毎週木曜夜6時半よりサンテレビで放送中の「天才バカボン」(再放送)。
第14回は、年末ネタです。
第27話「ソウジキはベンリなのだ」
大掃除のさなか座頭市ごっこに興じる、パパとバカボン。部屋が散らかし放題に。そこに宅配で掃除機が届きます。興味津々のパパは、さっそく掃除機を試すことに。
いろんなものを吸い込む、パパ。お隣で焚き火している落ち葉まで吸ってしまったもんだから、掃除機から煙が。これは危ないと、池の水を吸い込ませ、掃除機は壊れてしまいます。
ハジメちゃんに修理してもらうついでに、吸引力を強力にしてもらう、パパ。しかも、コードレスに――あまりの吸引力に、畳は剥がれるわ、家具は引き寄せられるわで、もうたいへん。ダイ○ンの吸引力どころではなく、まるでデビルマンのドリムーンのよう。
☆
外に出て強力な掃除機を試そうとする、パパ。ネズミを吸い込み、ネコを吸い込み、レレレのおじさんの箒(ほうき)まで吸い込みます。
更にエスカレートして、カツラに入れ歯と、パパの行動はとどまることを知りません。
ただ、その行動が後に、子どもを救ったり、事件を解決したりと…
そして、オチはメルヘンチックだったりして…
☆
その昔、掃除機も、洗濯機も、炊飯器もなかった頃は、何かと大変だったらしいですよ。そういえば、掃除機があった頃でも、昔はわりと、部屋を箒で掃いていた印象。そして、今よりも掃除の頻度が多かったように思います。
そういえば、テレビがなくても観ないだけですむけど、掃除機がないと箒で掃かなきゃならないし、洗濯機がなかったら洗濯板で手洗いだし、炊飯器がなかったら釜戸で炊かねばならないしで、こりゃ、大変だなぁ。
もう戻れないや…
それと、技術ってすごいな。当たり前になりすぎて、忘れてしまいがちだけど。
◇
第28話「もちつきはドロボーがうまいのだ」
年も押し迫ったある日のこと、ママが買物に出かけている間に、パパとバカボンで正月のお餅をつくことに。それを覗き見ていた、盗み先を探していたドロボー二人。パパたちが餅をついている間に仕事を済ませようとしますが、見習いの方がこともあろうにパパたちに餅つきの指南をはじめてしまいます。
もち米を蒸籠(せいろう)で蒸し、臼(うす)に移して、杵(きね)で餅をつく、ドロボーの見習い。その間に親分の方は、家財道具をトラックに積んでいきます――と、そこに現れたのが、本官さん。困ったドロボーの親分は、苦し紛れに「引越しだ」と言ってしまいます。
バカボン一家の引越しを喜ぶ本官さんは、こともあろうにドロボーの手伝いを。
さてさて、どうなることやら…
☆
途中、話はこんがらがって、本官さんの職業倫理(?)と、パパの性善説(?)が火花を散らし、プロレスのように。
今回も、本官さんの受難が…
ともかく、それでも年は暮れ、新年がやって来るのでした。
☆
おしい、おしいなぁ。もう2、3週間ズレれば、ちょうどいい季節だったのに。
そういえば、ドロボーはギャグマンガやアニメによく登場する要素でしたが、最近はどうだろうなぁ。サザエさんくらいだろうか。
口ひげに唐草の風呂敷、黒いジャンバーに帽子といった、定型のドロボーは、昔ほどは見ないかな。
ま、ルパンもドロボーだし、例の一味もまんまドロボーなんですけどね。
おお、そういえば、
例のコスチュームが解禁になったとか。
ともかく、これでいいのだ!!
天才バカボン サウンドトラック総集盤今週の格言――
「どこの誰だか知らないのだ。だから、あっちのこっちの彼方の人なのだ」
「手を焼かないで、餅を焼けばいいのだ」
掃除機に乗ってはいけません
親分と見習い。見るからに…
ナットー! ナットー!
「納豆という掛け声で餅つけば、当然、粘りが出るのだ」
本官さんの受難
でも、実は、どっちもどっち
→
「天才バカボンの目次」なのだ。
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