来週からは、続 烈車戦隊トッキュウジャー2?
第32駅「決意」
(ネタばれ注意)ダイニングセットブラザーズ 登場!
自分たちの本当の姿に、ライトたちはビックリ。
このまま解散してしまうのか?
ターミナルが変形。
ハイパーレッシャテイオー、登場!
[前半のレビュー]
今日で解散?
突然のことに、ライト(志尊淳)たちは騒然(そうぜん)。
車掌(関根勤)さんに、詰め寄ります。
ワゴンさんは
「1回バラバラにしたあと、再結成して、トッキュウジャー2になるとか!」って言ってますけど、さすがにそんなことはなさそう。
チケットくんは言った。
「解散って言ったら、解散です!」
「おまえたちはもう、トッキュウジャーじゃなくなるんです!」これは、マジっぽいぞ。
解散を宣告(せんこく)したのは、
オカズでも惣菜でもなく レインボーライン総裁らしい。
直接 かけ合うため、ライトたちはハイパーレッシャターミナルに向かいます。
が、その途中(とちゅう)で、とんでもないものを見てしまった。
窓ガラスに映る自分たちの姿は、子ども。
これは、どういうことだ?
通りかかった虹野明(長濱慎)も、驚いてしまいました。
☆
ショックを受けた5人は、明と一緒に、烈車に戻った。
さっきのは何だったんだろう?
意味が分かりません。
いや、みんな薄々(うすうす)感づいていたのかもしれない。
ただ、認められなかった。
そんな中、ヒカリ(横浜流星)が、車掌さんに言いました。
「オレたち、ホントは子どもってことだろ?」「やっぱり、そういうことなんだよね…」トカッチ(平牧仁)も、力なく肩を落とす。
車掌さんは、こう説明してくれました。
「あなたたちの町がシャドーラインの進攻によって、闇に呑(の)まれた時、あなたたち5人は強いイマジネーションで、闇の中から飛び出しました」
「その時、その強いイマジネーションを借りて、あなたたちを大人の姿にしたのが、総裁です」理由は、シャドーラインと戦うため。
大人の方が、闇に対して免疫(めんえき)があるから。
チケットくんが、補足します。
「つまり、子どもの強いイマジネーションを持ちながら、大人の抵抗力も持つ、それがトッキュウジャーの強さってわけです」なるほど、だから、子どもの頃の記憶しか無かったってわけか。
しかし、今まで何の説明もなかったのには、納得(なっとく)できません。
とはいえ、これは車掌さんやチケットくんも、知らなかったこと。
聞いてびっくり玉手箱でした。
ライトは、車掌さんに聞いた。
「それより、何でトッキュウジャーが解散になるの?」そう、戦わせるために、大人にしたのに。
言葉に詰まる車掌さんに代わって、チケットくんが答えます。
「結論から言うと、おまえたちのためです!」解散することが、ライトたちのため?
ますます、分かりません。
☆
こちらはシャドーラインの基地、キャッスルターミナル。
シュバルツ将軍が皇帝を狙(ねら)ったと聞き、ネロ男爵は怒り心頭だ。
(新・三大○○調査会のテーマを探してしまいそう)すると、ノア夫人が言いました。
「ご安心を。このわたくしが、陛下に手出しはさせませんわ」が、モルク侯爵は、信用していません。
「守りたいのは、陛下なのかどうか…」相変わらず、シャドーライン幹部たちの関係は、グッチャグチャ。
誰が味方で誰が敵なのかも、分かりません。
にしても、ハイパーレッシャターミナルを叩(たた)けなかったのは、惜しいところ。
そこで、ネロ男爵の配下が動くことに。
実は、ダイニングセットブラザーズには、まだ弟がいたのです。
先週、弟であるチェアシャドーを犠牲(ぎせい)にして生き残った、兄のテーブルシャドー。
その下には、チェアシャドーBとチェアシャドーCという弟がいた。
(先週のチェアシャドーは、末弟か?)
弟の恨みを晴らすべく、ダイニングセットブラザーズが動きます。
☆
真実を知った、ライトたち5人。
総裁は、こう言ったそうだ。
「彼らも、闇との接触が多すぎた。その影響は、小さくない」
「それでなくとも、彼ら自身が変わりはじめている」
「彼らの成長だ」
「このまま変わり続ければ、元の子どもには戻れなくなる」
「彼らのためにも、トッキュウジャーをやめさせるしかない」こうなると、本当にトッキュウジャー2を募集するしかないのか?
