ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
2010年 あけまして おめでとう ございます



新年 あけまして おめでとうございます



去年の日記を見ると、「180度開脚できるように、地道にストレッチしたいと思います」と書いてあります。

結果といえば、腰の調子のこともあって、達成されていません。

でも、ぼちぼちストレッチをやった効果で、慢性的に体は以前と比べて柔らかくなりました。

ぼちぼちというだけあって、最近は毎日やることもありませんが、マメにやっていた頃の効果が持続しているようです。

今は思い出し思い出し、ストレッチをしてます。

あと、NHK のヨーガもよかったのかなと思ってます。

ヨーガといっても難しいポーズではなく、背伸びのようなものとか、肩や肩甲骨を伸ばしたり動かしたりするようなものとか、わりと簡単なポーズが私には効くようです。



さて、来年の目標ですが、最近ユングについての記事を書いてないので、ゆるめに全体をなぞるようなシリーズもやりたいな、とか思ってます。

メインページの方は「タイプ論」までは更新しなおしたのですが、「コンプレックス」の途中までで止まっている状態(下書き中です)。書き出すときりがないので、どこまで書くのかが難しいです。





さあ、歳が変わりました。

なにわともあれ、みなさんにとっても、私にとっても、よい歳でありますように。


ちょっとしたハッピーをお互いに感じられるといいですね。





PS:

映画ガリレオ「容疑者Xの献身」、面白かったです。

堤真一さんの世間から外れた中年の演技が特によかった。

何気に観たんですが、観てよかったです。

推理云々もあるけど、人間ドラマとしてよかったです。





容疑者Xの献身 スペシャル・エディション [DVD]
容疑者Xの献身 スペシャル・エディション [DVD]





【関連記事】
「2009年 賀正」
「2009年1月の記事」




[サイト内タグ]:  正月



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ

朝早く起きたので、思い立って、ほとんど行ったことのない神社にお参りしてみる。


2010年 お正月



1月2日の朝早くで、神社も小さいので人気(ひとけ)はなし。

静かにお参りすることができました。



昨日は荒れ気味の天気だったのですが、今日は寒いけど晴れていて穏やか。風もない。

足腰の調子がいいので、恵方にある行ったことのない神社にも行ってみる。



途中公園を通ったのですが、お堀の水が凍っていました。

2010年 お正月
薄氷にお日様が反射します。




とことこと歩いて、お目当ての神社へ。


2010年 お正月



ご近所の方でしょうか、数人の御家族がお参りしていました。



人気の神社は正月三が日は人で一杯なのですが、小さな神社は元旦以外は空いていて気持ちいい。



おみくじを引いてみると――


2010年 お正月

中吉でした。


“枯れ果てた”に共感(笑




その近くにあった神社にも参拝。

2010年 お正月



そこで出迎えてくれたのが、ニャンコちゃん。


2010年 お正月


何かをねだるように鳴いていたのだけれど…

何か持ってたらよかったんだけどね。


(後で知った→ 「猫のしっぽについて。家によく猫が来るのですが、しっぽを高くピーンと伸ばして - Yahoo!知恵袋」






そんなこんなで、歩いた歩数が“16158歩”。

2010年 お正月



消費カロリーは、“723.4kal”。



例年、運動不足になりがちな正月ですが、今日は動けました。




ぶり返しが、ちょっと怖い(笑





お参りしたい神社百社―日本人の心の故郷・神々の杜を歩く (JTBキャンブックス)
お参りしたい神社百社―日本人の心の故郷・神々の杜を歩く (JTBキャンブックス)





【関連記事】
「2010年 賀正」
「2009年1月の記事」
「2008年1月の記事」




[サイト内タグ]:  正月



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ

侍戦隊シンケンジャー、第44回。楽しい気分で始まった今回ですが…



侍屋敷も正月を迎えました。

男性人は羽織袴、女性人は晴れ着、ダイゴヨウには注連飾り(しめかざり)と、みんなで無事に新年を迎えられたことを祝います。


侍戦隊シンケンジャー 第44回 正月料理

御節に雑煮、ちらし寿司と、おいしそうな料理が並びます。


源太(相馬圭祐)と流ノ介(相葉弘樹)は、おとそで一杯。

(ん? 年齢は?)

