ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
タツノコプロの名作アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」

パイロットフィルムでは、冒頭、実写で ガラスを「ガチャン!」と割ったシーンがあったような記憶が(キカイダーのデンジエンドみたいな感じ)。


ちなみに、ガッチャマンとはチームの名前ではなく、G-1号 大鷲の健だけの名称である。




科学忍者隊ガッチャマン COMPLETE DVD BOX




今回の主役は、G-2号 コンドルのジョー。

本名は、ジョージ浅倉。日系イタリア人だ。


コンドルのジョーといえば、レーサー、ニヒル、皮肉屋、羽根手裏剣などですが、なんといっても、「バードミサイル」を撃ちたくて撃ちたくて、たまらない男として有名。

もう、やりたくて、やりたくて、仕方ありません。

(さすが、イタリアの血が入っているだけある)



では、その様子を見ていきましょう。




[第6話 ミニ・ロボット大作戦]


5人の愛機、ゴッドフェニックス。

その武器が、バードミサイルだ。

このバードミサイルを撃つには、南部博士の許可が必要。

勝手に撃つのは、御法度なのです。

発射スイッチも、すぐには撃てないように、透明のカバーがついているのでした。


互いを認め合っている健とジョーですが、戦闘中は ぶつかり合うこともしばしば。

特に、バードミサイルを撃つ撃たないで、もめる、もめる。


 どうしても撃ちたい、コンドルのジョー。

 命令に忠実な、大鷲の健。



ふたりは、こんな感じなのです。


ジョー「健、もう、おまえの指図は受けねえぜ。バードミサイルをぶち込んでやるんだ!」

「待て!」

ジョー「ジャマするな、こいつ!」


 撃ちたい! → ダメだって! → 撃ちたいんだって! → ダメだって言ってるじゃん!


まるで、やんちゃ坊主と委員長タイプのぶつかり合いです。



ジョー「くそう! バードミサイルをぶち込んでやるぜ!」

「待て! ダメだ、ジョー! バードミサイルが発射しないうちに、爆発するぞ!」



ジョー「ようし、先制攻撃だ。バードミサイルをお見舞いしてやるぜ! 見てろよ~」

「やめろ、ジョー。奪われたデータを、取り返さなきゃならないんだ。辛抱しろ」



撃ちたくて撃ちたくて仕方ないのに、いっつも優等生の健に止められちゃう。

もう、ジョーは欲求不満状態。

辛抱たまらん。

爆発寸前です。

十五の夜です。

盗んだG-3号機で走り出しそう。



撃ちたいジョーと撃たせない健




しかし、ついに、使用許可が下りたのでありました。


敵に父親を殺された少女。

その敵(かたき)である鉄のムカデが、目の前に。


ジョー「ガマンできねえ。バードミサイルをムカデの頭に、ぶち込んでやる!」


しかし、案の定、健が止めるのでした。

もう、羽交い絞めにしちゃってます。


ジョー「また、お説教かい?」


「違う! そのボタンを押すのは、この子の役目だ」


なななんと、せっかく発射できるのに、ボタンは押せない。

ジョーは、生殺しなのであります。


もはや、ジョーはバードミサイルを撃ちたいんじゃない。

ボタンを押したいだけのです。


くっそ~~! 健のやつ、空気読めよ!



バードミサイルは、見事に命中。

敵メカは破壊され、めでたし、めでたし。

科学忍者隊は勝利し、女の子も敵を討つことができました。


撃つのはこの子


けれど、けれど、ジョーだけは、何とも言えない気持ちに。




敵の潜水艦が出てきた際、ジョーはついに、こんなことを言い出すのでした。


ジョーの心の声「よ~し、ギャラクターめ。帰りの駄賃に、一発お見舞いしてやるか」


こっそりバードミサイルを押そうとします。


が、やはり、健に気づかれた。


「ジョー! 何をするんだ!」

「バードミサイルは、南部博士の許可が!」



ジョー「分かってるよ。もう、耳にタコができてるぜ」

「だがな、健。1回だけでいいんだ。頼む、1回だけ、やらせてくれ



もはや、『ジョー、それ、ミサイルのこと言ってるの?』『まさか、下ネタ?』という感じなのです。





[第5話 地獄の幽霊艦隊]


ムラムラ ―― いや イライラしていたジョーにも、思う存分、撃つチャンスが。


タンカーを次々と襲う、ギャラクター。

被害甚大です。


出動した科学忍者隊は、敵の巨大軍艦を発見。

当然、ジョーは主張するのでした。


ジョー「オレがやる! ミサイルで、ぶっ飛ばしてやる!」


「待て! バードミサイルは、南部博士の許可がなくては、使用できない」


相変わらず融通が利かない、健。

なので、南部博士に連絡を取ります。

まるで、職員室に聞きに行く、委員長だ。


「う~ん」「う~ん」と考え込んだナイスミドル南部ですが、今回ばかりは、特別に許可。

となれば、思う存分、ミサイルが撃てます。

こんな機会、めったにない。



ここで問題です。

我慢に我慢を重ねた後、解き放たれたら、どうなるでしょう?



