ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第4章 なぜかイライラしてしまう人は 人生全体の方向が間違っている

(P129)帰宅時間をきかれると不愉快になる夫



加藤諦三さんは言う。

「不愉快というのは目をそむけた欲求不満である」


欲求不満、フラストレーション。

何らかの外的な条件により、欲求が満たされることが先延ばしにされたり、阻止されたりする。その結果、不愉快になったり、不安や緊張が生じたりします。

本当は、したいことや、して欲しいことがある。なのに、それが外的な条件により、妨げられている。それが意識されないままに積もりに積もって、怒りやすくなったりするというわけ。


本で挙げられている例は、帰宅時間を聞かれるケース。帰りの時間を聞かれただけなのに、ムッとしてしまいます。

ムッとする感情は、現在のもの。でも、ムッとする原因が目の前にあるとは限りません。ここには、「時間超越の罠」があるようです。



小さな子どももやがて、秘密を持ちたがるようになります。この時の親の対応により、欲求がある程度満たされるか、満たされずに欲求不満を抱えることになるか、分かれるようです。


(a) 子どもの気持ちを大切にして、ある程度許容する。

(b) 秘密など持つべきではないと、絶対に許さない。



ある程度満たされてきた人は、余裕があります。人が自分の領域に入って来ても、目くじらを立てることはありません。(もちろん、程度問題ですが)

逆に、満たされないままに育った人は、ちょっとしたことで反応してしまう。何か聞かれるだけで、途端に不愉快になったりします。

(といっても、その人が悪いわけではなく、そうなる条件が揃ってしまっているだけ)


秘密を持つことは、自分の世界を持つことにもつながるのだという。秘密を許されるということは、自分の世界を持つことを許されたのにも等しい。

逆に、秘密に関してあれこれ言われるのは、自分の世界にいちいち干渉されるのにも等しい。程度問題というのはありますが、これを長く続けられると、見えないところで傷ついてしまうことになります。

親の方からすれば、その気はなくても、傷つけてしまっているというわけ。正しいことを建前に、締めつけてしまっていることになります。


パートナーに「何時に帰るの?」と聞かれると、すごく不愉快になる。すごく干渉されているような気分になってしまう。そんな時でも、実は根源は別にあるのかもしれないのです。



説明できない自分の感情というのは、たいてい何か基本の欲求から眼をそむけているということを、その人に告げている。

(P131)




理由もなく不愉快になるのは、何か自分の欲求を自分が隠しているからである。

(P132)







自分に気づく心理学




母の呪縛から解放される方法






イライラする時。

(α) 純粋に、目の前のことにイライラしている。

(β) 他の感情を、目の前のことに投影している。

(γ) αとβの混在。





<<「第30回 傷つきやすい人は自己評価が低い」「第32回 秘密を許さない親」>>





秘密をすべて許容せよというのではないです。

どちらにせよ、程度問題だということ。




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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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