ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
NHK総合で月曜22:50から放送中の「星新一 ショートショート」に関する記事。1週遅れで更新中――


「第1夜/約束/不眠症/ボッコちゃん」
 →異星人と少年たちの約束/不眠症に悩む男/接客用女性型ロボット、ボッコちゃん

「第2夜/ぼろ屋の住人/常識/親善キッス」
 →ボロ屋に住む奇妙な老人/ふいに現れたドッペルゲンガー/地球とチル遊星の交流

「第3夜/こん/ボウシ/愛の鍵」
 →狐憑きになった妻/手品師のおじさんのボウシを欲しがるミラー星人/言葉が鍵として使われている時代

「第4夜/さまよう犬/窓/生活維持省」
 →犬の夢をみる女性/不思議なテレビを見た女性/穏やかで平和な世界

「ショートショート劇場(前編)/ゆきとどいた生活/肩の上の秘書」
 →すべてが全自動の生活/言葉を補正してくれるロボット・インコ

「ショートショート劇場(後編)/プレゼント/包囲/愛用の時計」
 →異星人から贈られたプレゼント/男を包囲するものは/いつも共にあった愛用の時計

「第5夜/ひとつの装置/殺し屋ですのよ/調査」
 →何もしない装置/突然現れた殺し屋だと名乗る女性/天から舞い降りた謎の物体の正体は

「第6夜/リオン/待機/欲望の城」
 →リスとライオンの混血、リオン/資源を求めて宇宙に進出した人類は/侵されざる自分だけの部屋

「第7夜/ホンを求めて/逃走の道/宣伝の時代」
 →ホンを求めるボギの冒険/犯罪者の逃げ延びた先は/条件反射を広告に貸す時代

「第8夜/ありとキリギリス/妖精/月の光」
 →アリに食べ物を分けてもらおうと現れたキリギリス/ライバルが気になって仕方ない女性の前に現れた妖精は/言葉のない純粋な愛、月の光に照らされた世界

「第9夜/買収に応じます/目撃者/海」 (6月2日放送分)
 →死神の申し出た取引は/男と易者のアリバイ工作、その結果は/タコと漁師たちとの交流

「第10夜/黄金の惑星/猫と鼠/花とひみつ」 (6月9日放送分)
 →救難信号の中に「黄金」という言葉を聞いた宇宙船乗組員は/脅され続ける男の選んだ道と結末/花で満たされた世界を願う少女の思いが風に運ばれた

「第11夜/調整/運命/鏡」(6月23日放送分)
 →調整を終えて戻ったロボットですが様子がおかしくて/他人の運命が見える男の悩み/ひょんなことから悪魔を得た夫婦

「第12夜/友好使節/夜の音/おーい でてこーい」(6月30日放送分)
 →未知の客人を迎え入れる地球の人々/深夜に響くノックの音/深い深いその穴は

「第13夜/意気投合/話し声/戸棚の男」(7月7日放送分)
 →意気投合できる惑星を発見した宇宙船/夜な夜な悩ます隣人の声は/美しい妻の引き寄せるものは

「第14夜/盗賊会社/ごきげん保険/薬と夢」(7月14日放送分)
 →規律正しい盗賊会社/日々の不満まで対象の保険会社/飲めば望んだ動物の夢が

「第15夜/よごれている本/悪夢/災難」(7月21日放送分)
 →魔法の本を手にした男の運命は/一晩に二度続けて悪夢をみた男は/ネズミの危険予知に頼る男は

「40分拡大スペシャル/はじまり/地球から来た男/ほか」(7月28日放送分)
 →ポケットから円盤を取り出し飛び去ってゆく人々/地球に似た惑星に追放された男

「星新一 ショートショート 再開」
 →本日から放送再開のようです

「第16夜/万能スパイ用品/謎めいた女/おみやげ」(8月25日放送分)
 →万能スパイ用品の威力は/記憶をなくした女性の素性は/幼い地球に宇宙人が授けたおみやげ

「第17夜/国家機密/夜の迷路/現在」(9月1日放送分)
 →美食の国の秘密とは/女性の声に恋した男は/未来に送られたタイムカプセル

「星新一 『生活維持省』のあらすじ/『イキガミ』問題」
 →マンガ「イキガミ」が星新一さんの「生活維持省」に似ていると一部で問題になっているらしいので、もう少し詳しいあらすじを書いてみました。