このまま戦いを続ければ、子どもにはもう戻れなくなるかもしれない。
そして、大人の姿だと、町が元に戻っても、家族に気づいてもらえないかもしれません。
あの日常には、もう帰れない可能性も。
どうすればいいんだろう?
戦い続けるのか?
それとも、新たなトッキュウジャーに任せて、ターミナルで待つか?
そんな中、ライトは言った。
「オレたち…もう変わってるよ」
「秘密基地の頃とは…」
「どこがどうって分かんないけどさ」「確かに…」と、ミオ(梨里杏)。
「ライトがそんなこと言うのが、もう違うよね」こんなマジメな、しっかりしたこと言うなんて。
「でも、簡単に決められない」戦うのは、昔に戻るため。
平和な日常を取り戻すため。
でも、戦うことで、それを失うかもしれないのです。
☆
そんな中、警報が鳴りました。
総裁が、アナウンスします。
「緊急連絡(きんきゅうれんらく)。シャドー怪人たちが、ターミナルに接近している」これは困ったぞ。
ライトたちは解散を宣告され、頭を抱えている状態。
もちろん、トッキュウジャー2なんか、できてません。
と、明が立ち上がった。
「オレひとりで、十分だ」
「あいつらが町へ帰るレールを守る」
「とっくに決めたことだ」さすが、保線作業員の鏡!
☆
シャドーライン接近を知り、ライトは駆け出しました。
それをミオが止めます。
「ライト! 今度だけは、先に行かないで!」立ち止まったライトですが、背中を向けたままで言った。
「オレ、決めたんだ」
「シャドーライン倒すって」
「それを誰かに任せて戦いが終わるの待ってるなんて、死んでも無理」
「元に戻れなくなって、母さんたちにオレだって分かってもらえなかったら、その時は…」
「たぶん、泣くかな…」それでもいいと、ライトは言う。
「シャドーを倒すのも、元に戻る町も、オレには見えてるから」
「自分でやらなきゃ」
「(そうでないと)勝利のイマジネーションは、絶対に見えない!」
「だから、オレは、トッキュウジャー続ける!」ただただ能天気に突っ走っていたライトが、こんなことを言うなんて。
確かに、前とは違うようです。
こんなにいい顔しちゃって、もう。
ライトはひとり、駆け出しました。
☆
街には、ダイニングセットブラザーズとクローズ軍団が出現。
人々を殴(なぐ)り飛ばしています。
その前に立ちふさがったのは、黄色ヘルメットにタンクトップの男。
虹を見て正義に目覚めた、虹野明だ。
予想外の数に、テーブルシャドーは言った。
「なんだ、寂しい出迎えだな」ヘルメットをクイっと上げ、上目づかいに、明は言います。
「オレには派手な死に場所だ」変身アイテム、アプリチェンジャーを手に、かまえたぞ。
<変身いたしま~す>
「トッキュウチェンジ」<白線の内側に下がって お待ちくださ~い>
クローズの群(む)れに、トッキュウ6号が突っ込む。
今日は、武器を放り投げません。
ユウドウブレイカーで、斬(き)りまくる。
☆
ライトも、現場に急ぎます。
懸命(けんめい)に走った。
と、その前に、踏み切りが。
ちょうど電車が通るところで、待たねばなりません。
!!
通過する電車越しに見えたものに、ライトは驚いた。
線路の向こう側にいるのは、幼い頃の自分?
いや、あれこそ、本来の自分の姿だ。
やがて電車が通過し、遮断機(しゃだんき)が上がりました。
その時、ライトの脳裏(のうり)に、記憶(きおく)がよみがえった。
星祭りの日、母親に灯篭(とうろう)を渡したこと。
そこに記(しる)された夢は、「宇宙にいく!」。
名前も書かれています。
<鈴樹来斗>
これが、ライトの本名か。
線路の向こう側の、少年ライト(馬渕誉)は微笑んだ。
それを見た こちら側のライトは、しっかりと うなずきます。
そして、駆け出した。
向こうに渡り、少年ライトとハイタッチ。
少年ライトも、今のライトも、この選択に納得した。
自分で決めたことだから、迷わない。
さあ、行こう!
