ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
烈車戦隊トッキュウジャー

第34駅「恋は大騒ぎ」


(ネタばれ注意)


ビリヤードシャドー 登場!

突き合い駅 作戦。



ミオに一目ぼれした、表参道義雄(坂本真)。

まるで、ストーカーです。

そこで駆り出されたのは、虹野明。

カップルを装いますが、うまくいくのか?

甘いキッスの行方は?



スーパー戦隊シリーズ 烈車戦隊トッキュウジャーVOL.3 [DVD]





[Aパートのレビュー]


穏やかに走る、レインボーラインの烈車。

その中でカグラ(森高愛)が読んでるのは、「KK」という雑誌だ。

今月号は、恋愛(れんあい)特集のようです。


カグラは聞きました。

「ねえ、ミオちゃん。頼(たよ)れる男性って、どういう人?」


とたんに、ミオ(梨里杏)は、あわてちゃうのでした。

「そっ、そんなこと、わたしに分かんないよ!」


「だよね」と、カグラ。

「ミオちゃん、そういうの苦手だもんね」


委員長タイプのミオは、まじめ一筋(ひとすじ)。

色恋(いろこい)は苦手(にがて)なのです。


そこにやって来たのは、恋愛の達人(たつじん)だ。

「ハイハ~イ♪ 恋愛だったら、わたしに激(はげ)しくお任(まか)せ♪」

ワゴンさん、登場。

「頼れる男っていうのは~」


「ごつい人?」

カグラはそう言いましたが、違(ちが)うらしい。


「イヤ~ン!」

「見た目も大事だけど、男は黙(だま)って、背中で語るのよ♪」



はんま勇次郎
(背中で語るグラップラーの父)



うわっ!!

いきなり烈車が急停車。

みんな、転げそうになっちゃいました。


車掌(関根勤)さんが、駆け込んできます。

「みなさん! 前の駅に、シャドーが乗り入れました!」

引き返して、対応しないと。



街に現れたのは、ビリヤードシャドー。

名前の通り、キューのようなものを持ってますね。

「ユーたち、ミーと、突き合っちゃおうぜ」

逃(に)げ惑(まど)う人を追いかけたかと思うと、捕まえて、背中をキューで突いたぞ(撞いたぞ)。

「それではさっそく、1番をサイドポケットへ」

突かれた人は玉のようにグルグル回り、マンホールに落ちちゃいました。

「ナイスイン! ナイス闇!」


ビリヤードシャドー


ビリヤードシャドーは、次の獲物(えもの)を探します。

目をつけられたのは、メガネをかけたピンク・ジャケットの男。

「ユーと突き合っちゃおうか~」

「といっても、一方的に突くだけなんだけどな!」


男を四つん這(ば)いにさせ、お尻(しり)をキューで狙(ねら)います。


(新しいプレーが開発された瞬間であった)





が、ビリヤードシャドーのキューが、剣で止められたぞ。


駆けつけたトッキュウ3号が、阻止(そし)したのです。

キューを止めると、キリマスモードで斬(き)りつけました。

敵がひるんでいる間に、男性を救出します。


さあ、今度は、残り4人の出番だ。

トッキュウ1号、2号、4号、5号。

敵と、相対(あいたい)しますよ。


立ち上がる、ビリヤードシャドー。

「トッキュウジャーか」

「ユーたちも、ミーと突き合うのか?」


キューを手に、腰をフリフリ。


!!


ここでビリヤードシャドーが術を発動。

ビリヤードテーブルを出現させましたよ。

上には、的玉が置かれています。

手玉をセットすると、ビリヤードシャドーは言った。

「ミーのテクを見てな」

「ブレイクショット!」



手玉を突くと、これが的玉に激突。

的玉はテーブルを飛び出し、トッキュウジャーたちに襲(おそ)いかかりました。


無数の玉が、いろんな方向から飛んでくる。

ぶつけられた4人はダメージを受け、ひっくり返った。


「みんな!」

トッキュウ3号が、あわてて駆け寄ります。


それを、ビリヤードシャドーが狙う。

「さてと…次は3番を、木端微塵(こっぱみじん)だ」

手玉をセットし、キューをかまえたぞ。

今回は的玉がないので、直接、手玉をぶつけるつもりだ。

ブレイクショット!