そう、ジョーは、止まらなくなったのでした。

ボタン押しっぱなし。

つまり、ミサイル撃ちっぱなし。

バードミサイル、連続発射です。

クイッ! クイッ! クイッ! クイッ! クイッ!

止まりません。


さかりのついた犬か!

水かけるぞ!



どんだけミサイル積んどんねん!

そうツッコミたくなるほど、ミサイルを発射。

そのうち、全弾撃ち尽くしたのでした。

予算が心配です。


カチッ、カチッと、むなしく鳴るボタン。

ジョーは言った。

「ミサイルが…切れた」


ジョーやってまう


しかも、敵は全滅していません。

敵の猛反撃を受け、逃げる科学忍者隊。

たくさん撃ったかいがない…。


加減を知らない、ジョーなのでした。


いちご味の羅将ハンに、アレを言われそうだ。





[第97話 明日なき宇宙船レオナ3号]


あれだけ撃ち渋っていたバードミサイルなのに、回を重ねるごとに変化が。


第44話、健は言った。

「ジョー、構うことはないぞ! バードミサイルを、思いっきり叩き込んでやれ!」


第58話では、

「ジョー! 今だ!」

積極的に、バードミサイルを撃たせています。


あれだけ撃ちたがっていたジョーなのに、撃ち慣れたら、こんなセリフを。

「チェッ! 毎度のことながら、効き目のないバードミサイルだ!」


ありがたみもくそも、ないのであります。



しかし、朗報!

新兵器、「超バードミサイル」完成!

超がつくだけあって、威力も超強力です。


が、超バードミサイルができたことで、また変化が。

撃ちたいジョーと、撃たせない健が、復活したのでした。

威力が増大した分、お高くなったようだ。

経費節約のため、なかなか撃たせてもらえない。


しかし、やがて、撃つチャンスが。


民間が打ち上げたロケット「レオナ3号」が、ギャラクターにより、正しい軌道から大きく外されてしまった。

このままでは地球上に落下し、「原子力センター」に激突してしまいます。

そうなれば、大惨事は避けられない。

なんとしても、衝突と爆発を食い止めねば!


かくなる上は、超バードミサイルで、レオナ3号を爆破するしかありません。

南部博士の命令を受け、科学忍者隊、出動!


しかし、レオナ3号の中には、宇宙飛行士がいる。

撃墜すれば当然、彼らは死んでしまいます。


健は苦悩しますが、このままでは大勢の人々まで犠牲に。

(南部博士、天才なんだろうから、何か作戦 考えればいいのに)

他に手段は残されていないのです。


悩んでいる間にも、レオナ3号は大気圏に突入し、原子力センターめがけて落下しています。

残り時間は、あと1分。

どうする、ガッチャマンを冠する男、大鷲の健!

(燕の甚平が、声変わりしてしまうぞ)


こうなれば、もう、あの男しかいません。


ジョー「しょうがねえや!」

「くそう、カッツェめ!」

「オレに、このボタンを押させるのか!!」



あんなに押したがっていたのに、この言い様。


さすがの撃ちたい男ジョーも、緊張しているようだ。

ボタンを押そうとしている手が、震えているぞ。


ジョー「恨むんなら、ギャラクターを恨めよ!」


!!


その瞬間、ジョーを押しのけ、健がボタンを押した!



え?



超バードミサイルは、レオナ3号に命中。

原子力センターは無事で、2万人以上の命が救われました。


けれど、2人の宇宙飛行士の命が…。


そして、ジョーの立場が…。


ガッチャマンはオレだけですから


こんなことなら、ウダウダ言わずに、押しちゃえばよかった ―― のか?


あと少しの命なのに…。


まさか、このタックルが頭に傷を…。





当たり前ですが、本当はシリアスで、かっこいいです。

リメイク版も、超クール。


OVA ガッチャマン [DVD]





[クリスマスの過去記事]

 → 「星飛雄馬のクリスマス/巨人の星」
 → 「フランダースの犬 最終回 レビュー」




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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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