描く未来へ。
[第32駅 後半のあらすじ]
クローズ軍団と戦う、トッキュウ6号。
そこに、ライトも到着。
さっそく変身だ。
トッキュウチェンジ。
ふたりで、クローズと戦うぞ。
☆
4人はまだ、ターミナルにいます。
「ヘンだよね」と、トカッチは言った。
「ボクたち、もう大人だって思ってたはずなんだから」「ホントに思ってた?」と、ヒカリ。
「思い出すのは子どもの頃のことばかりだし、町にいるのは、あの頃のままの家族だと思ってたんじゃない?」「疑問にも思ってなかった」と、ミオは言います。
「…っていうか、無視してたのかな?」
「やっぱり、子どもだったんだよ、わたしたち…」星の見える、昴ヶ浜(すばるがはま)。
砂浜を、みんなで走ったっけ。
夜空は、ホントに きれいだった。
5人並んで、「きらきらぼし」を歌ったんだ。
そんなことを思い出したら、4人して歌ってしまった。
互いの顔を見て、笑ってしまいます。
ミオは言った。
「わたしたちは変わっても、きっと、町は変わらないね」カグラ(森高愛)も、うなずきます。
「だから、取り戻さなきゃ!」トカッチも、ヒカリも、想いは同じだ。
!
と、4人の前に、子どもの姿の自分たちが。
今の4人と、本来の4人が、向かい合います。
手を振る、子どもの姿の、ミオ(石井薫子)、カグラ(清水らら)。
トカッチ(永瀬圭志朗)は、ジャンプまでしてる。
ヒカリ(山﨑光)は、照れくさそうに笑ってら。
ともかく、本来の4人は、今の4人の決意を、歓迎したようです。
さあ、行こう。
仲間が待ってる。
☆
クローズを倒し、ダイニングセットブラザーズとの戦いに突入。
今回のチェアシャドーは、トリッキーだ。
イスを使って、ジャンプ。
トッキュウ1号の剣を、避(よ)けた。
かと思ったら、ここで術を発動。
1号をイスに固定します。
こうなると、もう、座(すわ)ったまま立てない。
あっと!
6号も、同じ攻撃を喰らってるぞ。
イスに座らされ、立てない状態。
思うように動けない1号と6号は、チェアシャドーBとCに蹴(け)られます。
これでイスからは解放されましたが、地面を転がり、互いにぶつかった。
しかも、これだけでは終わりません。
テーブルシャドーが三つ又の槍(やり)を振るうと、エネルギー波が飛んできた。
さらに、チェアシャドーBとCに斬りつけられ、大ダメージだ。
変身は強制解除され、ヒザをついて、倒れてしまった。
おそるべし、ダイニングセットブラザーズのコンビネーション攻撃。
dining(ダイニング) というよりは、相手を dying(ダイング:瀕死) にしてしまう。
倒れたふたりに、テーブルシャドーが言い放ちます。
「トッキュウジャー、たったふたりじゃ勝ち目ねえな!」このまま終わってしまうのか?
チェアシャドーBとCが、剣を手に突進してきたぞ。
!!
そこに仲間たちが、文字通り飛んできた。
トカッチ、ミオ、カグラは体当たりし、ヒカリは飛び蹴りを放ちます。
チェアシャドーは吹き飛ばされ、ライトと明は救われました。
あっけにとられているライトに、トカッチは言った。
「ライト、ボクたちも一緒に見るよ」
「勝利のイマジネーション!」ヒカリも言う。
「オレたち5人は、いつも一緒だ」ライトの顔は、もう、くしゃくしゃ。
うれしすぎて、泣けてくるくらい。
「そう! 一緒だ」さあ、明も加わって、一列に。
<変身いたしま~す>
「トッキュウチェンジ!」<白線の内側に下がって お待ちくださ~い>
走るトッキュウレッシャー。
線路マークを胸に、スーツ装着。
アイガードは、レールだ。
<トッキュウ1号 2号 3号 4号 5号 6号>
勝利のイマジネーション!
烈車戦隊、トッキュウジャー!
決意と共に、こちら側に渡った。
ボーダーを越えたぞ。
さあ、一気に決めよう。
出発進行!
