を向けて、九衛門は答えた。

「彼は、怖れたんだ」

「伊賀崎の一族じゃないボクに、終わりの手裏剣を託(たく)すことをね」

「ボクからしたら、裏切ったのは彼の方さ」

「そこでだ」


振り返って、キンジを見る。

「スターニンジャー、ボクの弟子にならないかい?」


冗談(じょうだん)でしょうといった顔で、キンジは笑う。

「おめえさんの弟子?」

「何を、バカげたことを…」



「バカげてるかな?」

やさしい中性的(ちゅうせいてき)な声が、心に忍び込んでくるようだ。

九衛門は言った。

「ふたりの力があれば、奪(うば)えると思わないかい?」

「キミも狙っている、終わりの手裏剣をね…」



キンジは、真顔(まがお)になった。

「どうして、そのことを…」


口元(くちもと)を隠(かく)し、九衛門は笑います。

「ふっふっふっふ…」

「まあ、考えておいてよ」


そう言うと、闇の中に消えてしまった。



と、そこに、天晴たちが。

「おお、こんなとこ、いたのか」


キンジは笑顔を作って、振り返った。

そして、謝(あやま)る。

「みなさん、今回は本当に、ご迷惑をおかけいたしやした」


天晴は、ポンッ! と肩を叩きました。

「まあ、いいってことよ」

「気にすんな」




風花は、八雲に聞いた。

「でも、霞ちゃん、そんなにすごかったの?」


「すごいなんてものじゃない」と、八雲。

「もはや、怖れすら感じた」

(ブルブル…)


「やめてくださいよ、八雲くん」

そう、霞だって、乙女(おとめ)です。

「忍者たるもの、怖れるべからずです」

そっちかいな。


キンジも分かったようですね。

「とにかく、霞お嬢ちゃんを狙っても、無駄なこと、分かりやしたよ」


「さっすが、霞ちゃん」

凪も、前に出ました。

「シュリケン忍法、裏番長(うらばんちょう)の術の使い手だね」


「裏番長ですか?」と、霞は笑った。

が、そのあと一瞬(いっしゅん)、真顔に。


凪は、ちびった。

3滴(てき)ほど、ちびった。


霞は裏番長?






にしても、九衛門は何者なのか?

そして、キンジも…。





<感想>


今回の妖怪は、フタクチオンナ。

意味を間違えると、Hな感じになるじゃないか。

ボインを押すとか言ってるし。

いや、何でもない。


相手の心のスキにつけ込み、交渉と称して、妖術をかける。

ひとりかけたら、それをエサに、次の者を契約させる。

悪質だ。


でも、ニンニンジャーには、上手がいました。

交渉人、霞さん、登場。

相手を褒めて喜ばし、疑問を投げかけたり、新しい世界に誘ったり。

ついには、相手に、契約書を破らせた。

いよっ、裏番長!




そして最後には、新展開も。


弟子志願のキンジですが、実は、終わりの手裏剣を狙っているようだ。

ということは、父と兄のことと関係するのだろうか?


そして、なぜ、九衛門がそれを知る?

今回、伊賀崎の一族ではないことが語られました。

あの仮面の下には、どんな顔があるのだろう?





手裏剣戦隊ニンニンジャー シュリケン合体 DXシュリケンジン



手裏剣戦隊ニンニンジャー シュリケン合体 DXバイソンキング






来週のニンニンジャーは――


ニンニンジャー 来週の予告

第16話「父ツムジはスーパー忍者!?」


敵の狙いは、ニンニンジャーのアジト。


旋風は思った。

「オレは守られているだけなのか?」


天晴は言う。

「親父が、すっげえ忍者になればいいんだ!」


父も、暴れるのか?






今週のおまけ

左上:フタクチオンナの名刺。
右上:ロデオマルとの契約書。捺印済み。

左中:憧れます!
右中:ウインク、霞さん。

左下:リーガルハイな、美人代理人。
右下:逆転裁判?




















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手裏剣戦隊ニンニンジャーの第15話を見ました。 忍びの15 妖怪、ワタシ失敗しないので キンジが霞を狙ってくるが、霞は凪と風花に忍術論を教えていた。 「高校の勉強と忍者の修行の両立って大変なんです!」 「そうそう、悪いけど邪魔しないでよね。ちょっと壁戻して」 「いや、しかし…!あっしはあっしで都合がございやして…」 「でも、どっちにしろ霞ちゃんを狙うのは無理だと思...
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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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