ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
侍戦隊シンケンジャー、第16回。さあ、お待ちかね、今回はついに黒子さんがメインの回です…



修行の一貫としてか、習字に励むシンケンジャーの面々。が、室内であるにもかかわらず、ことは(森田涼花)はモヂカラを発動。岩を具現化してしまいます。

また、負けておれないと、流ノ介(相葉弘樹)と千明(鈴木勝吾)もモヂカラを発動。枝と波を具現化し、巻き添えを喰った黒子さんが、志葉家家宝の花瓶を落としてしまいます。

そこに現れたジイ・日下部彦馬(伊吹吾郎)は激怒。説教モードに。

「少しは黒子たちを見習ったらどうだ。侍たるもの、強ければそれでよいというものではない」
「黒子の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいわ。あははははは」
と。



黒子を見習え、というジイの言葉が気になる流ノ介たち。

「目立ちすぎるな、ってことじゃん」と言う千明に、殿・丈瑠(松坂桃李)は「そうじゃない。ああ見えて、黒子たちはよく働いてくれている。地味にな」と。


確かに、よく見ると、黒子たちはよく働いています。

街の人々の評判もよく、実際、町のゴミ拾いをするなど、地味に活躍しています。さすが、町の鏡と言われるだけあります。

その姿を見て、流ノ介は気づきます。

「なるほど、みんなの憧れとなるような、立派な人間になってこそ、真の侍ということか」

ということで、黒子さんたちに負けないよう、流ノ介、ことは、千明は奮闘することに。


侍戦隊シンケンジャー 第16回 黒子さんたち




黒子さんたちと張り合うも、うまくいかない流ノ介たち。逆に、黒子さんたちのいいところを見せ付けられます。

こうなったら意地でも役に立ってやる、と張り切る三人。

しかし、そこに外道衆が現れたとの連絡が。


オフィス街で暴れる、外道衆“マリゴモリ”。

先に到着したレッドとピンクが相手をします。

が、自称内向的なマリゴモリ、心の殻だけでなく実際の殻も厚く、攻撃が通用しません。一見、気弱そうですが、硬い甲羅を巧みに使い、レッドたちを翻弄します。なかなか手強い。

そこに遅れて駆けつける、ブルー、イエロー、グリーン。

しかし、丸まったマリゴモリには各々の武器が通用しません。


と、そこに逃げ遅れた人たちと黒子さんが目に留まります。

それを助けに行く、グリーンとイエロー。

連携の崩れたシンケンジャーたちはマリゴモリの攻撃にやられてしまいます。


侍戦隊シンケンジャー 第16回 外道衆“マリゴモリ”
外道衆“マリゴモリ”

内気な性格のようで、キレやすい。
血祭ドウコクにまで、人見知りを。

自称“内向的”。
初対面のヤツは苦手だとも。




黒子と張り合ったせいで戦いに遅刻し、挙句の果てに外道衆を逃がした失態に、ジイは怒ります。


千明と ことは は知らないようでしたが、黒子たちは日常生活だけではなく、戦いのサポートもしてくれていたのでした。いつも影に隠れて、街の人の避難や誘導を行なっていたのです。