!!


が、これは読まれていました。

3号は、シンゴウハンマーで返した。

玉が1つなので、軌道(きどう)は分かりやすい。


打ち返された手玉が火を吹きながら、ビリヤードシャドーのどてっ腹に直撃。

悶(もだ)えながら、地を転がります。

打ち返した分、威力倍増(いりょくばいぞう)だ。


形勢不利(けいせいふり)と見て、ビリヤードシャドーは撤退(てったい)します。

「素人(しろうと)のマッセは厳禁(げんきん)~!」

キューで地面を突き、爆煙(ばくえん)が上がったスキに、消えてしまいました。


(マッセでラシャ(布)を傷つけると、弁償させられるかもよ)





敵が逃げちゃったので、5人は変身を解除。

でも、本当の厄介事(やっかいごと)は、ここからなのでした。


さっき助けたメガネの男は、すべてを見ていました。

そして、自分を救ってくれた黄色い人の正体を知った。


凛(りん)とした中に、可憐(かれん)さを感じる。

守りたくって、守られたい。

なびく髪が、たまらなくいいぞ。


ミオさん

表参道義雄


メガネの男が恋に落ちるのも、無理ありません。


男はミオの前に歩み出ると、言いました。

「ボクは、表参道義雄(おもてさんどう よしお)といいます」

「あの…ミオさんでしたっけ?」

「ああ~! ステキな名前だ~! うん~!」

「ボクと…」

「ボクと、付き合ってください!」




「えええええええええええええええ~~~~~~っ!」

エビのように後ろに下がる、ミオでした。


波乱(はらん)の予感が!



「これは運命です!」と、表参道義雄(坂本真)は うったえる。

「あなたは、ボクの命を救ってくれた!」

ミオの手を、両手でギュッと、包み込んじゃいました。

「だからボクは、その恩(おん)に、愛で応(こた)えます」

あちゃ~。

話が通じないタイプだ。

「ジュテーム♪」とか言ってるし。


(ジュテームと囁いていいのは、魔法の天使クリィミーマミだけなんだからな!)


「そんなの困(こま)ります」

ミオはあわてて、手を振り払いました。


なぜか、トカッチ(平牧仁)まで あわててる。

「そうだよ! いきなり、何言ってるの?」


でも、表参道だけは、落ち着いているのでした。

「困惑(こんわく)するのも、無理ありません」

「しかし、その胸のトキメキこそが、恋の…は・じ・ま・り!」



これにミオは、ドン引き。

「あっ、いえ…ときめいてなんかいません」


(無論、スキトキメキトキスでもない)


が、なぜか、トカッチは感じているようだ。

「ボクはなんか、ドキドキしてるかも…」


表参道義雄の猛プッシュは、もう止まりません。

「ボクがあなたを、必ず幸せにしてみせます!」

相手のキモチはおかまいなし。

脳内設定が爆走する。

信じた物語こそが現実だ。

「さあ、ミオさん! 遠慮(えんりょ)なく、ボクの胸に飛び込んで!」


「ごめんなさい!」

頭を下げると、ミオは逃げちゃいました。


でも、表参道には伝わりません。

「照(て)れちゃって、もう」

「待って~!」
と、追いかける。

「ミオ~、ジュテ~ム♪」


しょうがないので、ライトたちも あとを追います。



追いかける表参道義雄と、逃げるミオ。


そんなふたりの前に通りかかったのは、ハーモニカを吹く黄色ヘルメットの男でした。

タンクトップのナイスガイ、虹野明(長濱慎)だ。


「明くん、助けて!」

思わずミオは、明の背中に隠(かく)れた。


その時、ワゴンさんの言葉を思い出します。

<頼れる男っていうのは、背中で語るのよ>

そして、いいことを思いついた。


「虹野明くんよ」

ミオが明を紹介します。

「でもって、彼は、ごっつい背中の…」

「そう! わたしの彼氏!」



彼氏とは、物部氏とか蘇我氏とか、そういう豪族ではなく、付き合っている相手のこと。

つまり、恋人宣言だ。


追いかけて来たライト(志尊淳)やカグラも、これにはビックリ。

ふたりは付き合ってたの?