ふたりが酔って踊りだすなど、和やかな雰囲気に。


侍戦隊シンケンジャー 第44回 正月気分

侍戦隊シンケンジャー 第44回 正月気分


続いてかくし芸大会が始まり、場は一気に盛り上がってゆきます。


侍戦隊シンケンジャー 第44回 シンケンかくし芸大会


そのうち、丈瑠(松坂桃李)までステージに上げられ、ジイ・日下部彦馬(伊吹吾郎)のモノマネを、半ば強制的にやらされたり。

その後はカルタに興じたりと、例年になく賑やかな正月になりました。



殿からお年玉が配られようとしたその時、黒子がやって来ました。

ところがこの黒子、いつもと様子が違う。裃(かみしも)をつけています。

そして何やら、文(ふみ)らしきものを携えている。


書状を受け取るや顔色を変える、ジイ。

これはいったい?



三途の川の六門船では、骨のシタリが酒を煽ってしまいました。

血祭ドウコクは、水切れを癒すため、三途の川に沈んでしまっています。

そこに聞こえる、ススコダマ がマネる三味の音。

薄皮太夫が帰ってきたのです。


一人になって投げやり気味だったシタリですが、太夫が帰ってきたことでやる気を取り戻します。

そこで思いついたのが、志波家当主の暗殺計画。

ドウコクが戻ってきても封印されては元も子もない。今の内に片付けてしまおうというのです。

シタリは外道衆一の狙撃の名手、アヤカシ・ヨモツガリを呼びました。



侍たちはお年玉としてもらった筆を使って、書き初めを。

書いた文字はそれぞれ、流ノ介が「鍛錬」、茉子(高梨臨)が「謹賀新年」、千明(鈴木勝吾)が「勝つ!」、ことは(森田涼花)が「和」と、性格がにじみ出ている。

が、源太は、「海老」に「鮑」に「鰯」にと、ダイゴヨウに「お品書きじゃねえんですぜ、親分」と、秘伝ディスクで突っ込まれる始末。



その頃、丈瑠とジイは、先ほど黒子が持ってきた書状に目を通していました。

にわかには信じられないという、ジイ。本当であれば喜ぶべきことだが、と意味深な言葉を。「といって、ここへきて、すべてを明らかにするとはとても…」

丈瑠は真剣な顔つきで、「こっちで動けることは何もない。今まで通りにしてるだけだ」と言いますが…


「ジイ、もしその時になったら…」、部屋を出ようとする丈瑠は何か言いかけましたが、「その時のことか…」と、締めてしまいました。

謎が深まります。



今年こそ丈瑠に追いつけ追い越せと、正月早々稽古に励む、千明。ダイゴヨウの千本ノックのような、秘伝ディスク乱れ撃ちを受けます。

そこに丈瑠も現れて、千本ノック風の訓練を。



骨のシタリはヨモツガリに、鬼火弾(おにびだま)を授けます。この三途の川の鬼火で練った弾で撃てば、シンケンレッドの火のモヂカラに反応し、体の中まで燃やし尽くすというのです。



ふたりになるのを見計らって、茉子は丈瑠に話を。

茉子は、ずっと引っかかってることを聞きたいと切り出します。丈瑠が何を抱えているのか話してほしいと。

「殿様としてなのか、丈瑠としてなのか、全然分からないけど、それ、わたしたちも一緒に抱えられないのかな?」


と、その時、隙間センサーが反応を示します。

ナナシ連中が、初詣で賑わう神社を襲撃していたのでした。

すぐさまシンケンジャーは出動。変身して対応します。


境内で戦うシンケンジャーたち。

が、その背後では、ヨモツガリが丈瑠を狙っていました…


侍戦隊シンケンジャー 第44回 外道衆“ヨモツガリ”





