ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
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加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第6章 自然の感情が あなたをよみがえらせる

(P195)「満足」という名のストレス



前に書いたように、感情なんて、人それぞれ。違って当たり前です。好みも、何を感じるのかも、人によって違う。それが大前提なのでしょう。

困るのは、同じように感じないと不満がる親がいること。これを加藤諦三さんは、「我執(がしゅう)の強い親」「我執の親」と呼んでいる。(先週の記事参照)


例えば、親があることを光栄だと思う。でも、子どもは、つまらなそうだ。そんな時、我執の親は、「どうして喜ばないのか?」と怒りだす。

自分が「いいこと」だと感じたことを、子どもが「いいこと」だと感じてないと、「どうしてなの?」と責める。

「自分にとっていいこと」と「子どもにとっていいこと」の区別がつかないのです。(もっというと、「本当にいいことなのか?」ということも、考えない)

そしてしまいには、「いいことだと感じないおまえは、悪い子だ」となってしまう。また、子どもの方も、やさしい子ほど、「自分はダメな子だ」と思い込んでしまいます。

ただただ、感じ方が違うだけなのに。


親はいいことだと思う。でも、子どもはいいことだと思えない。親は楽しいと思う。けれど、子どもは楽しいとは思えない。それに気づければいいですが、親がそれに気づけないと、どうなるか?

親が満足することが勝ちすぎて、子どもが満足することが疎かになってしまいます。こうして、子どもは少しずつ、ストレスをため込むことになる。

人間なら、多少ストレスを受けることはあるものの、問題はそれが「いつも」になってしまうこと。いつも、同じ人が決める。いつも、同じ人が優先される。いつも、いつも。

そして、そんな子どもに甘えている親ほど、子どもに「甘えるな」と言ってしまう。


そこで過剰適応したよい子は「満足した」となる。この子が味わっているのは「満足」という名のストレスなのである。

(P196)





「自然な感情を見失えば、やがて生きることに無意味感が出てくる」と、加藤諦三さんは言っています。

本当は望んでいないものを「喜ぶべき」「ありがたがるべき」と思い込もうとしても、さすがに無理なのです。

「おいしい」と感じる時の顔と、「おいしいと思うべき」と強制している時の顔が、同じわけがない。

感じるものは、自分の奥の方から、勝手にやって来ます。自然とわいてくる。加藤さんはおっしゃっています、あらかじめ用意されているものではない

まさに、その通りなのでしょう。


「くだらない」というのも、感情として出てきたものと、押しつけられたものと、両方あるようです。

本当は、「やってみたい」のかもしれない。でも、「くだらないのだから」と、自分を偽り、抑圧する。

よい子が疲れやすいのも、このため。自分を偽ることに、多大なエネルギーを使うことになるようですね。





自分に気づく心理学



身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価







<<「第47回 感情に対する恐怖、我執とは」│「第49回」>>


 → 「自分に気づく心理学の目次 前半 第1章~第3章」




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生息地:関西
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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