トカッチなんか、ショックで倒れちゃったぞ、おい。


が、ここにきても、表参道義雄は動じないのでした。

「ほう…あなたがミオさんの彼氏」


「彼氏?」

虹野明は、怪訝(けげん)そうに眉(まゆ)をひそめた。

が、そこにミオのヒジ打ちが入ります。

「うう…」


「いいから、話合わせて」というわけ。


「つまり、ボクのライバルですね」

メガネを上げる、表参道義雄。

あきらめることを知りません。

「しかし、これだけは言っておきます」

「彼女を想う気持ちは、ボクが一番です!」



「そうか。オレは別に…」

そう言いかけた明の横腹に、またミオがヒジ打ち。

「あうっ!」


肋骨(ろっこつ)がきしむ音が…。


ミオはニッコリと笑って、言った。

「悪いけど、彼、すっごく頼れる人なんだから」

「だからもう、わたしのことは、あきらめて」



「ノー! ノー! ノー! ノー!」

激しく頭を振る、表参道義雄。

「あなたが何と言おうと、ボクはあきらめない!」

「ボクのこの、あつ~いキモチが通じるまでは!」



「いや、通じませんから!」


ミオがきつく言っても、表参道には通じません。

「ふたりは、カップルというには程遠(ほどとお)い」

「あなたの言動、その場しのぎの言い訳に聞こえます!」



「勝手に決めつけないで!」

背中を向けたミオですが、内心はギクリ。


その背中に、表参道は情熱をぶつけるのでした。

「それまでボクは、あなたをずっと想い続ける!」

もう、自分の世界に浸(ひた)りきってますな。

「あなたが世界のどこにいようが、必ず見つけ出す!」

「なぜなら、それが真の愛だから!」

「ジッュテ~~~ム!!」



熱弁した表参道でしたが、振り返ると、みんな消えてましたとさ。



こちらはシャドーラインの基地、キャッスルターミナル。


モルク侯爵が、怒っているようですよ。

「トッキュウジャーのジャマが入らなければ、上質な闇がもっと大量に手に入ったものを…」


そういえば、なぜシャドーラインは闇を集めているんだろう?

エネルギー源?

人間にとっての空気や水みたいなもの?

それとも、何かを成し遂げるために必要なのか?

世界を闇で包むことが目的らしいけど、その先に何があるんだ?





烈車戦隊トッキュウジャー キャラクターソングス シャドーライン



梨里杏 2015カレンダー






[第34駅 Bパート]


ミオは車掌さんに、うったえかけました。

「今すぐ烈車を、出発させて!」

「この駅から、離れるの!」


車掌さんの胸ぐらつかんで、ゆらす、ゆらす。


よほど、表参道から逃げたいようだ。

無理もありません。


でも、シャドー怪人を倒さない限り、出発するわけにはいかない。

車掌さんやチケットくんにだって、職務があります。


おっと!

ミオを追って、表参道義雄がホームまで来てます。

幸い、レインボーラインの烈車は見えないようですが、しつこいな~。



そんな中、ホッとしている男がひとり。

ミオと明が付き合っているわけではないと知り、トカッチは胸をなでおろしました。

ただ、ちょっと気になることも。

「でも、なんで明くん?」



さて、表参道がいると、戦いにも支障(ししょう)が出そうだぞ。

あの粘着質(ねんちゃくしつ)男を、どうしたらいいのか?


と、ここでまた、ワゴンさんが登場。

「イヤ~ン♪ そんなの激しく簡単」

「ミオちゃんと明くんが、アツアツデートすれば、いいの~♪」

「それを見せつけて、あの人にあきらめてもらいましょ♪」




こうして、作戦が開始されることに。


まずは、着替えからです。

ワゴンさんとカグラは、明にスーツを着せた。

今日ばかりは、ヘルメット装着不可です。


ミオには、清楚(せいそ)なお嬢様ファッションを。

慣れてない感じだけど、そこがまた新鮮でいい。


ライト、トカッチ、カグラ、そしてワゴンさんは、黒服に身を包んだ。

サングラスまでかけ、まるでSPだ。

(SPハーレーじゃないぞ)