いつもひとりで何かを抱えている、丈瑠。

今思うと、言うに言えなかったのかもしれません。

誰にも言えない秘密。

丈瑠と彦馬しか知らない秘密。

家臣といえども漏らせぬ秘密。


まさか、最終回を来月に控え、こんな秘密が…





侍戦隊シンケンジャー 第七巻 [DVD]
侍戦隊シンケンジャー 第七巻 [DVD]



テレビマガジン 2010年 02月号 [雑誌]
テレビマガジン 2010年 02月号 [雑誌]

今月のテレマガ





ヨモツガリの鬼火弾が、シンケンレッドを捉えました。

着弾した後にも青白い炎が燃え、レッドは苦しみます。

次々に鬼火弾を繰り出す、ヨモツガリ。

レッドはシンケンマルで何とかかわします。

ところがヨモツガリは消えたかと思うと背後から現れ、鬼火弾を撃ってくる。

追い詰められる、シンケンレッド。


そこにブルーが割って入り、盾になります。

また、他のメンバーも集結し、レッドを庇うように円を描きました。


それでも次々に繰り出される、鬼火弾。

他のメンバーはそれほどでもないが、レッドは大いに苦しみます。

シタリが言ったように、レッドの火のモヂカラと鬼火弾が反応しているようでした。

レッドだけが、身を焼かれる。



現れては鬼火弾を撃ち、消える。

また現れては鬼火弾を撃ち、消える。

ヨモツガリの攻撃に、シンケンジャーたちは防御に回るしかありませんでした。

殿の盾になろうとする、家臣たち。



しかし、鬼火弾を何度も受け、みな消耗してゆきます。

このままでは…


レッドはインロウマルでスーパーシンケンレッドに変身すると、「さっさと、オレを倒したらどうだ」と挑発し、ヨモツガリを誘います。

それを見てグリ-ンは、「アイツ、何でいっつもあんな簡単に、自分を…」と。


レッドは自らヨモツガリの前に姿を晒しました。

ヨモツガリは姿を消すと、レッドの背後、空中に姿を現し、鬼火弾を発射します。

「!」

しかし、それこそがレッドの狙いでした。


レッドは背中に鬼火弾を受けましたが、それで相手の位置を確認、変身を解除されながらも、スーパーモウギュウバズーカで、ヨモツガリを仕留めるのでした。


侍戦隊シンケンジャー 第44回 対ヨモツガリ




「まさか、志波の当主が相打ちを狙うとわね…」

ヨモツガリは爆発しました。


しかし、丈瑠の傷は深い。

それを影から見つめる、骨のシタリと薄皮太夫。



敵は待ってくれませんでした。

ヨモツガリの二の目が出現したのです。

丈瑠は意識朦朧とする中、インロウマルをブルーに託し、戦うように指示します。



大ダメージを受けた丈瑠ですが、命はとりとめたようでした。

それを訝しがる、シタリ。

志波家当主なら体の隅々にまで火のモヂカラがしみ込んでいて、鬼火弾と反応し、すべてを燃やしつくすはず。なのに…



ブルーを中心として、シンケンジャーたちは真侍合体し、ダイカイシンケンオーで巨大化ヨモツガリと戦います。

しかし、消えては現れるヨモツガリに苦戦、ついには、合体を解除されてしまうのでした。



そこに現れた、袴姿の女性。

彼女はショドウフォンを手にしていました。



折神たちに止めを刺そうとする、ヨモツガリ。

そこに獅子の咆哮が。

突如として現れた獅子折神が、ヨモツガリを襲います。

丈瑠が?


しかし、丈瑠は神社で倒れたままです。

では、誰が?



コクピットにはシンケンレッドの姿がありました。

が、いつもより線が細い。



そうしている内に、獅子折神は火炎を吐いてヨモツガリを追い詰めると、“五角大火炎”で倒してしまいました。


侍戦隊シンケンジャー 第44回 獅子折神




戦いが終わり、流ノ介たちの前に、謎のシンケンレッドが姿を現します。


侍戦隊シンケンジャー 第44回 謎のシンケンレッド


「おい、あんた、誰なんだよ」と源太が声をかけますが、そこに「無礼者!」との声が。



礼の裃をつけた黒子たちと、どうやらジイの役割らしい男が出てきました。

その男が言うには、「この御方をどなたと心得る! この御方こそ、志波家18代目当主、志波薫さまにあらせられるぞ!」


侍戦隊シンケンジャー 第44回 志波家18代目当主、志波薫


志波家18代目当主?

