ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
特命戦隊ゴーバスターズ、第15話「Mission15 金の戦士と銀のバディ」

ソウジキロイド&ソウジキゾード登場!


<ここはオレの見せ場だ!>



突如として現れた、ビートバスターとビート・J・スタッグ。

その正体とは?



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「主役はこのオレ、ビートバスターとでも呼んでくれ」

黄金色の戦士は、そう言った。


唖然(あぜん)として立ち尽くす、黒木(榊英雄)司令。

「本当におまえなのか?」と聞きます。


司令はこの男を知っているのか?


後頭部をなでながら、黄金の戦士は言いました。

「疑(うたぐ)り深いねえ、黒リンは」

「ま、この格好(かっこう)じゃあ当然か」


そう言って、手を広げる。

「それじゃあ、見せちゃおうかなあ」

「ワン、ツー、スリー」


カウントダウンすると、黄金戦士の周囲にプログラムが走った。

変身が解除されます。


そこに現れたのは…。


「オレは、ビート・J・スタッグだ」

あら、銀色のボディーのバディロイドが前に出たもんだから、見えなくなった。


「オレにかぶるなっつてんだろうが!」

変身を解(と)いた男は、バディロイドの肩をつかむと、後ろに放り投げました。

「いつも格好つけやがってよ!」

そう言いながら、馬乗りになる。


そんな漫才(まんざい)のような光景を前に、黒木はただただ驚いていました。

黒木の知るこの男とは、いったい?



特命部指令室。

ゴリサキがファイルなどをひっくり返した。

「ああ~、リュウジの思い出コレクションがぁ~!」


思い出コレクション?

そう聞いて、仲間たちも興味津々(きょうみしんしん)。


リュウジ(馬場良馬)は捨(す)てろと言いますが、ゴリサキは「こういうのは後で懐(なつ)かしくなるものだから」と言う。


ヨーコ(小宮有紗)は、生徒手帳を見つけた。

それによると、リュウジの誕生日は1983年1月15日。

1999年当時のものだから、その頃リュウジは16歳か。

「リュウさん、若(わか)っ!」と、ヨーコは驚きます。

(だって、計算したら実年齢は…)


ヒロム(鈴木勝大)は、賞状(しょうじょう)を手にした。

全国高校ロボットコンテスト1999。

エネルギー管理局付属メガゾード開発工場主催のロボットコンテストで、リュウジは準優勝に輝いている。


「素人(しろうと)の大会だよ」と、リュウジは謙遜(けんそん)しました。

「まあ、2位だったのは、かなりくやしかったけどね」

「審査員(しんさいん)の批評(ひひょう)も、ちょっと納得(なっとく)できなかったし」



<完璧を求めるだけじゃ、おもしろくない>

そう言われたらしい。


「何ですかそれ?」と、ヒロム。

「ロボットなら完璧を求めて、当然ですよ」

そう言いながら、ニック@方向音痴(ほうこうおんち)の方を見た。


ゴリサキはその審査員について、リュウジが憧(あこが)れていた先輩だと説明します。


リュウジが憧れていた先輩といえば、転送研究センターで開発を担当しており、13年前に亜空間に転送されたというあの…。

あの日、リュウジは、その先輩に会いにセンターを訪れていたのです。

「陣マサト、天才エンジニアだ」

遠い目をして、リュウジはそう言った。



亜空間のメサイアと交信する、エンター(陳内将)。


「エンター、エネトロンはどうした?」と、メサイアは聞きます。


「ジュスィディゾレ、マジェスティ・メサイア、お許(ゆる)しを」

いつもながら、エンターは大きな身振りです。

(「ジュスィディゾレ JeDdy - Desole」とは、すみませんや申し訳ありませんという意味)