ミオと明には、通信機とイヤホンが渡されました。

陰(かげ)からワゴンさんたちが、指示を出す段取りです。



みんなけっこうノリノリなんですが、ヒカリ(横浜流星)だけはクール。

ひとり離れて、けん玉をイジってます。

ライトが声をかけると、こう言った。

「オレはパス」

「人の色恋に首を突っ込む趣味(しゅみ)ないから」


さらに、行こうとするライトの腕をつかみます。

「ライトも、留守番(るすばん)」

「ここは、トカッチに任せよう」


ヒカリは、トカッチの想いを知っています。

そして、ミオのキモチにも、何となく気づいている。

「ライトが行くと、余計にややこしくなる」

そう言って、ライトを引きとめました。



さあ、作戦開始です。


烈車を出たミオと明に、表参道が気づいたようだぞ。

こっそりと、あとをつけだした。


そのあとを、黒服集団(ワゴンさん、カグラ、トカッチ)が尾行(びこう)します。

カグラなんか、集音装置(しゅうおんそうち)持ってるし。



作戦その一。

デートの定番、お茶からだ。


「なるほど、お茶か」

シャドーライン出身の明ですが、ちゃんと知ってるようですね。


って、お茶をたてはじめたぞ。

そりゃ、茶道やん。


(シャドー出身だけに、茶道)

(ノッさん、元気かな)

(サンテレビで、絶賛再放送中だけど)



さあ、仕切り直しです。

喫茶店で、向き合って座る。


「これがお茶?」

明は、コーヒーカップを のぞき込みました。


(明治大正の人みたい)


ワゴンさんからリラックスするように指示が出ましたが、明は何をしていいか分かりません。

すると、無線でワゴンさんが言いました。

「それは…おしゃべりとか、お茶を飲んだりとか…」


おしゃべり…

いや~、ようやく気温が下がりはじめましたね~

このまま20℃、10℃と下がりはじめて、

来年の7月には、氷点下になるかも~

って、なんでやねん!



「そうか、こいつを飲めばいいのか」

コーヒーを口にする、明。

でも、経験がなかったのか、コーヒーの熱さに、面食らってしまった。

「アッチ、アチチチ」


これを見て喜ぶ、表参道義雄。

第一作戦は、失敗のようだ。



お次は、散歩です。

ふたり並んで歩くのですが、離れすぎですな。

明はミオのペースを考えず、すたすた歩いてるし。

これでは、恋人同士に見えません。


そこで、ワゴンさんから指示が出ました。

「恋人気分で手をつないでみるっていうのは、どう?」


ミオは戸惑ってますか、明にすれば、これはミッション。

「了解した」と、ミオの手を取ります。


けど、強引というか、なんというか。

ミオが恥(は)ずかしがってることもありますが、恋人同士で手をつないでる感じじゃないぞ。


いや、効いてる。

これを見た表参道が、ダメージを受けています。

第二作戦は、成功かも。


あら?

トカッチまで、ダメージ受けてるし。

こっちはこっちで、複雑だな~。



その頃、街にまた、ビリヤードシャドーが出現。

人々を突きまくります。

突いて、ぶつけて、穴に落とし、その痛みと屈辱で、闇を集めようって作戦だ。


と、そこに、トッキュウ1号と4号が駆けつけました。

ふたりで突き合う――

もとい、戦うつもりだ。





ブレイクショット(2)



烈車戦隊トッキュウジャー RAINBOW RUSH






[第34駅 Cパートのあらすじ]


デートは続きます。

ベンチに並んで座ったのですが、そこは恋愛ベタのミオ。

明と距離を、とっちゃいました。

意識しちゃうと、もうダメ。


元シャドーラインの明は、デートというものがよく分かってません。

いつものムッツリ顔で、腕なんか組んじゃってる。


これでは疑われてしまうということで、ワゴンさんから指示が飛びました。

「それじゃあ、ふたりとも、激しくイチャイチャしちゃって♪」


でも、イチャイチャといったって、本来のミオは小学生(しかも、マジメ少女)。

明は、シャドーライン出身。

どうやれば、いいんだ?