無数のイスを投げる、2体のチェアシャドー。
1号から5号が、トッキュウブラスターのウチマスモードで、イスを撃ち砕(くだ)きます。
一列に並んで、烈車のように突き進む。
次は、キリマスモードだ。
順々に、斬りつけるぞ。
1号、2号、3号、4号、5号、6号。
ダイニングセットブラザーズに、連続して、胴斬り。
そのまま止まらずに折り返して、次は横一列に。
同時に斬りつけた。
それだけでは終わらず、1号と6号、2号と3号、4号と5号、それぞれがコンビで、連続攻撃。
止まることなく、斬りまくったぞ。
吹き飛ばされ、地面を転がる、ダイニングセットブラザーズ。
ここで1号が、ハイパーレッシャーをセット。
ハイパートッキュウ1号に。
さあ、仕上げといこう。
ダイカイテンキャノン!
<ハイパーレッシャー>
<本日の最終レッシャーになりま~す>
<5連結~>
ハイパー5連結クラッシュ!
6号も、技を合わせます。
トルネードビーム!
2つの必殺技に撃ち抜かれ、ダイニングセットブラザーズは大爆発。
トッキュウジャーの勝利だ。
いや、まだ終わりません。
3体のシャドー怪人は、すぐに巨大化復活。
ならばこちらは、トッキュウレッシャー全車両 発車だ。
ターミナルから、出発進行!
現場に着いたら、超烈車合体!
超トッキュウオー完成!
右手にポリスレッシャー、左手にファイヤーレッシャーを、烈車武装したぞ。
ビルドダイオーも、乗車完了!
こちらは、シールドレッシャーを武装する。
まずは超トッキュウオーが、ポリスガン&消火アームを発射。
ん?
テーブルシャドーは、後ろを向いたぞ。
ああ、背中のテーブルで防御するつもりか。
チェアシャドー2体も、その後ろに隠れた。
テーブルシャドーのテーブルは、盾にもなるようだ。
すごく硬そう。
ポリスガン&消火アームの攻撃を、難なく 弾き返してしまいました。
今度は、チェアシャドーが攻め込んできたぞ。
手にした刀で、超トッキュウオーに斬りつける。
さらには、キックまで。
もう1体のチェアシャドーも、ビルドダイオーを攻めます。
刀で突いて、前蹴りを喰らわせる。
ビルドダイオーはシールドビームで反撃を試みましたが、チェアシャドーは刀でビームを弾き返してしまった。
こいつら、やっかいだ。
さらにダイニングセットブラザーズは、コンビネーション攻撃に出た。
「巨大ちゃぶ台返し!」おっと、今回は敵をひっくり返すのではなく、自分をひっくり返した。
テーブルシャドーが四つん這(ば)いになると、テーブルに変化(へんげ)。
これを両側から、チェアシャドーが持ち上げる格好。
くるりと回転させて、投げつけてきたぞ。
これが、超トッキュウオー&ビルドダイオーに命中。
大ダメージに。
さすがに3体相手だと、キツイか。
ここで総裁から、連絡が入った。
「業務連絡。トッキュウジャーに、ハイパーレッシャターミナルの使用を許可する」このピンチに落ち着いてるな~って、
何っ!
ハイパーレッシャターミナルを使うだって!?
総裁は言った。
「トッキュウジャーを続けるという彼らの決断を尊重する」これを聞いたチケットくんは、プンプンです。
「はあ~!?」
「解散しろとか言っといて、あっさりすぎでしょ~!」でも、今は、それどころじゃありません。
チケットくんは、超トッキュウオーのコックピットに出現。
「は~い! 説明、省きま~す!」
「ハイパーレッシャー使って下さ~い!」と、1号に指示した。
何だかよく分からないけど、1号は従います。
ハイパーレッシャーを、再度セットする。
すると、ターミナルが変形しだした。
ホーム周辺施設を折りたたんで、烈車形態(ハイパーレッシャー)に。
巨大な烈車が街中を走り、トッキュウジャーの元へ。
おっと、いきなりのビーム発射だ。
ダイニングセットブラザーズが吹き飛ばされたぞ。
直撃を受けたチェアシャドーの1体は、破壊された。
これは、デカくて、強い。
チケットくんが指示します。
「ライト! おまえが運転するんですよ!」ハイパートッキュウ1号は超トッキュウオーのコックピットを飛び出し、乗り換え。
さあ、ハイパーレッシャ変形だ。
金の粉を散らせて登場したのは、ハイパーレッシャテイオー。
最初の攻撃はこれだ。
ハンドランチャー!