???

では、丈瑠は?



突如として現れた、志波家18代目を名乗るお姫様。

これはいったい…


では、殿は?

今までの戦いは?



その真相は、次回以降に語られるようです…





正月気分のお気楽な回かと思ってたら、とんでもない!

大・ドンデン・返し!!!

志波家18代目当主?

志波薫(夏居瑠奈)?

姫?

上位の黒子?


びっくらこきました。


で、次回の題が、「影武者」。

え?

えええ?

丈瑠は姫の影武者だったの?




よく分かりませんが、あえて調べることはせず、来週を待ちたいと思います。


これはビックリした!





松坂桃李 2010年 カレンダー
松坂桃李 2010年 カレンダー



侍戦隊シンケンジャー 走れ!獅子折神
侍戦隊シンケンジャー 走れ!獅子折神





次回、殿と姫との関係は?

侍戦隊シンケンジャー 第44回 次回予告
第四十五幕 影武者

丈瑠はどうなる?

メンバーはどうする?

ドウコク復活?





おまけ――

侍戦隊シンケンジャー 第44回 普段着
今週の私服





<<「本物の外道?(第四十三幕 最後一太刀)」
   「姫と殿、光と影、仮面の下(第四十五幕 影武者)」>>


「侍戦隊シンケンジャー 目次」
「テレビ関係のアーカイブ2009年」


「侍戦隊シンケンジャー ブログコミュニティ - テレビブログ村」














[サイト内タグ]:  侍戦隊シンケンジャー



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ

大河ドラマ「龍馬伝」、第1話「上士と下士」より――



NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1
NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1



明治15年、土佐の地下浪人(じげろうにん)の家に生まれた岩崎弥太郎(香川照之)は、今や郵便汽船三菱の社長となっていました。

昔は貧しいボロ屋で地べたを這いずり回るような暮らしだったという彼も、今や巨万の富を手にし、政財界の方々を招待できるまでになった。

その岩崎弥太郎に、土陽新聞の記者・坂崎紫瀾(さかざきしらん:浜田学)が取材を申し込みました。

坂崎は、明治13年、高知で創刊されたばかりの新聞の主筆となり、9月からは明治維新期の志士たちが活躍する歴史小説「南の海血汐の曙」の連載を始めていました。

取材を渋る岩崎に、坂崎は「坂本龍馬という名前を御存知ですか?」と、水を向けてみます。

途端に、岩崎の顔が変わりました。

坂崎は続けます。「15年前、徳川幕府を倒したのは、実は、坂本龍馬という一介の浪士やった。それだけじゃありません。明治政府の枠組みを作ったのも、実は坂本龍馬。ほんで、坂本龍馬がおらんかったら、岩崎弥太郎は三菱を作っちょらんかったと…」

歴史に埋もれている大人物。ジャーナリスト・坂崎紫瀾は彼を発掘しようとしていたのです。

坂本龍馬について教えてほしいと乞う坂崎に、岩崎は言います。

「龍馬はのう、わしがこの世で、一番嫌いな男やった」、空を睨みつけるようにして、岩崎は言い放ちました。「あんな能天気で、自分勝手で、人たらしで、女子に好かれて、あればぁ腹の立つ男は、どこにもおらんじゃき!」

岩崎は最初、怒っているようでもあり、そのうち、泣いているようでもあり、最後には、笑っているようでもありました。



天保14年。当時、土佐藩では侍の間でも、上士と下士(郷士)という身分の区別が存在しました。土佐藩のそれは特に厳しく、差別が徹底されていたといいます。着る物や履く物まで決められており、例えば、下士は足袋や下駄を履くことも許されなかった。徹底的に、区別化、差別化がされていたのです。