そこで、ワゴンさんが言った。

「とりあえず~密着(みっちゃく)~♪」


ミオはピンと体を伸ばし、硬直します。


が、明は「了解した」と、うなずくのでした。

ミオのすぐ隣に移動。


「ななななな~! 何考えてるのよ!」

ミオはもう、大混乱です。

思わず、立ち上がってしまった。


明の方は、ポカンとしてる。

「そう指示を受けたのだが?」



これを見て、さすがに表参道も疑いを深めます。

「やはり、おかしい」

「あのふたり、恋人というよりは、友達未満」



(アンタは、それ以下だけどな)



このままでは、作戦が台無しだ。


ワゴンさんから、指示が飛んだぞ。

「いや~ん♪ 明くん、激しく肩を抱いちゃって♪」


「かかかかか! だっだっだ…!」

ミオは、パニック状態に。


しかし、明は、ミッションに忠実です。

「了解した」

すくっと立ち上がると、肩を抱くのでした。


「わあっ!」

思わずバッグを放り投げる、ミオ。

明の腕をとると、後ろ手に ひねっちゃったぞ。


「うわっ、あっ、あ~っ!」

今週の明は、災難(さいなん)続きだ。

「イタタタタタ! 痛い、痛い…!」


婦警と犯人じゃないんだから、もう。


表参道義雄は、確信します。

「やはり、そうだ」

「もう、これは間違いない」



ここでワゴンさんは、思い切った手にでることに。

「こうなったら、明くん!」

「最後の手段よ!」


そう、明にはワゴンさんから、最終手段が渡されていたのです。

「わたしの言う通りに、お芝居(しばい)してね」


さあ、ワゴンさんからの指示を受けて、明がやります。

「トツゼンダガ、ミオ」

「オレト、ケッコンシテクレ」



おっと、最後の手段とは、プロポーズでした。

指輪を差し出したぞ。

棒読みなのは、しょうがない。

プロポーズが何なのか、明は知るまい。


「ええ~~っ!」

表参道も驚きましたが、トカッチも驚いた。

ふたりして、頓狂(とんきょう)な声を上げます。


「キュウリョウノ サンカゲツブンダ(給料の3か月分だ)」

ミオに指輪をはめようとする、明。


「ダメ! ノー! 無理!」

その手を、ミオがはたきます。


「ちょっと待った~~~~ぁぁああ!!」


おっと、ここでちょっと待ったコールだ。

往年の ねるとん紅鯨団を思い出します。


って、表参道だけじゃなく、トカッチも走ってきたぞ。

なんかもう、大混乱。


「ミオさん!」

表参道義雄が、せまります。

「もう、ウソをつくのは、やめてください!」

「あなたたちふたりは、結婚どころか、付き合ってもいないはずです!」


ミオがとぼけると、言うのでした。

「だったら、証拠(しょうこ)を見せてください!」

明を指さし、せまったぞ。

「本当に、あなたの言うことが正しいのならば、キスしてください!」

「アハハハ…!」


勝ち誇る、表参道。


ミオもトカッチも、あたふたしてます。


が、この男だけは、動じてなかった。

「いいだろう」

何事もないように、明が言っちゃったぞ~。

「安心しろ」

心配するミオをやさしい目で見たとおもったら、表参道をにらみつける。

「キスくらい知ってる」


まさか、本当にやるのか?


ミオを見つめる、明。

唇をぬらして、準備OKだ。


それを見たトカッチは、さすがに駆け出した。

これだけは止めないと。


肩をしっかりとつかむと、明がせまった。

目がマジだ。

やる気です。

もう止まらない。


しかも、走ってきたトカッチがこけて、背中を押しちゃいました。


ぶっちゅ~~っ!

ついに、キス達成!


明が、表参道にね。


トッキュウジャー

トッキュウジャー


「オレにキスしてみろ」と、明はとったようだ。




唇を吸われ、表参道義雄は、

脱力した…。

初めての経験だった。


へたり込んだ時、目に入った空は、

妙に青かった…。



!!


そこに飛び込んできたのは、トッキュウ1号。

吹っ飛ばされたのか?

