ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第4章 なぜかイライラしてしまう人は 人生全体の方向が間違っている

(P137)男性を不能にする女のタイプ


疑り深い人にも、2つのタイプがあるのだという。

 (1) 小さい頃から、裏切り続けられた人。
 (2) 依存性を抑圧している人。


(1)は分かりやすいですよね。裏切られ続けた経験から、人間全体がそうだと思い込んでしまう。認知の歪みのひとつ、「過度の一般化」の状態。

(2)について、加藤諦三さんは、このようにおっしゃっています。


隠された依存性のある人、愛情欲求の不満な人、それらの人は心の底の底で自分に失望しているのではないだろうか。自分はダメな人間であるという感じ方を身につけてしまっているのであろう。

(P137)



何らかの事情で基本的信頼を満足に得られなかったので、なかなか自分を信頼することができない。何もない状態ではどこか落ち着かず、何かにつけ確かめようとしてしまいます。

例えば、相手が自分のことを好きか、確かめないではおれない。相手の気持ちが気になる。これが、疑り深くなってしまう理由です。

心身が健康な人は、ニュートラルな状態で安定してます。基本的に、自分も相手も信頼しており、過度に疑うことはない。この人間の基盤が、ライフサイクルの乳児期にも関係するのだという。(「ライフサイクル 乳児期」



本には、このようなことも書いてある。


自分に失望している人のほうが、他人に自分を尊敬してもらいたがる。

(P138)



自分で自分を信頼している人は、それだけでも安定できます。しかし、それが欠けていると、外から信頼されないと、安定できないというわけですね。

自分の中に支えがある人は、それだけで安定できる。でも、それがない人は、外から支えてもらわないと、安定できないのです。

人間が安定しているには、「認められているという感覚」が要るのでしょう。それは大まかにいえば、「自分で自分を認めている感覚」と「自分が相手(周囲)に認められている感覚」のふたつがある。

なので、安定するのに必要な量を得るには、前者が少ない場合、後者を増やさざるを得なくなるというわけ。


疑いと信頼のバランス



相手に認められたい人は、同時に、相手に甘えたいという欲求を、心の奥に持つようです。

 幼い頃に十分に甘えられなかったから → 自分を信頼することができず → 他人に尊敬してもらいたがるようになる。

 幼い頃に十分に甘えられなかったから → 大人になってから、甘えたい欲求が無意識下に出てくる。



表面上は、大人として尊敬されたい。でも、裏面では、相手に甘えたい。この矛盾した欲求により、葛藤が生じることも。大人として扱われれば甘えたい気持ちは満足できず、子どものようにあやされれば大人としての自尊心が傷つく。


隠された依存性は、人間関係にも影響を及ぼすようです。例えば男女の関係だと、愛情欲求がどうしても激しくなってくる。それが続くと相手は、息が詰まるようになり、やがて消えてしまうと。

また、相手が自分を愛しているか、確認したくなる。これもほどほどならいいのですが、人間関係を壊すほど度が過ぎてくると、困りもの。相手が逃げてしまいます。

でも、その渇望は心のずっと奥にあって、目の前の相手ではない別の存在に対して向けられているものなのかもしれません。





自分に気づく心理学




「だから自分はダメなんだ」と決めつけない ~こころ楽になる気持ちの扱い方~







<<「第32回 秘密を許さない親」「第34回 共依存と無意識下の交流」>>




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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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