ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
タイプ1 改革する人


正しさの体現と、間違うことへの怖れ。


エニアグラム


【傾向】


良識的で、理想主義的。

正しいことにこだわり、間違いを指摘する能力に優れる。

自己抑制的で、完全主義的。

すぎると、潔癖症になってしまう場合も。



積極的な場合、実際に行動しようとする。

消極的な場合は、間違いや不正から離れようと努める。

世の中に役立つことを目指し、私利私欲は薄い。


理想を追う一方で、本能的なものを抑圧しようとする。

また、その結果として、怒りを溜め込みやすい。

なので、ふだん自己抑制的に見える反面、内面ではメラメラと燃える感情を抱いている場合も。

時には、それを爆発させてしまい、深く落ち込んでしまう。


感情をストレートに表現することに抵抗があり、抑圧してしまう。

なので、その気はないが、感情を隠してしまう癖がついている。


間違いに気づくことができるが、その分、現状に満足できないことが多い。

正しくないことが気になる。


一番大切にしているのが、「正しいかどうか?」。

理想は、「正しくあること」。




エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)






【各要素と範囲】


<正しさへのこだわり>


(弱):正しい必要なんてない。

(中):できれば正しくありたい(自分)。できれば正しくあって欲しい(相手)。

(強):正しくないのは、おかしい。常に正しくあるべき。


正しさに無関心だと、間違いだらけになってしまいます。でも、正しさにこだわりすぎると、息苦しくなってしまう。

時と場所と場合。TPOによって服装が変わるように、態度も変わります。正しさに対するこだわりだって…。

場合場合を無視するから、逸脱してしまう。

じゃあ…。



<間違いに対する批判>


(弱):間違ってもいい。批判なんかしない。

(中):ひどい間違いや正すべき間違いに対しては、意見する。

(強):どんな間違いも、批判すべき。


批判の目的は、正すこと。まったく批判がないと、改善できません。でも、批判ばかりでも、改善できなかったりする。委縮してしまうことだってあります。

改善されるのに、一番いいのは、どうすることだろう?



<責任感>


(弱):できれば背負わないでいたい。

(中):負うべきものは、できる範囲で背負う。

(強):犠牲が出ても背負うべきだ。


責任にも、範囲があるようです。それも、けっこう明確な場合もあれば、あやふやでよく分からない場合もある。

人間が基本、自由であるにしても、自由にした結果 生じるものについて責任を負わないと、社会は成り立ちません。そういう意味では、責任は人を守るためにある。(秩序や場、守る対象は、いろいろあるけれど)

責任を荷物に例えると、どうだろう?

持たないと、どうにもならない。でも、持ちすぎると、身動きできない。あまりに大きいと、大したことができず、実りある結果は得られそうにありません。また、結果を得たとしても、体を壊しちゃ、どうしようもない。

分配したり任せたりして、得られるものもあるわけだし。



<感情との付き合い>


(弱):いつでも感情に従っていい。

(中):問題ありそうなら、控えたり、コントロールしたりする。

(強):感情は抑え込んで、常にコントロールすべき。


自分の中にあるので自分そのものだとしてしまいがちな感情ですが、自然な反応でもあるので、ややこしい。間違いなく自分のものである反面、制御が難しいですよね。

笑っていい場面もあれば笑っちゃいけない場面があったりして、そういうのを知らず知らず学んで、身につけていたりするし。またそれも、地域差や文化の差があったりして。

感情は、馬に例えられることがあります。この時、自我は、御者に例えられる。馬をどう扱うかは、御者次第。それでうまくいくかもしれないし、馬を死なせてしまうかもしれない。

また、不測の事態が起こらないとも、限りません。

さて、その時、どうする?



<感情の表現>


(弱):いつでも、ありのままに、表現する。

(中):問題なさそうなら、表現する。

(強):感情なんて、見せるもんじゃない。


感情は、内から出てくるもの。ある種、反応で、勝手に出てくるもの。出ないようにはできないし、また、出ないと困る。

「ありのまま」という言葉は聞こえがいいけど、どこでもありのままにしてると、困りそう。無邪気ではあるけれど、思慮に欠けるかも。

でも、感情は出さないと溜まるばかりなので、出さないわけにはいきません。あまりに出さないでいると、それはそれでどうにかなりそうです。

問題は、出し方のようですね。



<怒りとの付き合い方>


(弱):怒りに任せる。

(中):できれば怒らず、穏やかでいたい。

(強):怒るなんて、とんでもない。


ネガティブに捉われがちな怒りですが、「人の尊厳への攻撃に抵抗するひとつの方法」でもあるようです(P157)。

好ましくないことや望んでないことが起これば、自然と生じる。踏みにじられたり、気分の悪いことを何度もされれば、当然、出てきます。

怒りが怖がられるのは、制御不能に陥り、行動化してしまったらどうしよう? と思うから。確かに、怒りと行動が直結してしまうと、怖ろしい面はあります。

が、逆に言えば、行動化さえ避ければ、そんなに怖ろしいものではないとも言える。

問題は、処理の仕方のようです。ずっと抑圧するのは、得策ではない。



<我慢との付き合い>


(弱):我慢なんて、必要ない。

(中):必要ならば、我慢する。

(強):常に己を、律するべき。


我慢がないと身勝手になり、我慢も過ぎると疲れてしまう。

これも、場合場合ですね。

いつも同じだと、どちらにせよ、どうにかなりそう。

逆に言えば、さて、どうなるだろう?





【熟練度】


善悪をきっちり分けられるほど、成熟しているだろうか?

いつでもどこでも批判するというのは、成熟していると言えるのだろうか?





怒りの心理学―怒りとうまくつきあうための理論と方法







自由に。

喜びも、噛みしめて。


すでに厳しさはあるので、赦しを。

まずは、正しくなくてもいい場面から。





<<「はじめに 性格の範囲」「タイプ2」>>


 → エニアグラムの過去記事




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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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