「第18夜/うるさい相手/ねらわれた星/宇宙の男たち」(9月15日放送分)
 →自らを売り込むしつこいロボット/宇宙人に狙われた地球の運命は/死を前にしたふたりの乗組員

「第19夜/火の用心/思わぬ効果/ネコ」(9月22日放送分)
 →火事を感知するロボット鳥/アレルギー治療器の使い方/宇宙人のインタビューする先は

「第20夜/紙幣/悪をのろおう/ずれ」(9月29日放送分)
 →お金をめぐるトラブルを眺めていた宇宙人は/髪の毛を手がかりに犯人を/何でも部屋に届けてくれるシューター・サービス

「第21夜/博士とロボット/アフターサービス/鍵」(10月06日放送分)
 →文明を伝授した博士、感謝の印の銅像は/訪問販売員の素晴らしいサービス/鍵に合う錠を探して生きてきた男性

■「第22夜/友好使節/夜の音/おーい?でてこーい」(10月20日放送分)
 →三作とも再放送です。

「第23夜/桃源郷/椅子/ある夜の物語」(10月27日放送分)
 →桃源郷を期待した星の映像は/イスから離れようとしない男/サンタさんにしたお願いは

「第24夜/ある一日/魔法の大金/見失った表情」(11月03日放送分)
 →目を覚ますと老人に、目を覚ますと青年に/魔法で大金を得ようとしたエヌ氏/いろんな表情が装置で制御できる時代

「第25夜/宿命/第一部第一課長/神」(11月10日放送分)
 →ロボットたちの宿命の意味は/役所でたらい回しされるエヌ氏/神を創ろうとした博士

「第26夜/夢と対策/ささやき/不満」(11月17日放送分)
 →悪夢にどう対応する?/R万能サービス、イヤホンで作法や振る舞いを指示します/無理やり宇宙空間に放り出されたオレは

■「selection1/ボッコちゃん/買収に応じます/宇宙の男たち」(11月24日放送分)
 →3作とも再放送のようです。上に記事があります。

(12月1日 お休み)

「selection2/こん/悪をのろおう/おーいでてこーい」(12月08日放送分)
 →今週は再放送。

(12月15日、22日、29日、1月5日はお休みです)

「selection3/魔法の大金/逃走の道/生活維持省」
 →(2009年01月12日放送分)

「selection4 今夜もセレクション」(01月19日放送分)
 →「リオン」「ネコ」「鍵」のアンコール放送

「selection5 今夜は『地球からきた男』」(01月26日放送分)
 →40分拡大スペシャルからの再放送

「selection6 今夜は夢に関する3編」(02月02日放送分)
 →過去の作品から、「夢と対策」「さまよう犬」「悪夢」の3編。

「selection7 今夜は不思議な感覚の3編?」(02月09日放送分)
 →過去の作品から、「狙われた星」「椅子」「ずれ」。

「selection8 今夜はサービスの裏に潜むもの」(02月16日放送分)
 →過去の作品から、「アフターサービス」「よごれている本」「ささやき」。

「selection9 今夜はあの視点この視点?」(02月23日放送分)
 →過去の作品から、「災難」「約束」「見失った表情」。

「selection10 当たり前の向こうにあるもの」(03月02日放送分)
 →過去の作品から、「親善キッス」「海」「不満」。


「星新一 ショートショート 新春SP 前編」(09年01月02日放送)
 →「無料の電話機」「新しい遊び」「マイ国家」。

「星新一 ショートショート 新春SP 後編」(09年01月02日放送)
 →「凍った時間」「古風な愛」「午後の恐竜」。





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先週から、NHK総合で月曜22:50から、「星新一 ショートショート」が放送されています。

そこで、それを材料に、手前勝手な思いや考えを脱線したりしながら…



□約束□

地球に立ち寄った「遠い遠い星から来た人たち」と出会った少年たち。
お手伝いをした御礼に、願い事をか叶えてもらうことになるのですが――



我々は、どうも忘れっぽいようで、
自分が子供だった頃のことを忘れて、今の世の中のことをぶった切ってしまいます。自分がつらかった頃のことを忘れて、同じような境遇の人を責めてしまいます。

テレビなんかを観ていると、今時の若者が槍玉に挙がっていたりします。
今時の若者は現実を知らないとか、まっとうな道を歩んでいないとか、我慢ができないとか、大きな夢を持ちすぎるだとか…
まあ、確かにそうかもしれませんが、そう言っている人たちの若かりし頃は、どうだったのでしょうか?