下士に生まれれば下士のまま、どうあがいても上士にはなれない。生まれた時に、概ねの人生は決まってしまう。そういう時代でした。

弥太郎の家は、地下浪人の家。郷士株を売って居ついた浪人の家。“地下”(じげ)には、公的な地位をもたないという意味があります。



弥太郎には立派な地位はなかったかもしれない。けれど、勉学への意欲と才がありました。

父について鳥かご売りを手伝ったりしながら、暇を見つけては漢書を読む。

暇を見つけては勉強するというのは、立派な才能です。

弥太郎は目に入る汗に顔をしかめながら、読み続けました。



ある日のこと、弥太郎は子供たちの中に、川に飛び込めずにいる気弱な少年を目にします。

それが9歳の坂本龍馬(濱田龍臣)でした。


川に落とされたと泣いて帰る、龍馬。姉の乙女(土屋太鳳)は、それぐらいで泣くなと言います。

長兄・権平(杉本哲太)にも呼び出され、それでも侍の子かと叱られる始末。父・八平(児玉清)にも、侍らしくしないといけない、とお目玉を喰らいました。

坂本家の先祖は百姓で、3代目の次男が商人として成功。6代目が郷士株を買い、長男を郷士坂本家として分家させたといいます。

坂本八平こと、直足は白札郷士の次男で、坂本家に婿養子として入りました。彼が郷士としての坂本家の3代目当主となります。


お前も坂本家の侍である、その誇りを決して失ってはいかん、龍馬は八平より、そうきつく言い聞かされました。



弱虫で頭も悪く、怒られてばっかりだと自分で言う、龍馬。

けれど母の幸(草刈民代)は、決してデキの悪い子ではないと言います。「あせらんでもええが。龍馬はきっと、立派なお侍になるき。母はそう信じちゅう」

病弱な母でしたが、龍馬にはかけがえのない存在でした。



文武共に優れたといわれる、姉の乙女。

剣術に水泳にと、龍馬を鍛えようとします。

その迫力から、お仁王様と子供たちから怖れられていました。



ある雨の日、カエルに驚いた龍馬は、上士を突き飛ばしてしまいます。

無礼討ちにされそうになる、龍馬。

それを救ったのは母・幸でした。

雨中の必死の訴えにより、龍馬の命は救われました。

けれど、それが幸の命を縮めることになります。

雨に当たったことで幸の持病は悪化。ほどなくして亡くなってしまいました。



「龍馬、おまんは決してデキの悪い子じゃないき。きっと、立派なお侍になるき。母はそう信じちゅう」

その言葉を思い出し、木刀を振るう、龍馬。

誰に言われるでもなしに、何度も振り下ろします…



時は流れて嘉永5年、龍馬(福山雅治)は17歳に。

気弱で小さかった男の子は、よく笑う大きな青年になっていました。

相変わらず身分の差別はありましたが、それに負けない大らかさを持っていた。



岩崎弥太郎の方はというと、貧しいながらも学問に励み、私塾を開いている岡本寧浦(おかもとねいほ:ベンガル)も認めるほどに。ついには、塾頭に推挙されるのでした。

このまま行けば私塾の跡取りに。弥太郎は心を躍らせます。



龍馬は、剣術の腕を磨いてました。

飄々とした性格ですが、剣の腕は目を見張るものがあり、武市半平太(大森南朋)の道場で岡田以蔵(佐藤健)らから簡単に一本取ることも。



剣術の腕は上達しましたが、龍馬の心にはもやもやしたものが。

姉・乙女(寺島しのぶ)との会話中、「わしは、こんまい道場は嫌じゃ」との言葉が出ます。

こんまい道場、こんまい世界。



ある夜、酔っ払った上士に、井上正太郎(小久保丈二)が斬られてしまいます。

あまりの理不尽さに憤る武市道場の面々。怒りに震え、涙が止まりません。

けれど、相手に報復すれば、こちらの親兄弟すべてが死罪になりかねない。

何もできないことが、かえって拳を震わせます。



龍馬は井上家を訪れて、子供たちを慰め、励ましました。

その帰り、龍馬は弥太郎と出くわします。

本当に子供たちを不憫に思うなら仇を討ってやれ、お前の腕なら誰が相手でも斬れるだろう、弥太郎はそうふっかけました。