マッ!さらには前に出て、空手チョップ。
これも、強烈だ。
体重が乗っています。
敵の頭が割れそう。
さあ、こうなれば、こっちのもの。
後方から、超トッキュウオーが、必殺技を放ちます。
超トッキュウオー フルバーストフィニッシュ!
ビルドダイオーは、パケットブレイクだ!
これが命中し、もう1体のチェアシャドーも爆発。
残すは、テーブルシャドーだけに。
さあ、行け、ハイパーレッシャテイオー。
金の粉が降る中、手刀の二段突き。
大上段から袈裟(けさ)切りしたかと思えば、下から払い上げる。
1号が叫(さけ)びます。
「見えた! おまえの終着駅!」
「ハイパーレッシャテイオー、ジャイアントフラッシュ!」両手と胸から、圧縮(あっしゅく)したイマジネーションエネルギーを発射したぞ。
これを全身に受けて、巨大化テーブルシャドーは悶絶(もんぜつ)。
大爆発し、粉々に砕け散りました。
いろいろありましたが、見事な大勝利です。
見守っていた総裁も、ふう~とひと息。
汗なんか、ふいちゃって。
☆
戦い終わって、烈車の中。
今回の出来事を、車掌さんはこう振り返ります。
「ライトくんだちがトッキュウジャーを続けること。それがターミナルを出してきた、総裁の狙いだったんですかねぇ?」チケットくんも言った。
「確かに、いろいろ知ったせいで、ライトたちがまた、子どもから離れた感じがしますよ」ワゴンさんは え? 何が? とか言ってますが、車掌さんも感じるものがあるようです。
「自分たちが何者であるか知る」
「引き返せない一歩かと…」そうそう。
ライトたちは、自分のフルネームを思い出しました。
ライトは、鈴樹来斗(すずき らいと)。
トカッチは、渡嘉敷晴(とかしき はる)。
ミオは、夏目美緒(なつめ みお)。
ヒカリは、野々村洸(ののむら ひかり)。
カグラは、泉神楽(いずみ かぐら)。
灯篭に書いた願い事も、性格を表してるかな。
ライトは、宇宙に行く。
トカッチは、みんなとずっと、いっしょに、いられますように。
ミオは、お父さんがケガしませんように。
ヒカリは、強くなりたい。
カグラは、パパとママと大喜とお店やりたいです。
星を見上げ、ライトは歌った。
「きらきらひかる~♪」微笑み合って、みんなも歌います。
きらきらひかる~♪
そして同じ頃、闇の皇帝ゼット(大口兼悟)も口ずさんでいた。
「おそらのほしよ~♪」◇感想◇
やはり、ライトたち5人は子どもでした。
でも、自分たちの想像力で大人になったのではなく、総裁の力で、そうなったようだ。
理由は、子どもの自由なイマジネーションと、大人の闇に対する抵抗力を、併せ持つ存在にするため。
そのおかげでシャドーと戦えたわけですが、同時に、過酷な運命も背負ってしまったようだぞ。
このまま戦い続ければ、子どもには戻れなくなりそう。
けれど、町を救い出し、日常を取り戻すには、戦うしかない。
難しい選択の中、ライトたち5人は、戦うことを選びました。
前を向いて、成長の道を歩む。
その先に待つものは、いったい、何なのだろう?
よき未来をイメージし、今は突き進みます。
仲間たちと共に。
◇
総裁の声優は、鳥海浩輔さん。
11月で連載が完結する『NARUTO -ナルト-』の 犬塚キバ役でおなじみの人ですね。
スーパー戦隊では、ゴーカイジャー(ヴァンナイン)、ゴーバスターズ(ライノダブラー)、キョウリュウジャー(デーボ・ココドーコ)と、連続して声を当てている。
来週の烈車戦隊トッキュウジャーは――
第33駅「カラテ大一番」
ライトとヒカリは、ライトのおじいちゃんの空手道場に通っていたみたい。
そんなふたりが、シャドー怪人の企みで、戦うことに?
木之元亮さん&井上高志さんも、出演するぞ。
今週のおまけ
左上:阪急電鉄「1000系」。
右上:大井川鐡道「16000系」。
左中:JR九州「キハ125形400番台 特急“海幸山幸”」。
右中:ウサたんな、レインボーライン総裁。
左下:笑い合える仲間たち。
右下:来週からは、「続 烈車戦隊トッキュウジャー2」が――始まらない。
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