時々語られる、彼らの若かりし頃を思い出してみると、
大概めちゃくちゃなことをしていたり、自分が理解されないことを嘆いていたり、世間とは違う個性的な道を歩んでいたり、時には犯罪ギリギリみたいなことを武勇伝として語っていたり、
で、それを忘れて、今時の若いものはどうとか…

今時の若いものは自分の自由にならないと、どうとか…
今時の若いものは特別な自分を示したくて、どうとか…

そう熱弁している本人が…

まあ、止めときましょう。


まあ、私も他人(ひと)のことはいえなくて、
どうも、我々は忘れっぽいようですね…



□不眠症□

不眠症に悩む男。どうしても眠れません。
医者は男に、特別な薬を薦めるのですが――



睡眠というのは、人間の深い部分、自我のコントロールから離れた、基本的な部分、自然な部分と密接に関係しているように思います。

特に意識せずに、すっと眠れるというのは、幸せなことですよね。
赤ん坊や小さい子は、これをやれるのですが、歳を取り、社会に適応するにしたがって、こういうことが難しくなったりします。やはり、社会というのは自然とは相反するもので、社会に適応することで、自然なものを失ってしまうのかもしれません。
まあ、逆に、自然なものに全面的に適応するということは、社会に不適応な部分を背負い込むことでもあって、それはそれで不都合なことが出てくるんですけども。

脳の構造を見ても、その中心には本能的なもの、いわば自然に関するものがあって、外に行くほど新しいものがあって、理性などに関するものがあるようです。
我々は、その両方を持つ存在なので、その両方と付き合っていくしかないですね。
どっちもなくては困るものなんですから。

睡眠に関していえば、眠れないのも困るし、眠りっぱなしなのも困ります。いつも眠たいのも困るし、眠りたい時に眠くならないのも困ります。
かといって、眠りたい時に眠りたい分だけ眠ることもできず、そうこうしている間に、本当に「それ」ができなくなったのかもしれません。いつの間にか、「それ」ができなくなっているかもしれません。例え時間があっても、もう「それ」ができなかったりします。

得たものと、失ったのも、
適応と不適応、

付き合い方って、難しいですね…



□ボッコちゃん□

とあるバーのカウンターに設置された、接客用女性型ロボット、ボッコちゃん。
与えられたプログラムにしたがって、お客様と接します――



絶望した! マニュアル社会に絶望した!
というのはともかく、「ロボット」というものを、「与えられたプログラムにしたがって動くもの」とした場合、「与えられたマニュアルにしたがって動く」というのは、ある意味ではロボット的なのかもしれません。

共通するのは、効率的なことで、その分考えなくてすみます。
ただ、予定外のものには対応できないわけで、やはり人間の手は必要ですよね。

決まった商品を流すのと違って、人間と接するとなると、余計に予定外なことが生じるようです。(まあ、決まった商品を流すのだって、それはそれで軌道に乗るまでたいへんなんですが)
自分自身の中にもコントロールできないものがあるくらいだから、他人と接するとなると、予定外なことはてんこ盛りです。

それに対応するために「常識」というものがあったりしますが、昔の常識が最近では通用しなかったり、あちらの常識がこちらの常識とは違ったり、なかなかうまくいきません。

それに対応するとなると、複雑なプログラムが必要だったり、分厚いマニュアルが必要になるんでしょう。
条件付けが複雑すぎます。

――と、まあ、それはロボットないし、ロボット的なものの話。

人間となると、

どうなんでしょうね…


そうそう、ロボット的に正直にやっていると、たいへんな事態に遭遇してしまうかもしれません。

なんせ、相手は人間ですから…


(何か、「相手は妖怪ですから…」みたいな…)











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NHK総合 月曜22:50、「星新一 ショートショート」より――
青字が簡単なあらすじ。その下は手前勝手な感想や考え)



□ぼろ屋の住人□

テレビ局に勤めているさえない男。ある日、話題になるものを探しているうちに、奇妙な老人のことを耳にします――


このブログを見ても分かるように、私も大概テレビというものに依存しているのですが、その影響力たるやすごいものがありますね。ネットはネットなりにすごいのですが、テレビの影響力は今もって大きいと思います。