向こうでは、トッキュウ4号とビリヤードシャドーが戦っています。


明は、表参道の腕をとると、言った。

「ここは危険だ。逃げろ」


その時、表参道義雄には、虹野明が輝いて見えた。

明自身が、虹をまとっています。

もう、まぶしいくらい。



さあ、戦わないと。


事情を知らないビリヤードシャドーは、キューをかまえる。

「ユーたちとも、突き合ってやるぞ!」

腰を、クイックイ。


トッキュウチェンジャーをかまえながら、ミオは言います。

「悪いけど、付き合う 付き合わないとか、もう、うんざり!」


明も「同感だ」と、うなずく。


<変身いたしま~す>

「トッキュウチェンジ!」

<白線の内側に下がって お待ちくださ~い>


さあ、いつもの名乗り。

と思ったら、先頭のトッキュウ1号を、3号が追い越しちゃったぞ。

6号も、これに続きます。


迎え撃つ、ビリヤードシャドー。

的玉と手玉をセットし、ブレイクショットだ。


乱れ飛ぶ、無数の玉。


が、これを、3号と6号が弾き飛ばした。

騒動に巻き込まれた怒りで、動きがキレッキレだ。


その活躍を、表参道義雄は木の陰から、うっとりと見守ります。


3号と6号は、すごいコンビネーションを見せる。

さっきのデートとは、大違いだ。


ん?

2号が落ち込んでる?



が、ビリヤードシャドーも、負けてないのでした。

「ならば、3番と6番を同時にっ!」


突かれた手玉が、2号にぶつかった。

これがクッションになり、玉が6号に当たります。

さらにバックスピンがかかっており、地面を蹴って、3号にも激突。

一瞬にして、形勢逆転だ。


「だったら…」

ハイパーレッシャーを取り出す、トッキュウ1号。


あれ?

それを 2号が奪った。

「ライト、ボクに貸して!」

2段変身して、ハイパートッキュウ2号に。

敵に突進しますよ。


それを見て、4号はつぶやきました。

「やっぱり、かなりのストレスだったか」


(大人な小学生やな~)


「今度は、2番をコーナーポケットに」

また、ブレイクショット攻撃だ。

手玉を突くと、無数の的玉が 2号へ。


が、ハイパートッキュウ2号は止まりません。

「そんなもの! 効(き)くか~っ!」

玉がぶつかっても、気にしない。

走り込んで、敵に飛びかかったぞ。


転がるビリヤードシャドーを追いかけて、パンチ。

馬乗りになって、連打、連打。

「そもそも、おまえのせいで、こんなことになったんじゃないか!」

怒りをすべて、ぶつけます。


思いっきり殴って、最後はこれ。

「ダイカイテンキャノン!」

<ハイパーレッシャー>

<本日の最終レッシャーになります>

「ハイパー終電クラッシュ!」

「号泣(ごうきゅう)ミックス!」



ああ、本当に、泣きながら発射した。


これに撃ち抜かれ、ビリヤードシャドーは大爆発。

「八つ当たりだろう~!」

そんなもっともな叫びが、響き渡りました。


ハイパートッキュウ2号

ハイパー終電クラッシュ 号泣ミックス!


「ワン・モア・タ~イム!」と、ビリヤードシャドーが巨大化復活。

「一度負けても、最後は勝~つ!」

「それがハスラー!」
とかなんとか言っちゃってら。


ここでも、トッキュウ2号が動きます。

「まだ、ボクの気持ちは、おさまらない」

「来い! ハイパーレッシャー!」


ひとりで乗り込み、みんなは おいてけぼりだ。


察した、4号が言います。

「今回は、トカッチに任せよう」


でも、みんなにしたら、「?」の世界だけど。



ハイパーレッシャーが、烈車変形。

イマジネーションエネルギーの粒子と共に、乗車完了だ。

ハイパーレッシャテイオー、ここに見参。


ひとまわり大きな相手にも、ビリヤードシャドーは ひるみません。

「もう一度、ミーのテクを見せてやる!」

ビルの上に手玉をセットして…

ブレイクショット!