が、そんなことはできないのは承知しています。弥太郎は、「どんだけ剣術ができたち、所詮、役には立たんのう」と笑いました。

そして真剣な顔をしたかと思うと、「龍馬、わしほど頭のええ奴はおらんきに。わしゃ誰よりも、ずっとずっと偉うなっちゃる。この世の中をうもうに渡っていけるがは、この岩崎弥太郎だけぜよ」、そう吠えました。



その弥太郎に、思いがけないことが続きます。

何と、師である岡本寧浦が倒れてしまったのです。

そして、上士がその跡を継ぐことになりました。

弥太郎の夢は儚くも消え去ったのです。



同じ頃、龍馬は武市から相談を持ちかけられていました。

井上を斬った上士はお咎めなしとなった。下士は抑え切れないほどのうっ憤を溜め込んでおり、このままでは戦が起こりかねない。

戦はいかんですろ、と言う龍馬に、武市は、おまんはただ無難に生きとりたいだけなんか? と。

坂本龍馬という人間は未だによう分からん、武市はそう漏らしました。

その向こうでは、自棄酒を飲む弥太郎の姿が。

龍馬は慰めようとしますが、唯一の頼みの綱を切られた格好になった弥太郎の耳には、誰の言葉も入りませんでした。



運の悪いことは続くもので、弥太郎は上士にぶつかった上に、暴言まで吐いてしまいます。

その男こそ、井上を斬った上士でした。

そこへ駆けつける、龍馬。

龍馬は弥太郎に代わり、懸命に謝罪します。地に頭をつけて、謝る。

そんな龍馬を、上士は蹴り飛ばし、笑いました。


「下士も、人間ですきに。上士と同じ、人間ですきに」

龍馬は手をつき頭を下げ、下駄で殴られながらも、そう言いました。

手は出そうとしませんでしたが、「同じ、人間ですきに」と、繰り返し続ける。



斬られても構わないという弥太郎、つまらんことで命を棄てるなという龍馬。

あるもんは使え、頭がええならそれを使え、それを使って世の中を渡ったらいい。

それは生きてなければできない。



龍馬は、上士に振り上げた刀を下ろさせた人を知っていると話します。

それは母・幸。

病弱な母が上士を動かした。

自分の命を救った。

これが何を意味するのか?


この土佐は、下士が上士に虐げられ、もうみんな(このありようが)変わらないと思っている。

けれど、自分はそう思わない。

母が上士を動かしたのだから、土佐もいつの日か変わるかもしれない。


それは勝ち負けの話ではない。

下士も上士もなくなるということ。

決められた硬い枠は吹き飛び、同じになる。


どうしたらそうなるのかは分からない。

毎日毎日考えているが、分からない。

分かっているのは、喧嘩では変わらないということ。

上士と争ったところで、何も変わらない。

母がやったことは、そういうことではなかった。


「母上が教えてくれたがじゃ、憎しみからは何も生まれん」


弥太郎は泣きたくなって、泣いた。

この話を聞いていた乙女も、涙を流しそうになった。

武市半平太は胸が震えるのを感じた。


龍馬は、普段から思っていることを、少し出した。



龍馬の言葉が、種になった。

種を受けた者は、おかしなことを考え、言い始めた。

種を否定したい者もいたが、無視はできなかった。

種は、

種は時間と栄養さえあれば、育つ。



海原を見つめる龍馬に、乙女は言いました。

「海は広いのう。海に比べたら、土佐はこんまい」
「お前の探しゆう答えは、ここにはないがかもしれんの」



この世界は、こんまい。

そして、海は前に広がっている。




この時、龍馬は自分が何者で、何をする男か、知りませんでした。

いや、龍馬だけでなく、誰も知らない。




その龍馬を揺さぶる男が、日本に来ようとしていました。

パイプを吹かしながら…





龍馬伝 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
龍馬伝 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)