で、その影響力ですが、ある捉え方をすると、「感染力」とも取れます。
見る(観る)ことで感染する何かがあるとすると、テレビを通してとてつもなく多くの人が感染可能なわけです。
とてつもない速さで、とてつもない広がりを見せそうですね。

こうなると、SF やオカルトの類になりますが、でも、よくよく考えてみると、我々は知らないうちに、意識しない何かに感染しているのかもしれませんよ。

テレビの感染力は、侮れません。

我々が「○○だから××」「△△は□□」「$$なのは##のせい」と言っているようなことも、それが本当に整合性が取れているかどうか…


知らないうちに、みんな何かに感染しているのかも…

(ああ、ネットだって同じか…)




□常識□

ある日、男は部屋の中にもう一人の自分たちを見つけるのですが――


ドッペルゲンガーとか、二重人格的なものになると、なかなかないかもしれませんが、「自分の中にいるもうひとりの自分」となると、そういうのは誰にでもあるかもしれません。

まあ、そういうのがあるほうが、自然ちゃあ自然ですが…

例えば、空腹の状態で目の前にあるケーキを我慢しているような場合、理性的な自分はケーキを食べるのを我慢しているのですが、本能的な自分はケーキが食べたくて食べたくて仕方ありません。

まあ、この場合は、ちゃんと食べたい自分というものも感じているわけですが、そういうものが意識外に飛ばされている場合もあります。

本当は好きなのに、そういう自分は意識外に追いやられているとか、
本当は憎いのに、そういう自分は意識外に追いやられているとか、

本当は○○したいのに、そういう自分は…
本当は××と思っているのに、そういう自分は…

そういうものがパターン化され、もはや意識されないままに、自動的に意識外に追いやられている場合もありそうです。

で、ある瞬間に、そういうものが意識の統制を破って、顔を出したりもします。
急に惹かれたり、急に腹立たしくなったり、普段意識しない感情や、むしろ反対の感情が、表に出てきたりするかもしれません。

こういうのを、我々はどうしても否定したくなってしまいますが、よくよく考えてみると、そうであるほうが当たり前のように思えます。特に、社会で生きるとなると、「好きに生きる」ということがどうしても制限されてしまうので、「追いやられた自分」というものが、どうしても出てきますよね。

で、そんなことを考えていると、誰にでも「知らない自分」というものが存在するわけで、その自分――あるいは、自分たち――と、どう接するかということになりますよね。


そういう自分(自分たち)に、どのくらいの自由度を与えるか、

それが問題だ…




□親善キッス□

地球とよく似ているというチル遊星。そこに地球から、お互いの理解と友好のため親善使節団が派遣されるのですが――


似て非なるものというのはどこにでもあるのですが、人間、あまりに当たり前だと思っていることには無意識で、いちいちそれがどうかは考えません。

まあ、明らかに違うものには目がいくのですが、同じようなものに対しては、案外無関心だったりします。そういうものだと決め付けてしまいます。いちいち確認しません。

常識とかルールといわれるものにしても、自分の思っていることと相手の思っていることとが同じとは限らず、少し居場所が変わっただけで、それが違ってくることもしばしば。また、好意でしたことがとんでもないことである場合も、ないとは言えません。時には破廉恥だったり、非礼なことになったりすることも、ないとはいえません。

(そんなことは認めたくない、相手がおかしい――そう思いたくなることも、あるかもしれませんが…)


人間には容量があるので、些細なことまでいちいち確認するわけにはいきませんが、時には確認しておかないと、おぞましいことになるかも…











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NHK総合 月曜22:50より放送中の「星新一 ショートショート」より――
(再放送は、金曜15:45~15:55)

青字が簡単なあらすじ。その下は手前勝手な感想や考え)



□こん□

家内が狐憑きになったと、病院を訪れる男性。突然「こん」と叫んだきり口を利かないと――


「キレる」というのもいろいろあって、一般には猛烈に怒り出すようなイメージですが(*1)、回路や配線がキレる(切れる)ような状態になることもあるようで…

電気製品などを設計する時は、わざと(後者の意味で)切れるようにしたりします。

過剰な負荷がかかった時に、ヒューズなんかが切れるようにしておくんですね。あるいはセンサーを仕込んでおいて、一定以上の負荷がかかると電源がオフになるようにしておきます。

