ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
感覚型というのは、受け取る機能。そこにあるものを五感により受け取る能力に、特化しています。

しかも、外向型ですから、関心は外に向いている。


熱い・冷たい、○○の味がする、△△が見える、××が聞こえる、□□な肌触りがする、○○なにおいがする。

これは、みんなに共通するものです。それぞれの人が感じられる、外の世界にあるもの。

ただ、外向的感覚タイプは、それを詳細に受け取るし、その感覚をよく覚えているようです。

詳細に、知覚できる。



そういう能力を持っているので、彼らが好むのは、客観的事実になります。

実際の感覚を、好む。

また、その強度はともかく、実際の感覚は誰にとっても実際の感覚なので、理解しやすい。共感が、容易です。

受け取る詳細や強度は違っても、熱いものは熱いし、におうものはにおう。よほど鋭敏すぎるとこの限りではないんでしょうけども、外向的感覚型は、不思議な存在にはならないようです。みんなと同じように感じるから。



彼らは実際の感覚を好み、それを楽しもうとします。

美しいものを見て、素晴らしいものを聴き、おいしいものを食べ、心地好い手触りを楽しむ。時には、スリルといった感覚も楽しむかもしれない。

補助機能として、思考や感情を持つものの、それで判断するよりは、感覚を受け取ることを優先しがちです。

何かを決めるよりは、感覚を楽しむ。

あるいは、感覚を楽しむために、決める。感覚を楽しむことを、決める。



感覚とは、今現在、その時その時の瞬間に生じるものです。

したがって、「今」が優先され、「過去」や「将来」はその分疎かになる。

つまり、今楽しむことが優位に立ち、将来どうなるかについては、無関心。

いわば、アリとキリギリスの、キリギリスのようなもの。

思考や感情といった補助機能がある程度発達していればいいのですが、そうでないと、明日に向く意識に欠けすぎて、危ないことになるかもしれません。

また何事も、楽しむことにのめり込むと、危ない。



外向的感覚型の影は、内向的直観です。

今の感覚に熱心なこのタイプは、明日のことには興味がない。特に、内なる可能性には無関心です。

ただ、劣等機能は眠っているだけで、存在そのものが無いわけではありません。やがて、活性化してくる。

そして、使い込まれていないだけあって、危うい極端な現われ方をします。


客観的事実を好むこのタイプの影は、それとは正反対のものとして現れます。

未成熟な内的な直観が、客観的事実に反したものを突きつけてくる。

それにより、時には妄想したり、人を根拠もなく疑ったりもするようです。

客観的な感覚はなりを潜め、内なるひらめきが支配しだす。

だから急に、宗教や神秘的なものに傾倒することも。



ただ、それが悪いというわけではなくて、単にまだ幼いだけです。

十分に確立されていないだけ。

やりはじめなので、成熟していないだけです。

(そして、影がそうなのは、どのタイプも一緒)


このタイプにとって、未来について考えることは、むしろ必要なのでしょう。

それまでに、「明日は明日の風が吹く」で苦労しているはずです。本人が苦労していなくても、周りが影響を受けているはず。

となると、明日のことを考えることも、必要になってくる。

その手段が、今まで眠っていた直観なのです。


だから、不完全な発現をするからといって切り離すのではなく、むしろ育てることを考えた方がいい。

おかしいからダメということではなく、よりよい方に成長させる。

こういうことが、どのタイプにもいえるんですね…





自我と無意識 (レグルス文庫)
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また、晴れの月夜に~アリとキリギリス もうひとつの物語~
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明日のことを考え出したキリギリスは、どんなキリギリスになるだろう?

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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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