「例によって、ゴーバスターズの邪魔(じゃま)が」


「言い訳(わけ)は聞き飽(あ)きた!」

メサイアは怒りをあらわにしました。

ドクロのイメージが、爆発したようになります。

「エネトロンがなければ、新たなメガゾードも何の役にも立たぬ!」


プログラムであるはずのメサイアですが、人間以上に感情的。

特に、怒りがハンパない。


エンターはいつものように、それをなだめます。

「マジェスティ、分かっております」

「そのことについて創造(そうぞう)する者たちと話をさせていただきたいのですが…このわたくしと」



メサイアは、うなるような声で「うむ」と答え、姿を消した。


エンターは手にしたノートパソコンに何やら打ち込み、言いました。

「聞こえますか?」

「創造する者たち、新メガゾードの起動用エネトロンが足りないはずはありません」

「どういうことです?」



ノートパソコンの画面に、文字が浮かんだ。

文字が打ち込まれたり表示されるというよりは、まるでシミのように浮き出てきます。


その文字を、エンターは読んだ。

「漏(も)れている? エネトロンが?」

「いったい、どこに?」



また文字が浮かびました。

「不明…」と、エンター。

画面から目を離(はな)すと、つぶやきました。

「やはり、亜空間で何か…」


エスケープキー(Esc)を押し、エンターは現実世界へ。

そこはどうも、住宅街(じゅうたくがい)のようでした。


「いいでしょう」

そう言ってエンターは、ノートパソコンを閉じた。

「それはゆっくり調べるとして、当面(とうめん)のエネトロンを」



サイクロン掃除機をかける、主婦。

その後ろにいつの間にか、エンターが立っていました。

「コマンタレブー、マダム♪」

(Comment allez-vous:お元気ですか? ご機嫌いかが?)


今週のコスプレエンター君は、白いメイド用エプロンに、かわいいはたき。

満面の笑みで話しかけますが、主婦は気づかないみたいです。


はたきを後ろに放り投げると、エンターは掃除機に、例のチップを貼(は)りつけました。

「メタウイルス <吸い込む>、インストール♪」


主婦の手から掃除機が離れ、ソウジキロイドが生まれた。

「お邪魔しますよ」

そう言ってソウジキロイドは、床に掃除機をかけはじめました。

「あなたも邪魔ですよ」


そう言われた主婦は、はじめて気づいて、悲鳴を上げた。



エネトロンの異常消費反応を、森下(高橋直人)がキャッチ。

日比木(ひびき)地区 H-152ポイントです。

ミホ(西平風香)も、敵メガゾードの転送反応を確認した。

タイプはγ(ガンマ)で、転送完了までの時間は 21分15秒。


装備をつけ、ヒロムたちは整列します。


黒木司令が、特命を発令。

「ゴーバスターズ、出動!」


3人は「了解!」と、親指を立てた。



買い物帰りの男性。

その車に、何かが突(つ)き刺(さ)さりました。


「失礼、エネトロンもらいますよ」

ソウジキロイドがノズルを突き刺し、エネトロンを吸い込もうとしているのです。

「はい、次」

けだるそうに、ソウジキロイドはエネトロンを集めようとする。


いきなり現れた怪物に、街はパニック。

人々は逃げ惑(まど)います。

ソウジキロイドはそれにはかまわず、車からエネトロンを吸収していく。

肩のダストカップが満タンになると、バグラーを呼んで、交換(こうかん)させます。

バグラーはといえば、トラックの荷台で、それを小型のエネトロンタンクに入れ替える。


マイペースでエネトロンを集める、ソウジキロイド。

走っている車からも、吸引(きゅういん)しようとします。

バンからも吸い込まれようとするのですが、あまりの吸引力に、車本体が移動している。

そして、その前に、倒れた男の子が。

このままでは、轢(ひ)かれる。


あぶない!!