クッションに、コンビネーション。

ビリヤードの技がいろいろ入った攻撃に、ハイパーレッシャテイオーもタジタジです。

たくさんの玉がすごい勢いでぶつかり、コックピットがきしんで、大きく揺(ゆ)れた。


が、今日の2号は、ひと味違うぜ。

「ぬああ~っ!」

心のモヤモヤを、すべて攻撃に込めるのでした。

「こんなの、心の痛みに比べれば、どうってことない!」

キューを手刀で払い落とすと、出た。

「トカッチ パ~ンチ! デヤ~~ぁっ!!」

腰の入った、スーパーパンチが炸裂(さくれつ)!


吹っ飛ばされながら、ビリヤードシャドーが叫びます。

「パンチっていうか、突きじゃ~ん!」

「ぐはあ~~っ!」



確かに、パンチじゃなくて、手刀による突きです。

(構造上、握れないし)

でも、突き合おうと言ったのはそっちだから、まあ、いいじゃん。



この熱血ファイトを見て、地上の3号が聞いた。

「トカッチ、何かあったの?」


「さあ…分かんない」

5号は首を傾(かし)げます。


事情を知るのは、4号のみか。


と、6号が言った。

「まさか…」

「オレがあいつに、キスしたせいか?」



(なんでやねん!)



さあ、仕上げと まいりましょう。

レール型のゴーグルカバーを、メガネのように、くいっと上げる。

今週は、トッキュウ2号が決めますよ。

「見えたぞ! おまえの終着駅!」

「ハイパーレッシャテイオー ジャイアントフラッシュ!」



全身から発せられる黄金色のビームが、ビリヤードシャドーを捉(とら)えます。

「もっと、お突き合い、したかった~~!」

「ぐうう…バイバ~イ!」


ハデな火花を散らせ、やがて大爆発。


トカッチパンチ

ジャイアントフラッシュ!

ビリヤードシャドーの最期


トカッチ乗車のハイパーレッシャテイオー、完全勝利だ!



これで、駅名が元にもどった。

<突き合い> から <月愛> に。


いろいろあったので、ミオはもうヘトヘトです。

疲(つか)れちゃいましたね。


さあ、みんなで帰って、休もう。




そんな彼らを見ている男がいました。

表参道義雄です。

「責任…取ってよね」

唇をおさえて見つめるのは、やはり、あの人。


悪寒に身を震わせる、明でした。


表参道と明



◇感想◇


先週の予告、明がミオにキスしようとしてましたよね。


第34駅「恋は大騒ぎ」


完全に騙された。

その分、おもしろかったけどね。

ミオはかわいいし、追いかけるトカッチやワゴンさん、カグラの身振り手振りも、よかった。


しかし、ビリヤードシャドー、造形がカッコイイじゃないか。

頭の「V」が、いい感じ。

顔は、アニメ版のデビルマンの敵幹部に出てきそう。


今週も、おもしろかった。





戦隊職人(SUPER SENTAI ARTISAN) 烈車戦隊トッキュウジャー 光の路線 レインボーラインセット







烈車戦隊トッキュウジャー 烈車合体シリーズ12 烈車合体 DXハイパーレッシャテイオー






来週の烈車戦隊トッキュウジャーは――


トッキュウジャー 来週の予告

第35駅「奪われたターミナル」


来週は、大学駅伝のため、お休みです。

次回の放送は、11月9日。



ターミナルが、シャドーラインに乗っ取られた。

決死の奪回作戦、発動だ。


ターミナル特別合体モード、登場か。













今週のおまけ

今週のおまけ

左上:東武鉄道「6050系」。
右上:JR西日本「281系“はるか”」。

左中:JR西日本「キハ187系“スーパーいなば”」。
右中:くやしがるトカッチ。

左下:明の受難。
右下:表紙、誰だろう?。




<<「空手勝負 (木之元亮&井上高志) vs チュウシャキシャドー/第33話」
   「トッキュウレインボー vs 超クライナー合体ロボ/第35話」>>



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烈車戦隊トッキュウジャーの第34話を見ました。 第34駅 恋は大騒ぎ 街にビリヤードシャドーが出現し、戦いの中、ミオは表参道という男を助ける。 その後、変身解除したミオは表参道に一目惚れされてしまい、しつこい表参道を諦めさせるため、ミオは明が彼氏だとウソをつく。 「悪いけど、彼すっごく頼れる人なんだから。だからもう私のこと諦めて」 しかし、表参道はその場凌ぎの言い訳...
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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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