あの時も、逃げ遅れた人々を避難させていたのでした。

改めて黒子さんたちの偉大さを痛感する、千明たち。


しかし、そんな黒子たちも、戦いに参加することはできません。なぜなら、彼らはモヂカラを持たないからです。

いくら人を守るために戦いたくても、外道衆を相手に戦うには、モヂカラが必要なのです。


「黒子さんがいるから、あたしたちは安心して戦える」
「あたしたちが戦うから、黒子さんはサポートに徹することができる」

と、茉子(高梨臨)。


千明:
「なるほどな。黒子ちゃんたちと張り合ってる場合じゃない、ってことか」

流ノ介:
「互いに違う役割の者が、張り合うことなど無意味」

ことは:
「信頼し合って力を合わせていくっていうことこそが、大切やってことか」


適材適所ということです。

そして殿は、マリゴモリの鉄の防御を打ち破るのに、その適材適所を使う、と。


侍戦隊シンケンジャー 第16回 黒子さんに感心

侍戦隊シンケンジャー 第16回 適材適所で敵を打ち破れ





自分に無いもの、自分に足りないものを知ることは、大事なこと。

でも、それに気づいてくると、それを持っている人が気になったりもする。

時には、張り合いたくなることも。


それは決して悪いことではないけれど、本分を忘れると、厄介かも。


それぞれにはやるべき役割がある。

人から学ぶのはよいことだけれど、本来の役割を忘れるのはまた違う。

それぞれにはそれぞれの役割がある。

そこから学ぼうとするのはよいことで、必要なことだけれど、張り合おうとするのと学ぼうとするのは違う。

それに、違うからこそ役に立つ、違うからこそ助けになる、そういうことがあるので、自らの本分を確立させるのも大事。


「なるほどな。黒子ちゃんたちと張り合ってる場合じゃない、ってことか」

「互いに違う役割の者が、張り合うことなど無意味」

「信頼し合って力を合わせていくっていうことこそが、大切やってことか」



実はこれ、人と人との間にもいえるし、ひとりの人間の中のこととしても、いえたりします…





ガシャポン 侍戦隊シンケンジャー プラカラーヒーロー 全5種セット
ガシャポン 侍戦隊シンケンジャー プラカラーヒーロー 全5種セット





血祭ドウコクでさえぶった斬れるかどうか分からないという、マリゴモリの鉄の防御。果たしてシンケンジャーたちは打ち破れるのか?

そのマリゴモリが再び襲来。駆けつける、シンケンジャーたち。

黒子さんたちに感謝しつつ、一筆奏上、変身です。


侍戦隊シンケンジャー 第16回 黒子さんのお仕事


そして、適材適所の作戦を開始。


まずは、千明の“枝”と ことはの“岩”で、丈夫な壁を具現化し、アヤカシを止めます。

そこに、丈瑠の“炎”を茉子の“風”で倍化し、アヤカシに斬りつけます。

そして最後に、流ノ介の“波”で大量の水を。


するとどうでしょう、鉄壁のマリゴモリの甲羅にヒビが。

炎の攻撃で極限まで高温に熱せられた甲羅は、水の攻撃で急激に冷却されたことで、亀裂が入ったのです。



こうして、一の目を撃破。

二の目も、カブトシンケンオーの高温、カジキシンケンオーの冷却、トラシンケンオーの“虎ドリル突撃”で撃破。

見事、鉄壁の防御を打ち破りました。


侍戦隊シンケンジャー 第16回 シンケンオーの適材適所


張り合う必要はないが見習う必要はある、

日々、影となり、縁の下を支えてくれる黒子さんたちの活躍に感謝する、シンケンジャーたちでした。


が、黒子さんたちもヘマをすることも…





それぞれの役割が噛み合った時、すごい力が。

こういうのは、何でもそうなんでしょうね。

例えば、撮影でもそう。

一番目立つのは主役を演じる人ですが、脇役さんもいれば、声優さんもいる。それぞれのスーツの中の人だっています。脚本を書く人もいれば、アクションを指導する人もいるし、音楽を担当する人もいる。撮影する人、美術を担当する人、音声さん、広報さん、いろんな人がいる。

それぞれの人がそれぞれの役割を果たしてくれるおかげで、我々はよい作品を観ることができます。

会社だってそう。研究開発する部署もあれば、試験をする部署もある。営業、総務、資材、製造、いろんな部署がある。食堂で働く人もいれば、ガードマンさんもいる。

スポーツだって、攻撃のポジションもあれば、防御するポジションもある。フィールドの外にも、いろんなことをサポートしてくれる人たちがいます。

このように、いろんな役割の人が支え合い、物事が進んでゆく。

ああ、ありがとう。


何かと、あれが悪い、これが足りないと、批判ばかりしてしまう現代社会ですが、それよりは、自分を高め、己の役割をしっかり果たせるように努め、そうしながら、他者の役割を理解し、助け合い、感謝し、互いに高めあうことが大事なのかもしれません…





CAST-PRIX SPECIAL 侍戦隊 シンケンジャー 公式ヴィジュアルブック 五侍粋変化
CAST-PRIX SPECIAL 侍戦隊 シンケンジャー 公式ヴィジュアルブック 五侍粋変化





前回、腑破十蔵(唐橋充)が賽の河原に倒れているところを助けた、薄皮太夫。

「所詮、我らは、はぐれ者。望みを叶えんとせねば、生きて三途の川に入った意味はない」と十蔵は言いました。

二人の過去には何が? はぐれ者だという二人には、それぞれどのような過去があるのか…





来週はついに新キャラが登場――

侍戦隊シンケンジャー 第16回 次週の予告 王子じゃないよ侍だよ
第十七幕 寿司侍(すしさむらい)





おまけ――

侍戦隊シンケンジャー 第16回 普段着
今週の私服

街並みもよかった。





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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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