そこに、黒い影が飛びこんだ。

ヒロムが男の子を抱え、車を避(よ)けました。

何とか助かったようです。


敵の前に立つ、ヒロム、リュウジ、ヨーコ。


ソウジキロイドは、けだるそうに言いました。

「ゴーバスターズ、どうせ邪魔しに来たんですよね?」


「当然だ!」と、ヒロム。


ソウジキロイドは、面倒(めんどう)くさそうに、バグラーを呼んだ。


生身でバグラーと戦う、3人。


ヒロムは相手の攻撃を避けつつ、その力を利用して投げ飛ばす。

しゃがんだ姿勢(しせい)からキック。

倒れた敵には、エルボーをお見舞(みま)いする。

敵の懐(ふところ)に入ると、腹にパンチ。

腰に乗せて投げ、さらにパンチを加える。


ハイキックをお見舞いするのは、ヨーコ。

軸足がしっかりした上に、蹴り足が伸びた、いいキックです。

相手の腕を取ったら、そのまま腹にヒザをくらわす。


敵を追ってトラックの荷台に飛び乗る、リュウジ。

荷台にあったゴミを利用します。

太い電線をかぶせたかと思ったら、三脚(さんきゃく)イスで攻撃。

怪力を活(い)かして、どんどん投げ捨てた。


ヒロム、ヨーコ、リュウジ


そんな戦闘が繰り広げられる中、ソウジキロイドはエネトロンを集め続ける。

バグラーにダストカップを回収させるのですが、何ともだるそう。

「まったく、余計(よけい)な手間(てま)、とらせないでほしいですよ」などと言っています。


ここで、3人は変身。

モーフィンブレスにタッチする。

<イッツ・モーフィン・タイム!>

バグラーを払いのけると、

「レッツ、モーフィン!」

ゴーバスターズに変身した。


エネトロンを吸おうとするソウジキロイドの肩に、銃弾が命中しました。

が、それはゴーバスターズのものではなかった。


宙返りしてソウジキロイドの前に降り立ったのは、金の戦士と銀の戦士。

(金なら1枚、銀なら5枚)

額(ひたい)に、カブトやクワガタのような角(つの)がついています。


「何なんですか? おまえたちは」と、ソウジキロイド。


教えてやろう、そう言いかけた金の戦士に被(かぶ)るようにして、銀の戦士が言った。

「教えてやろう。スーパーバディロイド…」


「かぶってる、かぶってる」

後ろから、金の戦士が叩(たた)きます。


急に現れた謎の存在に、ゴーバスターズは戸惑(とまど)った。

ヴァグラスではなさそうですが、いったい誰なのか?

そんな中、ブルーバスターだけは、金色の戦士の声に引っかかっていました。


司令室でも、その様子がモニターされています。

「おいおい、何だありゃ?」、ニックもビックリ。


「わたしにも、まだ分からん」と、黒木は言った。

「いや、信じられないと言った方がいいか…」

険しい表情で、視線を落とします。


「とりあえず、自己紹介(じこしょうかい)しとくか」と、金の戦士が言い出した。

「オレは、ビートバスター」

「で、こいつは、ただのバディロイド」

「よろしくな」



銀の戦士も、「よろしく」と腕を上げた。


ビートバスター?

バディロイドということは、ゴーバスターズと同じような存在?