女系が強そうな坂本家。食事シーンが 怖ろし 面白かった。

岩崎弥太郎、アクが強いですね。こういう役って、演じる方はやりがいがありそう。

坂の上の雲もそうでしたが、着るものや髪の毛まで土臭くて、相当凝ってますね。テレビはデジタルになるし、カメラはプログレッシブカメラだしで、臨場感があります。

さて、龍馬伝の中の人たちは、どんな生き方をするでしょうか?

楽しみです。





「第2話 大器晩成?」>>





「龍馬伝 ブログコミュニティ - テレビブログ村」
「大河ドラマ「龍馬伝」 ブログコミュニティ - 歴史ブログ村」





【関連記事】
大河ドラマ「天地人」の目次
スペシャルドラマ「坂の上の雲」の目次





今週の投票









[サイト内タグ]:  テレビ  ドラマ  龍馬伝



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ

昨年、ついに完結した、大河ドラマ“天地人”。

新潟県長岡市では、「“天地人”トーク&コンサート」というイベントが開催されたそうです。

その名の通り、天地人を彩った数々の名曲と、脚本家の小松江里子さん、作曲家の大島ミチルさんのトークショーで会場を沸かしてくれました。

今回は、その中から、ドラマのエピソードを抜粋させていただきます――




NHK大河ドラマ「天地人」オリジナル・サウンドトラック完結編
NHK大河ドラマ「天地人」オリジナル・サウンドトラック完結編




最終回まで無事放送されてホッとしているという、小松江里子さん。確かに、NHKって番組が飛ぶことが多々ありますもんね。

大島ミチルさんも、ホッとしたとのこと。責任を感じて、体調管理にも気を遣われたそうです。



小松さんがこのドラマで伝えたかったのは、「どんな時代でも、たとえ、戦国時代であっても現代であっても、一番大切なのは人を想う心である、ということ」。どのシーンでも、どの台詞でも、それを感じてくだされば嬉しい、と。



少年時代の兼続(加藤清史郎)の名言、「わしは、こんなとこ、来とうはなかった!」

この台詞は、はじめなかったそうです。

小松さんは、直江兼続は神童と呼ばれた方なので、5歳でも謹んで受けると思ったそうです。だから最初は礼儀正しい感じに考えていた。「心して受けます」のような。

ところが、直江兼続を知らない人がそれを見て、5歳の子がそんなこと言う訳ないだろう、と言ったそうです。

それはそうだ、普通の子はそんなことは言わない、と考え直した小松さんは、普通の子ならどんなことを言うのだろうかと考え、上記のような台詞になったのだそうです。等身大の5歳の台詞になるように、と。

だから、本当の兼続ならそんなこと言わないだろうな、とも。



ドラマのために100曲以上を作ったという、大島ミチルさん。

スタッフから渡された資料には、家康にはロックでエレキギター、秀吉にはサンバもしくはボサノバ、と書かれていたそうです。

ロックもサンバも大好きだけど、時代劇・大河ドラマなので、スタッフに何度も、大丈夫ですか? 本当にいいんですか? と、念を押したそうです。

確かに、家康のテーマではエレキギターが使われているし、秀吉のテーマはサンバになってますね。



お二人は、会場からの質問にも答えてくださっています。


質問:もしもっと放送時間があったら、もう少しじっくり丁寧に描きたかったなぁと思うのはどの部分ですか?

