ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
□タイプ4□

個性的でありたい人・特別でありたい人

個性的に生きたい、特別でありたいと願うタイプ4は、「みんなで」という意識に欠けるかもしれません。「みんな一緒に」とか「みんながそうだから」とか、そういうことに頓着がありません。タイプ4の目的は輝くことであって、奉仕ではないのです。(奉仕することで輝こうとする人は別ですが…)

したがって、集団とはタイプ4にとって、自らが力(個性)を示し輝く場であって、集団に従い奉仕する場ではありません。

この意識によって、タイプ4は周囲とのギャップや不理解に苦しむかもしれません。



タイプ4にとって仕事や役割というのは、自分の能力や才能を示す場なので、「連携」とか「協力」という意識はどうしても薄くなるかもしれません。そして、それが理解されないと「協調性」を理由に、孤立することもあるかもしれません。

才能や性格を認め理解してくれる人が傍にいるといいのですが、そうでないと苦しい思いをするかもしれませんね。特に日本では、才能を示すということを嫌う人も多いようです。それよりは協調性を重んじたりします。



個性と孤独とは、切っても切り離せないものかもしれません。他と違うということは、そういうことです。

それ故に、タイプ4は傷つきやすくなるかもしれません。理解に対して敏感で、理解してくれることに喜びを感じる反面、理解してくれるかどうかイマイチ信じきれなかったりします。それだけの経験をしているわけですね。



認められる場を探すタイプ4ですから、現状認められていないなら、他に心を移すかもしれません。タイプ4が集中できていなかったり、心ここにあらずといった状態ならば、それは認められていないと感じていることを意味しているのかもしれません。ちゃんと評価されていないからかもしれません。

逆に、タイプ4は自分の才能を認められることを好みますから、それさえあれば、意欲的に物事に取り組めるかもしれません。認められることがエネルギーになるのです。



前述のように、タイプ4は経験によりデリケートになっているかもしれません。表面上は「自分の好きなことをしている」といった風に見えても、個性ゆえの孤独や、理解してくれることへの懐疑によって、傷つきやすくなっていたりするのです。

したがって、「目立ちたがり」とか「協調性がない」といった外野の声には敏感で、人知れず傷ついている場合も多々あるでしょう。

タイプ4を大事にしたい人は、そういうことにも目を配る必要があるかもしれませんね。それが外面に現れているかはともかく、そういうことを言われれば大概の人は傷つくものだと思います。傷つくのがイヤだから心をわざと鈍くしている人もいるわけで、それを鈍感だと勘違いしておかしなことはせんことですな。



タイプ4は大きな感情の起伏を好みます。したがって、感情表現もどちらかといえばオーバーになるかもしれません。

それに対してあれこれ言いたくなることもあるでしょうけども、タイプ4のデリケートさを理解するなら、直接的な表現は避けたほうがいいようです。仮に言うにしても、前後のケアは必要かもしれません。特に、通りすがりの罵倒といったものは避けるべきでしょうね。信頼できる人が言うのと、どこの誰だか知らない人が言うのとは、同じではありません。



悲しみを知るタイプ4は、他者の悲しみや痛みについても敏感で、そういった共感には長けるかもしれません。特に、ひと山越えたタイプ4なら、人に手を差しのべることもできるかもしれません。

ただ、傷つきやすさというものは残るわけで、その辺の配慮は、身近な者には必要かもしれませんね。

彼らには、今までの喪失感を埋めるだけの経験が、まだまだ必要なのです。





【タイプ4に対する概要】

才能を褒めること、認めることが第一かもしれません。

傷つきやすくなっているということを分かってください。

「個性的に生きたい人なんだ」ということを理解してください。

ひとりって、本人が気づいてなくても、つらいものです。

「みんな一緒」が苦手な人もいることを、知ってください。



【タイプ4の子供に対して】

褒めること、認めることを忘れないで。

褒めても、タイプ4は増長することは少ないようです。
(喜ぶのと増長するのとは、必ずしも同じじゃないんですよ)

時には、特別視も。それがないと人は育ちません。

傷つきやすいというのは指摘する材料ではなくて、ケアすべき指針です。

これはどのタイプでもそうですが、身近な人が認めることによって、人は満たされるのです。



【その先】

タイプ4もまた、誤ったメッセージを受け取り、それを背負って生きています。

「特別でないと見てくれない」
「平凡なのはいけないこと」

それだけ欠けたものがあるということ、してもらえなかったことがあるということです。

飲まず食わずの人が「おなかが空いた」と言うのに対し、わがままだと言えますか?

水分が枯渇した人が「水を」を求めるのに対し、贅沢だと言えますか?

どのタイプにも事情があって、それによって欲しいものもあれば、感情もあるということです。

さて、タイプ4にとっての赦しの場とは、何なんでしょうね。





「エニアグラムの目次」

来週はタイプ5との付き合い方を…





 




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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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