「ま、似たもん同士ってとこだ」と、ビートバスターは言う。

軽いような、ファンキーなような。


「そうですか」、そう言いながら、ソウジキロイドはノズルの先をなでた。

「でも、興味ないんですよ。邪魔だ!」

いきなり、ノズルを振り下ろします。


こうしてこちらも、戦闘開始。

ビートバスター&ビート・J・スタッグ vs ソウジキロイド。

その向こうでは、エネトロンの小型タンクを積んだトラックが、走り去っていました。


戦いに割って入る、レッドバスター。

ソウジキロイドに襲いかかります。


「J(ジェイ)!」と声をかける、ビートバスター。


ビート・J・スタッグは、「ああ」と うなづく。


「邪魔だ」

今度は、ビートバスターが割って入りました。

レッドバスターをどけるようにして、ソウジキロイドにキック。

「ここは、オレの見せ場だ」と、レッドにはやらせません。

ソウジキロイドの腹に、正拳突(せいけんづ)き。


「おまえ、ふざけてんのか!」


そう叫んだレッドの横から、今度はビート・J・スタッグが飛び込んできた。

「いや、オレの見せ場だ」

レッドを払いのけるようにして、敵にパンチ。


「くだらないんですよ」

一歩下がったソウジキロイドは、そう吐き捨てた。

「ったく、付き合ってるヒマはないです」

そう言うと、撤退(てったい)してしまいました。


レッドは指令室に連絡、敵を追ってもらいます。

森下が、周辺のカメラをチェックする。


変身を解き、ヒロムたちは、ビートバスターの前へ。


「どういうつもりだ?」と、ヒロムは問い詰めます。

「なぜ、戦いの邪魔をした? 答えろ!」


「まあまあ」と、手を上げる、ビートバスター。

軽い。

「そんなことは、置(お)いとこうぜ」


殴(なぐ)りかかりそうな勢(いきお)いのヒロムを、リュウジが止めました。

「悪い…。この声、さっきから気になってるんだ」


「おっ、するどい!」と、ビートバスターはリュウジを指さした。

軽い。

「じゃっ、期待が盛り上がったところで…」

そう言って後ろ向きになると、変身を解除しました。


長髪の男が、そこにいました。

白いジャケットを着ている。

振り返ると、男は言った。

「よっ、リュウジ。13年ぶり」


リュウジは、言葉を失いました。

口を開けて、男を凝視(ぎょうし)する。

ややあって、リュウジは言った。

「先輩…」


男は名乗りました。

「オレが天才エンジニア、陣マサトだ!」


言った。

自分で天才だと言った。

しかも、前髪をなでながら。


ヨーコは腹パンチを喰らわせたい衝動を抑えたという。


陣マサト(松本寛也)の前に歩み出て、相棒も自己紹介。

「オレが、ビート・J・スタッグだ」


「だから、かぶってる、かぶってる!」

相棒を払いのける、陣マサト。

すまんと言われると、「イエス」と指差した。


いきなり現れた先輩に、リュウジの頭は混乱します。

ヒロムとヨーコは、この漫才をどうとらえていいのか思案していた。


「おっ! ドッキリ大成功?」

そう言ってリュウジを指さす、陣マサト。


その指をへし折りたい衝動を、ヨーコは抑えた。


「な~んてな」

「J 、行くぞ!」


陣マサトがそう言うと、ビート・J・スタッグはマサトを抱え、大ジャンプして消えてしまった。

「また会おうぜ~♪」と、マサトは手を振っています。


ビートバスター 陣マサト


彼は本当に先輩なのか?

だとしたら、亜空間から戻って来たことになります。

これは重大なことです。



ソウジキロイドはエネトロンタンクを積んだトラックに乗り、エンターと合流。

そこで、状況を説明します。

ゴーバスターズがもうひとり現れた。

「聞いてないんですよ、そんなこと」

そう言いながら、ソウジキロイドはエンターの胸を軽く叩いた。

「ヘンな虫もついてるし」


「みょうなことばかり起こりますねえ」

エンターは空を仰(あお)ぎ見ます。

「とにかく、あなたはエネトロンを」

そう指示して、トラックをから降りる。





ビートバスターの正体は、陣マサトでした。

彼はリュウジが尊敬する先輩で、天才エンジニア。

でも、13年前の事件で、亜空間に飛ばされたはず。

それがなぜ、今になって?


つーか、軽い、軽いなあ~。

キャラが立っていて、おもしろそう。

マッドサイエンティストというのがありますが、こちらはファンキーエンジニア?

