ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
加藤諦三 著「自分に気づく心理学」(PHP)より。



第2章 「甘えの欲求」は心の秘密をとく鍵である

(P61)誰でも自分だけの自己評価を持っている。


加藤諦三さんは、本の中で、こうおっしゃっています。


結局自己評価というのは、小さい頃自分の実際の存在が許されたかどうかによって、高くなったり低くなったりしてくるのである。



評価は大ざっぱに言って、2つある。

(1) 外からの評価。
(2) 内からの評価。


社会的評価は、もちろん(1)。でも、いくら社会的に高い評価を受けても、満足できない人がいる。どこか満たされず、イライラしてしまいます。満たされないのでより追うのですが、いくら得ても、満たされることがない。

その原因が、(2)にあるようですね。

そして、(2)の内からの評価にも、2つあると思われる。

(2-1) 自分の意識的な評価。
(2-2) 無意識的な評価。


(2-1)は、意識できる自分の評価。(2-2)は、意識できない自分の評価。この後者が、「小さい頃 自分の実際の存在が許されたかどうか」に当たります。そしてこれこそが、強い影響力を持つ。


今では自分で評価できる人も、幼い頃となると、それは無理だったりする。赤ちゃんは、自分で自分を評価することができません。幼児だって、そう。自分で自分が評価できるようになるには、時間がかかる。

では、その間、どうするか?

子どもは、身近な大人の評価を借りることになります。大人の評価を疑うようになるのはまだ先で、それまでは、それが絶対だと信じる。

この全体を考慮すると、上で書いたようなことがスッキリ呑み込めると思います。


身近な大人が無条件で受け容れてくれる時、子は自分を無条件で受け容れられる。基本的信頼を得ることができます。逆に、身近な大人が受け容れない時、子はその評価を自分の中に取り入れてしまう。


「結局自己評価というのは、小さい頃自分の実際の存在が許されたかどうかによって、高くなったり低くなったりしてくるのである」


小さい子は無垢で、疑うことを知りません。そしてそれは、疑えるまでに成長してからも、後を引くようです。無意識下に残って、様々な影響を与える。

子どもの頃に受け取った評価が、実際の評価をも覆してしまうんですね。


外からの評価はいいのに、自分では満足いかない。社会的な評価が高くなっても、どこか満たされることがない。そういう時は、今回書いたような布置があるのかもしれません。


そこには、ギャップがあるようです。

(a) 他人から見える自分。
(b) 自分がそう思っている自分。

他人の評価と自分の評価に溝があるというわけ。

これも、「自分が目標としているものが高い」という場合もあれば、「自己評価が著しく低い」という場合もあるようです。

前者は、価値観の違いや目標の違いです。でも、後者は、認知の問題になる。ということは、ちゃんと見て修正できれば、変わる可能性もあります。

それと同時に、間違った評価を下している身近な人と対決せねばならない場合もありますが。





自分に気づく心理学




自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか







<<「第14回 すべき思考と生きるのがつらい人」「第16回 愛を強調する人の特徴」>>




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生息地:関西
分類:昭和人間
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黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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