小松さんの回答:
この大河というのは、たくさんの人に共感してほしかったので、現代と通じる間口をいっぱい作りたかった。だから、恋愛をもう少し膨らませたかった。

三成と初音、兼続の三角関係などを、やってみたかった。

前半なら、兼続、景勝、お船、この三人の関係も、もう少し描きたかった。

景勝は心の中ではお船を諦めておらず、だから最終回で、あのひと言があった、と。



お二人にとって、天地人とは? 人生にとってどんなものだったか? という質問には――


小松さん:
最終回のサブタイトルの通り、“愛を掲げよ”と謳うドラマになったと思う。視聴者のみなさんにとっても、脚本を書いた自分にとっても、今、愛をもって自分の成さねばならないことを成さねばいけないと、教えてくれたものだと思った。


大島さん:
音楽でもテレビドラマでもそうだけど、作る時に、自己満足じゃなくて、最終的に聴いてくださる方がいて、観てくださる方がいて、そういう人たちの顔を思い浮かべながら作品を作りたいなと思っているが、今回ほど、向こうで観てくださる方、聴いてくださる方の顔が具体的に思い浮かぶことはなかなかなくて、前に進むエネルギーや勇気をたくさん貰った、と。





大島ミチル~テレビ音楽ベスト~
大島ミチル~テレビ音楽ベスト~



今日もママチャリが行く
今日もママチャリが行く





いろいろと批判もあった天地人ですが、完璧なものなどありえないので、あれはあれでよかったと思います。

それぞれの視聴者の心に“ピン!”と来るものがあったはずだから、そこを楽しめばいいのだと思う。

原作者の火坂雅志さんは、基本的には史実は曲げない、その中で、物語はできるだけジャンプさせた方がいい。史実を追うだけでは面白くなくなるので、物語の部分、虚の部分では意識的にジャンプさせる、そうおっしゃってました。

例えば――恐らくはという話になりますが――本能寺大爆発の件も、本能寺の変という史実は押さえながら、物語としてジャンプさせるために、あえて爆発させたのでしょう。

初音や、千姫の井戸の件なども、そういうことなんでしょう。

あとは好みの問題で、それを問題にする人もいれば、そうでない人もいるんでしょうね。



因みに、火坂さんは中学時代、野球少年で、帽子のつばに“愛”と書かれていたそうです。奇しくも、愛を掲げていたと。

でも、それを見た監督に、真面目にやれと怒られたというエピソードも。みんなは“忍耐”とか“根性”とか“勇気”“一球入魂”と、それらしいのを書いていたので、異質に思ったのかもしれません。ふざけていたわけでもないんでしょうけどね。

当時、火坂さんは兼続について知らなかったそうなので、何か縁を感じてしまいます。





名将名言録 一日一言
名将名言録 一日一言





さて、次の大河ドラマ“龍馬伝”が始まりました。“坂の上の雲”は明治維新後、龍馬伝は維新前になりますか。

何だか、それぞれの当時の風俗や考え方、価値観や生き方を知ることは、現代人にとってためになりそうな気がします。

今、ありすぎるもの、今、足りないもの、そういったものが見えてくるかもしれません。





 → 大河ドラマ「天地人」の目次
 → 「龍馬伝 第1回」
 → 「坂の上の雲」の目次



「大河ドラマ『天地人』  ブログコミュニティ - 歴史ブログ村」




今週の1票。


無料アクセス解析





[サイト内タグ]:  テレビ  ドラマ  天地人



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ


■ 最近のエントリ




// HOME // NEXT
Powered By FC2ブログ.
copyright © 2005 枕石漱流 日記(ユング心理学の視点から) all rights reserved.
■ Amazon
■ 注目記事
■ アーカイブ
■ カテゴリ

■ 月別アーカイブ

■ 検索ぷらす


【注意】 ENTERキーだとうまく表示されないようです。申し訳ございませんが、ボタンを押してください。

■ キーワードハイライト機能

検索時、検索語句がハイライトされます。

■ 最近のトラックバック
■ スポンサードリンク

■  
■ スポンサードリンク



■ 最近の記事
■ カレンダー

12 | 2010/01 | 02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

■ FC2カウンター



現在の閲覧者数:

■ プロフィール

南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


日記について


拍手する

プロフ
電脳露店マイアソシエイトストア
おバカ映画

■ リンク
■ RSSフィード
■ QRコード

QR

携帯でも御覧になれます。

■ にほんブログ村



BlogPeople「人間・哲学/人間考察」

■