相棒のビート・J・スタッグとの漫才も見ものです。

「かぶってる、かぶってる!」

天然のビート・J・スタッグに対し、鋭いツッコミが入る。





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森下はモニターをチェックし、ソウジキロイドを探す。

ミホは、敵メガゾードの転送状況をチェック。

表示では、あと12分ほどです。


黒木は、すでにビートバスター 陣マサトに会っていたことを、ヒロムたちに告げた。

「亜空間の研究分析班(けんきゅう ぶんせきはん)が、謎の通信をキャッチしたんだ」

「陣マサトを名乗る者からの」


あり得ないと思いつつも、黒木は指定された場所へと向かった。

そこで男から、共にヴァグラスと戦うために戻って来たと言われたのです。

「当然、すぐに信じられる話ではない」と、黒木は話す。

「もう少し確証(かくしょう)を得たら、おまえたちに伝えるつもりだったのだが…」


「でも、本物ですよね」と、ヨーコは言った。

「リュウさんのことも分かってたし」


でも、リュウジには、必ずしもそうとは思えなかった。

「いや、決定的におかしなことが1つ」

リュウジはロッカーから雑誌を持って来ると、あるページを見せました。

「12年前の先輩の写真だ」


あら、ずいぶんセクシーな先輩ですね。
いや、雑誌を間違えた。



それは、リュウジがロボットコンテストで準優勝した時の記事。

若かりし頃のリュウジの隣に、陣マサトが映っている。

こっ、これは! 今のように軽くない?
いや、写真に軽さまで映らない。



<天才エンジニア 陣マサト(26)>と書いてあります。

13年前の写真のはずですが、先ほど会ったのと同じ姿。

つまり、歳をとっていないことになる。


「亜空間は竜宮城(りゅうぐうじょう)か?」と、ニックが言いたくなるのも分かります。


「ニセモノって考える方が自然かもね」と、リュウジは言った。

「エンターの罠(わな)とか」


「ありえますね」と、ヒロムも言う。

「天才エンジニアにしては、不真面目(ふまじめ)すぎるし」


でも、それはそうだったらしい。

「性格はもとから、あんなんだったけど」と、リュウジは振り返ります。


それよりも問題がありました。

ヒロムには、陣マサトがわざとメタロイドを逃がしたようにも見えた。

「信用するのは危険だと思います」と、司令に進言(しんげん)しました。


その時、森下がメタロイドを発見。

ライド地区 R-084 ポイント。



走行するトラックに、自分のトラックを横付けし、ソウジキロイドはエネトロンを吸おうとしている。

「いただきます」

あっという間にトラックのエネルギーは底を突き、エンジンストップ状態。

ソウジキロイドは満足気です。

「次は、あそこで一稼(ひとかせ)ぎしますよ」

そう言ってトラックを向かわせたのは、工場地帯。


その後方に、バイクが追いついた。

ニックのバイク形態(けいたい)に乗った、ヒロムです。


それに、ソウジキロイドが気づいた。

「また、ゴーバスターズですか」

「いい加減(かげん)にして下さいよ」


そう言って、ノズルをライフルのようにかまえる。


掃除機の先から、火の玉のような弾丸が発射。

ヒロムが避けると、地面に着弾し、大きな炎を上げた。


次々と撃ち込んでゆく、ソウジキロイド。

ヒロムはバイクを走らせながら、モーフィンブレスにタッチ。

変身します。

<イッツ・モーフィン・タイム!>

「レッツ、モーフィン!」

レッドバスターとなって、アクセル全開。

さらに、肩口のトランスボッドに触れ、イチガンバスターを転送する。


反撃のはじまりです。

バイク上から、イチガンバスターを連射。


さらには、トラックの前に、黒い車が立ちふさがった。

ドアにあるのは、エネトロン管理局のマーク。

ブルーバスターが運転する車でした。


トラックが急ブレーキをかけたもんだから、ソウジキロイドは荷台で転んだ。


レッドバスターを乗せたバイクがジャンプ。

着地と共に、人型のニックに変形。

レッド、ブルー、イエロー、そしてニックが、並び立ちます。


「さあ、オレが相手だ! かかってきやがれ!」

一歩前に出て、ニックが手招(てまね)きした。


「ドライブもここまでだね」と、ブルー。


イエローも言います。

「エネトロンも、没収(ぼっしゅう)」


今までは けだるそうだったソウジキロイドですが、肩を震わせ怒りをあらわに。

「おまえたち、本当にわたしを怒らせてしまいましたよ!」

「死んでもらいましょう!」


豹変(ひょうへん)し、襲いかかります。

(まるで、フ○ーザ様)


