ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
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加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第2章 「甘えの欲求」は心の秘密をとく鍵である

(P43)“気がひける”行為は、実はあなたが本当に求めているものである



甘えの欲求が満たされなかった人は、表面的な態度や考えとは別に、無意識的な飢餓状態を持つことになります。本当は、自分が満足させてもらいたい。でも、表面的には、自分が相手を満足させようとする。満足させなければと思う。

このような、チグハグなことが起こってしまうのです。

このタイプにとって、甘えはよくないもの。だから、禁じる。でも、実際は、禁じるから満たされないし、より求めるような無意識的欲求を強化させてしまいます。

過度なダイエットと、同じですね。

とはいえ、甘えを求めるのはタブーなので、認めることはできません。だから、抑圧する。でも、抑圧するから、それはより大きくなるし、より力を持つことにもつながると。

これは、ユング心理学でいう影。そしてやがて影は、意識レベルにまでちょっかいを出すようになります。人を不安にしたり、イライラさせたり、理由のよく分からない不調を作り出したりもするでしょう。

そしてこの影は、身近な誰かに投影されがちです。

一方では、意識されない甘えたい自分や 欲しがっている自分を他者に投影し、「あの人は甘えたがりだ」とか「欲しがっている」とか言って非難したりする。

また一方では、欲しがっている自分を他者に投影し、それを感じ取って、相手を満足させようと頑張る。


人に与えようとする態度には2つあると、加藤諦三さんは言います。

1つは、情緒の成熟の結果として出てくるもの。尊い、「与える愛」というわけです。でも、もう1つあって、それは前述のように、自分の満足させられたい欲求を投影したもの。そして後者の場合は、心理的な負担を伴うといいます。

本当は自分が渇いているのに、相手に与えようとする。これがどのような状態を作り出すでしょうか?

その1つの目安には、不安があるという。成熟した結果として出てくるものにあるのは与える喜びであり、不安はありません。でも、抑圧の結果として生じるものには、不安や焦り、プレッシャーなどがあるという。


また、相手との関係においても、違いがあると言います。成熟した結果 与える喜びを知った人は、相手から与えられたものを素直に受け取り、これも喜ぶという。でも、抑圧の結果として与えようとする人には、これができない。どうしても、引け目を感じてしまいます。

前者は、与えるし、受け取る。お互い様です。でも、後者は、与えるけど、受け取りたくはない。

では、なぜ、相手の好意を素直に受け入れられないのか?

その理由の1つには、「施しには恩を感じなければいけない」という縛りがあるからなのでしょう。また、素直に受け入れると甘えを認めることになるので、この辺の葛藤もあるようです。

本心としては、甘えたい。でも、意識レベルでは、甘えてはいけないという縛りがある。この間で揺れ動き、素直にはなれないのです。


生真面目なのも、控え目なのも、遠慮がちなのも、これはすべて自分を守るための防衛的性格なのだと、加藤さんは説明している。

この時、他人の好意に接すると、心の底では欲しがっているだけに、この防衛的性格が崩れそうになる。自分が隠し抑圧している本当の心が、表に出そうになる。

これが落ち着かなくなる理由だと。

本当のことに気づきそうになるから、人の好意を避けようとする。


これらを考えると、本当はタブーでもないし、悪いことでもないのに、それを信じ込んでしまっているという心の状態が、見えてきます。





自分に気づく心理学




「心の掃除」の上手い人下手な人 (集英社文庫 (さ28-6))







<<「第9回 甘えらえないわけ」「第11回 なぜ一生懸命になるのか」>>




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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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