ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第3章 不安なのは 本当の自分が見えないからである


(P89)



健全な関係とは、時に要求し、時に要求される関係。つまり、「お互い様」ということ。対等です。

でも、これができない癖を持つことがあるようです。


いつも要求されるばかりで、こちらから要求することが許されていない。

そういう関係が慣習化してしまうと、他との関係でも、この癖が出てしまう。

これを加藤諦三さんは、「従順性」と呼んでいます。


このタイプが他者と接する時、相手を満足させるとか、相手の要求をかなえるとか、そういうことで関係を維持しようとする。

相手の期待に応えることが、第一となるようです。


ところが、相手がそれを望んでいるとは限りません。

特に、対等な関係を望む人と対すると、うまく噛み合わなくなる。

相手は意見を交換したいのに、このタイプは従順であろうとする。

自分の要求は示さずに、相手の要求を聞き、従おうとします。

けれど、それは、相手のニーズには沿っていない。

だから、喜ばれない。


相手は、「対等な関係」を望む。

このタイプは、「従うことで尽くそう」とする。

これではうまく噛み合わず、どちらもだんだんと、居心地が悪くなってしまいます。


このタイプは、「パターンにはまり、動けないでいる」のと同じ。

(気づきにくい)支配に慣れすぎて、そこから外れることができません。

なので、気を遣っているのに、相手の気を逆なでしてしまうこともしばしば。

なぜなら、相手のニーズを読むことをしないから。

相手が欲しがっているものを無視しながら、与えようとしてしまいます。

結果として、相手が望んでないことをしている。

人は望んでないことをされても喜ばないし、むしろそれが毎度毎度だと、ウンザリするぐらいです。





自分に気づく心理学






時に、支配に敏感な人がいます。

社会の中にある支配を見つけ出し、「それはおかしい!」と声を上げる。


では、なぜ、敏感なのか?

それは、「支配にやられている」から。

支配され傷つき、ウンザリしているから。

ただ、それはうまく意識化できてないし、本人には言えないので、代替えとして、社会を敵視していることがある。


身近にある支配は、複雑な感情が絡まるので、気づきにくい。

しかし、いつも一方的に従っているので、ストレスが溜まる。

やがて、堪らなくなる。

そのエネルギーの逃がし方として、社会にある支配を糾弾します。


けれど、自分を傷つける支配はそのままで、何も変わらない。

なので、余計にイラつき、ますます社会を敵視したりする。


そうしながら、このタイプは、従順でもあります。

人との付き合い方が、前述のとおり、相手の要求に従うことにある。

なので、社会の支配構造を糾弾しながら、自分の所属する組織の支配は問題視しないし、むしろ、喜んで受け入れる面も。




これらすべては、長く支配されてきた経験がもたらしているようです。

要求することが苦手なことも、

相手の要求を受け入れようとする癖も、

社会の支配構造に敏感なのも、

長い間ある、そして気づきにくい、一方的な関係にある。


なので、ここにメスが入らない限り、イライラや不安は解消されないようです。





傷つく人、傷つける人







<<「第22回 自分に自信が持てない理由」「第24回 放っておけない人」>>




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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