腰を抜かすようにして尻(しり)もちをついたニックのすぐ前に、ソウジキロイドのノズルが突き刺さりました。

地面が派手に、ひび割れている。

怒りをノズルにのせ、ソウジキロイドは振り回します。

これでは、うかつに手が出せない。

実は、アブナイ メタロイドでした。


ノズルをつかんだイエローですが、振り回されて、飛ばされた。

ブルーは顔面に、突きを受けます。

レッドも腹に一撃を喰(く)らい、後退。

手がつけられません。


「バカがっ!」

そう吐き捨てると、ソウジキロイドは銃のようにノズルをかまえた。

ダダ、ダダダダダっと、銃を乱射(らんしゃ)します。


すっかり性格が変わってしまった、ソウジキロイド。

「どうしました?」

ドSさを発揮しながら、ゴーバスターズに歩み寄る。


思いもよらないパワーを見せ始めた、ソウジキロイド。

そして、敵メガゾードの転送完了が、あと3分にせまる。

黒木司令は森下に、バスターマシンをスタンバイさせます。


「ゴミが、邪魔だ! 邪魔だ!」

暴れ回る、ソウジキロイド。


はじめ威勢(いせい)がよかったニックも、柱(はしら)の陰(かげ)に隠れてしまっています。

「おいおい、来るぜ! メガゾードちゃんが! おい!」


そうは言われても、ソウジキロイドのパワーはなかなかです。

3人がかりでも、動きを止められない。

その上、転送されてくるのは、タイプγときている。

ゴーバスターオーでないと、互角(ごかく)に戦うのは難しそうです。

つまり、分散(ぶんさん)して戦うわけにはいかない。


次第に手詰(てづ)まりになってゆく、ゴーバスターズ。

あせりが悪い方に出たか、順々に、ソウジキロイドのクリーンヒットを喰らってしまった。

「フフ、話にならないですね」


余裕を見せ始めたソウジキロイドでしたが、近づく存在に気づいた。

ゆっくり歩いてくるのは、陣マサトとビート・J・スタッグ。

「虫」と、思わずソウジキロイドは口走る。


そろそろオレの出番。

そう言いかけたマサトの言葉に、ビート・J・スタッグが言葉を重ねる。

「そろそろオレの出番だ」


体だけでなく、言葉も、かぶせます。

つーか、性格まで移植(いしょく)されてんじゃないの。


「先しゃべんな!」

ツッコミを入れる、マサト。

ビート・J・スタッグを後ろにやると、ゴーバスターズに声をかけた。

「メガゾードの方、行けよ。メタロイドは、オレが引き受ける」

なぜなら、目立つからだ!


が、まだレッドは信用してません。

「まかせるわけに、いくか!」

「また、逃がすんだろう!」


そう言って前に出た。


ニヤリと笑う、陣マサト。

「だいじょうぶだ」

「今度はキッチリ倒すって」


そう言って、指を前に出します。


ビート・J・スタッグも、0.5秒ほど遅れて、同じ動作を。

やっぱ、性格、一緒じゃん。


ソウジキロイドは、おもしろくありません。

「わたしは怒ってるんですよ!」

「まとめてかかって来なさい!」


そう言って、掃除機のノズルを振る。


首を鳴らす、陣マサト。

あまりやり過ぎると、首の椎間板によくないぞ!

「行くぞ、J !」


「了解!」

そう言って、ビート・J・スタッグも横に並んだ。


手にしている銃は、モーフィンブラスター。

引き金を引くと、あの電子音が。

<イッツ・モーフィン・タイム!>

横には、ゴーグルが出ています。


黄色いプログラムが、ふたりを包んでいった。

銃を顔の前に掲げ、ふたりが叫ぶ。

「レッツ、モーフィン!」


ゴーグルと共にヘルメットが装着され、ふたりの戦士が並び立ちました。


これに驚く、ゴーバスターズたち。

バディロイドまで、変身した?

思わずニックが叫んでしまいます。

「変身つーか、あれ、脱いでるだろ!」

自分も脱げるのかと興奮しましたが、ヒロムに 脱げるか! と注意されちゃった。


金の戦士と、銀の戦士が、それぞれ名乗ります。

ビートバスター!

スタッグバスター!

