ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
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加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第5章 人を愛し、人から愛される能力

(P146)「どうでもいいこと」に大の大人が怒るわけ



小さい子は、「どうでもいいこと」に、こだわることがあります。

例えば、目的地に行くのに、AとB、2つの道がある。Bの道を通った方が、目的地には早く着く。なのに、子どもは、どうしてもAを通りたいと言う。それはもう、駄々をこねるぐらいに。

Aを通ろうが、Bを通ろうが、大人にとっては「どうでもいいこと」です。でも、小さい子は時に、大いにこだわる。その要求が通らないと、泣き出すことさえある。

こういう時、大人は、「子どもって不思議だな~」と思うかもしれません。あるいは、「バカだな~」と思うこともあるかもしれない。

しかし、考えてみると、大人だって同じようにしていることは、少なくないのかもしれません。


第三者から見れば、「どっちでもいいこと」、「大差ないこと」。それにこだわり、思うようにいかないと、憤慨する。

そんな時、当事者は、「そっちを選ぶには理由があるんだ」とか「AとBでは全然違う」と主張するかもしれません。そう考えると、小さい子にだって、それと同じことがいえるのかもしれない。大人ほど、うまく言葉にできないだけで。



大人だってそんな小さなことでも自分の期待していたことと違えば、心の底で子供と同じように怒っていることが多い。

(P147)




でも、ひと口に大人といっても、些細なことで怒る大人もいれば、そうでない大人もいる。この差は、何なんでしょうか?


小さい子は、不思議なことにこだわることがあります。自分でドアを開けたがったり、何かのスイッチを押したがったり、大人からすれば「どうでもいいこと」を、やりたがることがある。

この時大事なのは、「なぜ、そうしたいのか?」という理由ではなく、「そうしたい」という<気持ち>なんでしょう。理由や原因はともかく、そうすることで満足するわけです。


子どもは奇妙なことにこだわり、それをやりたいと駄々をこねることがある。ただ、その欲求が満たされると、多くはそれを卒業する。

この「卒業する」というのがミソで、あまりに要求が満たされない時、子どもは卒業の機会を失うのかもしれません。

やがて成長に伴い、駄々をこねるのは恥ずかしいことだと教えられる。なので、欲求を抑圧することになる。けれど、それは消えたのではなくて、心の底に溜まり、むしろ増えることだってある。

「そんなことをするのは恥ずかしいことだ」、そう言って抑圧しながら、イライラしているケースもあるでしょう。我慢することで、実は、安定を失っている。


大人に余裕がある時、子どもが「どちらでもいいこと」にこだわっても、それに付き合うのでしょう。逆に、大人に余裕がない時、それをワガママだと非難する。「どうして、どうでもいいことにこだわるのか!」と、憤慨するかもしれません。

でも、それが将来、何を生み出すのかと考えれば、ちょっと…ね。



小さい頃甘えの欲求を満たされていない者が、馬鹿らしいほどくだらなくて、どうでもいいことに、大きな心理的影響を受けることは決して不思議なことではない。いやあたりまえのことである。

(P149)




子どものように振る舞うことを、極端に否定する人がいます。

それはある意味、子どものように振る舞うことに、非常にこだわっているともいえる。

余裕のある人は「どっちでもいい」と言うのに、「絶対ダメだ!」とかまえてしまう。

これは見方を変えると、自分の中にいる元気な子どもを、もてあましているのかもしれませんね。

あるいは、卒業していない課題が、まだ残っているのかもしれない。

それとどう付き合うか? ということ。

無性にイライラするというのは、付き合いを拒否することで、生じているのかもしれません。





自分に気づく心理学




精神科医が教える「怒り」を消す技術 (怒りのコントロールが人生を幸福にする)







<<「第34回 共依存と無意識下の交流」「第36回 正直な子どもと、抑圧する大人」>>


 → 「自分に気づく心理学の目次 前半 第1章~第3章」




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生息地:関西
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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