ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第5章 人を愛し、人から愛される能力

(P149)自分の心が素直な人だけが他人の心を理解できる



子どもは、欲求に正直です。素直に欲しいと言い、素直にイヤだと言う。

そして大人は次第に、それができなくなる


子どもは素直に欲しいと言い、素直にイヤだと言う。

大人はそれができないので、もっともらしい理屈をこねまわすようです。

あるいは、本当の気持ちを抑圧し、不愉快になる。

いつも眉間にシワがよるのは、自分の中の子どもを無視しているから。

抑えつけているから。


社会で生きる以上、自分の中の子どもを、いつも自由にさせるわけにはいきません。

いつも欲求通りに生きるわけにはいかない。

でも、逆に考えれば、「いつも」じゃなければ、いいわけです。


子どもを十分に生きた人は、子どもを卒業する。

でも、そうでない人は、子どもを心の奥に隠して生きることになる。

心の奥の子どもは、「本当は欲しい」と言っている。「本当はイヤだ」と言っている。

でも、社会で生きる大人は正直になれないので、それを抑圧します。

なので、いつまでたっても、子どもは卒業できない。子どもを卒業できない。

実は、子どもらしいことを否定し、タブー視していることが、子どもを卒業させない要因のひとつなのです。


自分の中の子どもに否定的な人は、他人の中の子どもを見つけ、否定的になる傾向があります。

他人の甘えにも厳しく、ついカッとなって批判的になる。

「そんなことをしてはダメだ!」

そんな教師が頭の中にいて、自分にも、目につく人にも、何かを強要しているのです。


「それは本当にダメなのか?」

そう考えることもなしに。




苦しみを知る人は、他者の苦しみを理解できる。

それは一方ではイエスであり、一方ではノーであるようです。

加藤諦三さんは、こう言っている。


心に葛藤のある人は他人の心を理解できないということは大切な点である。

(P151)



言葉を変えれば、「余裕がない」ということ。

なので、それを責めることはできない。




人間なんだから お互いに理解できるはずだ などと言う人は、平気で他人を傷つけられる人である。

(P152)




時々、話し合いが好きな人を見かける。

テレビという箱の中で、話し合いましょう! 話し合えば分かり合えるはずです! と訴えます。


でも、そういう人は、人の話を聞かないことが多い。

彼らのいう話し合いは、「彼らのことを理解させること」に見える。

つまり、話し合いの姿を借りた、説得なのです。





自分に気づく心理学



子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方






どこでも正直に生きていいわけではない。

どこでも正直さを隠して生きなければならないわけではない。

隠す場所。

さらけ出す場所。

服を着る時。

服を脱ぐ時。





<<「第35回 どうでもいいことにこだわるわけ」「第37回 自信のある人とは?」>>


 → 「自分に気づく心理学の目次 前半 第1章~第3章」




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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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