(「スタッグビートル stag beetle」で、クワガタムシという意味があるぞ)


ビートバスター&スタッグバスター


スタッグバスターが半歩前に出ました。

「おまえは、このオレが削除する」


押しのけられたビートバスターは、後ろからその足を蹴った。

「かぶってるって、言ったろ!」


思わずヒザかっくんになる、スタッグバスター。


その頭をつかんで、ビートバスターが言いました。

「ったく、おまえ、バディロイドとして、問題ありすぎだろう」


「問題はない」

その手を振り払い、スタッグバスターは敵に突っ込んでゆく。


「ま、そういうダメなところが、おもしろいんだけどな」

やや遅れて、ビートバスターも参戦。


その言葉を、ブルーバスターは繰り返します。

<ダメなところがおもしろい>


「ここは先輩たちに任(まか)せよう」

ブルーはそう言った。

陣マサトを、本物だと信じたようです。

「外見はどうでも、あの中身は間違いなく…」



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昔、リュウジはマサトに聞いたことがある。

ロボットに完璧を求めたら、いけないんですか?

すると、マサトは答えた。

「いや、べつに」

「けどよ、ちょっとぐらいダメなとこあっても、おもしれえと思わないか?」

マサトは笑いながら言った。

「完璧なんて、つまんねえだろ」

「人間と一緒だよ」

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天才なのに、完璧を求めない。

彼は本物の陣マサトに違いない。

ブルーバスターは、そう判断したのです。


そうしている間に、敵メガゾードの転送が完了した。

まっすぐに、エネトロンタンクに向かっています。


ともかく、ゴーバスターズは、ソウジキゾードの相手をすることに。

バスターマシンへと急ぎます。


3人がかりのゴーバスターズを圧倒していたソウジキロイドが、ビートバスターとスタッグバスターに圧(お)されはじめている。

一方、ビートバスターは、「どうした、どうした!」と余裕です。


「虫のぶんざいで!」

反撃を試みるソウジキロイドですが、背後からビートバスターのキックを喰らってしまった。


スタッグバスターにかぶさるようにして倒れた、ソウジキロイド。

その上にビートバスターは、1回転しながら、のっかる。

プロレス技の、セントーンだ!


一方、ソウジキゾードは、ノズルをエネトロンタンクに突き刺し、エネルギーを吸いはじめていました。

これを阻止(そし)すべく、バスターマシンが発進します。


地上では、苦戦するソウジキロイドが、バグラーの大軍を呼んだ。

それに対処(たいしょ)しながら、ビートバスターは、むしろ喜んでいる。

「やっぱ、これくらい数がいねえとな!」


「オレが、たくさん倒す」

スタッグバスターは、トランスポッドを押して武器を召喚(しょうかん)した。


ビートバスターは、「おい、オレにも残しとけよ!」と声をかけます。


「ドライブレード!」

剣を手にして飛来する、スタッグバスター。

次々と、バグラーを斬っていきます。

胸にキックすると、空中でキリモミ回転。

カブキのような見得(みえ)を切った。


ビートバスターも、ドライブレードを手にしました。

スライディングしながら、敵を蹴散(けち)らす。

敵の胸を蹴り後方回転、サマーソルトキックだ。

そのままバグラーにのっかって、剣を突き刺す。


ゴーバスターエースが、エネトロンを吸っているソウジキゾードの背中を斬った。

GT-02、RH-03 も到着し、コンバインオペレーション発動。

のはずでしたが、これをソウジキゾードが妨害(ぼうがい)する。

掃除機の先をゴーバスターエースの背中にあて、吸い出したのです。


身動きが取れなくなった、ゴーバスターエース。

逆噴射(ぎゃくふんしゃ)しても、離れません。


助けに入りたいところですが、うかつに近づくと、一緒に吸われてしまう。

それを防ぐには、あの吸い込み口を塞(ふさ)がないといけません。

何か、詰めるものは。


ブルーバスターが指示します。

ゴリサキ、下着を脱げ!

「ゴリサキ、ミサイルだ!」


まずは、RH-03がガトリング砲を発射。

敵をひるませる。


ノズルが離れたところで、GT-02ゴリラが、バナナミサイルを発射。

これを防ぐため、ソウジキゾードは、ミサイルを吸い込む。

でも、このミサイルは、ただのミサイルではありません。

ミサイルと、バナナの皮に分離する。

それを吸い込んだため、ソウジキゾードのノズルが、詰まってしまいました。


このスキを突いて、コンバインオペレーション、発動!

特命合体だ!

3体のバスターマシンが合体して、ゴーバスターオーが降臨する。


間をおかず、必殺技を喰らわせます。

ターゲット捕捉。

エネトロン、インターロック。

出力、100%確保。

ディメンションクラッシュ!


疑似(ぎじ)亜空間フィールドに囚(とら)われた敵は、ブーストバスターソード一閃(いっせん)、叩き斬られました。


巨大メカ戦


さあ、残るはソウジキロイドです。

ビートバスターとスタッグバスター、ふたりの剣が敵を切り刻(きざ)んでゆく。

なす術(すべ)もない、ソウジキロイド。

同時攻撃を受けると、後ろに転んでしまった。


ドライブレードを後ろに放り投げる、ビートバスターとスタッグバスター。

同時にトランスポッドにタッチし、モーフィンブラスターを手にします。

<ブーストアップ・フォー・バスター!>


「カモン!」と、ふたりは音声入力。


スタッグバスターが銃をかまえましたが、「かぶるな!」とビートバスターに注意を受けた。

その体制を利用して、ふたりは照準(しょうじゅん)をセット。

スタッグバスターの肩に、ビートバスターが腕を置き、固定する。

銃についたゴーグルが、照準になっています。

ピピピピピと電子音がして、ターゲットロックオン。

トリガーを引くと、金と銀のエネルギーが発射され、ソウジキロイドを貫(つらぬ)いた。


あれだけゴーバスターズが苦戦していた敵なのに、ビートバスターとスタッグバスターは、圧倒してしまいました。


ビート&スタッグ

ソウジキロイドとソウジキゾード


倒しちゃった。

やっぱり、敵じゃなかった?


「でしょ?」と、リュウジはヒロムの肩に手を置きます。


でも、その前で、信じられないことが起こりました。

「J 、ゴー!」

陣マサトとビート・J・スタッグは、ソウジキロイドが強奪しようとしたエネトロンを横取りしたのです。

スタッグは、トラックの運転席へ。

荷台に乗った陣マサトは、ヒロムたちに手を上げる。

「悪い! エネトロンもらっとくわ」


どっ、ドロボー?

敵を倒したのも、このため?


ハッハーと笑いながら、陣は行ってしまった。

敵か味方か、ビートバスター 陣マサト。

ファンキーです。


バイバ~イ





難敵を圧倒した、ビートバスターとスタッグバスター。

余裕も余裕、遊んでいるようなところさえある。

やはり、陣マサトは天才なのでしょうか。

それでいて、完璧を求めるのではなく、むしろ不完全を愛しているフシも。

あるいは、天才だからこそ、不完全の中にある、完璧を超える何か、その可能性を知っているのか?


問題あるとツッコまれたバディロイド、ビート・J・スタッグと共に、活躍が期待されます。

次回は、新バスターマシンも出るかな?





特命戦隊ゴーバスターズ バスターマシンCB-01 DXゴーバスターエース




特命戦隊ゴーバスターズ バスターギアシリーズ05 モーフィンブラスター




特命戦隊ゴーバスターズ バディロイドシリーズ04 ビート・J・スタッグ





今週のオマケ。

ゴーバスターズのオマケ

左上:リュウさん、若っ!
右上:学生時代のリュウジ。

左中:コスプレエンターさん、今日はメイド?
右中:今週のメガネっ娘。机の上に、かわいいキャラが。

左下:クレヨンしんちゃんなら、「おまた~」とか言いそう。
右下:13年前の写真。




来週のゴーバスターズは――

来週のゴーバスターズ

第16話「Mission16 亜空間から来た男」

陣マサトは、本当に亜空間から来たのか?

その秘密とは?

ついに、新バスターマシン登場か? 




てれびくん増刊 ダイスオーDXファンブック 春の特命号 2012年 05月号 [雑誌]






<<「追加戦士ビートバスターの影 vs チューバロイド2/Mission14 サバ? 救出作戦」
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Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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