でないと、負荷がかかり続け、危険な状態になりますからね。


人間にもこういうところがあって、過剰な負荷によって壊れないように、保護装置が備わっているようです。(キレるって行為も、それによって自我が守られているのかもしれませんね)


そうすると、いつも保護装置が働いているような場合、どうするか…

案外、負荷の部分には目がいかず、装置の故障ばかり探しているかも…




□ボウシ□

しがない手品師の家を覗いたミーラ星人たち。いろんなものが出てくる手品師の帽子を見て――


「隣の家の芝はよく見える」なんて言いますが、ちょいと覗いたような場合、「いいもの持ってるな~」と思うようなことはあるかもしれません。

それはともかく、誰でも「持っているもの」というのはあるもので、特に長年続けているようなものは、「それなりのもの」になってたりします。

それが役立つものか、貴重なものか、そういうのは別にしても、長年続けているだけあって、それなりに洗練され、それなりに熟成されていたりします。まあ、本人にしてみれば、長い間いつもそうしてきたのであって、それに対し無頓着だったりしますが…

そして、「持ってない人」がそれを見たりすると、感心したり、羨ましくなったりすることもあります。「へぇ、うまいな~」と思ったり、「そんなことができるのか~」と感心したり、「いいなぁ~」と思ってみたり、そういうことはあるかもしれません。

でも、そういう人もまた、何かを持っているわけで、自分の持っているものは当たり前なんだけども、自分の持っていないものは珍しかったりします。

人間、どうしても、自分が当たり前に持っているものにはそんなに価値は感じず、自分が持ってないものには実際以上の価値を感じるようですね。


うん、価値って難しいや…




□愛の鍵□

その時代、言葉が鍵になっていた。言葉が鍵として使われていた――


言葉によって開かれる扉というのは、実際にもあるかも…

ある言葉によってしか開かれない、そんな扉もあるのかも…

我々は案外、「言えない言葉」というものを持ってたりして、それは他人からみれば大したことのない言葉だったりしますが、本人にはなかなか言えない言葉だったりします。


何気ない言葉なんだけれども、なかなか言えない…

だから、扉は開かれない…


そして、いつか、その言葉を振り絞った時、

扉は開かれるのかもしれません…





(*1)
「怒る」と「キレる」は違うと思うんですが、その辺はまた別の記事で…











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NHK総合 月曜22:50より放送中の「星新一 ショートショート」より――
(再放送は、金曜15:45~15:55)
*今週(4/28)はお休みのようですね。来週(5/5)は「殺し屋ですのよ」「調査」「ひとつの装置」のようです。


青字が簡単なあらすじ。その下は手前勝手な感想や考え)



□さまよう犬□

不思議な犬の夢をみる女性。その犬は、まるで何かを探しているようで――


何かがカタチを得るには、その姿を映し出す先が要る。

心の奥にあるものというのは目に見えず、それをカタチとして見るには、それを映し出す先が要る。

例えば、夢がそう。

心の奥にある何か、心の奥に生きる何かが、夢というスクリーンに映し出され、具現化される。

したがって、夢の中で生きている何かは、自身の奥の方で生きている何かでもある(かもしれない)。


そして、自身の奥で生きている何かは、時に、自分の外に映し出されたりもする。

ということは、

自分に、どこかの誰かの何かが、映し出されることも、あるかもしれない。


もっとも、映し出される「それ」は、抽出された、エッセンスである。

それを表すにもっとも適した、代替の利かない、ひとつで多くを示す、そんなエッセンスである。


そしてそれは、自分の奥にもあり、相手の中にもあり…




□窓□

不思議なテレビを見た女性。音声もなく、中の人はひたすらおかしな動きをするのみ――


テレビに出るのか、入るのか、

行きはよいよい、帰りは怖い、

出るに出られぬ、しがらみよ、


テレビに出るのか、入るのか、

ある人は容易には入れないと言い、
ある人は容易には出られないと言う、

実(げ)に怖ろしきはテレビの世界、

輝く一面と、その反面、


テレビは出るのか、入るのか、

それも自分で決めたこと…




□生活維持省□

十分な土地を与えられ、のんびり暮らす人々。平和な世界――


あれも欲しい、これも欲しい、

あれを得るには、こうしなければならず、
これを得るには、ああしなければならず、

十分なそれを得るためには…


得る影にあるものは?

得た影にあるものは?


あれも欲しい、これも欲しい、

それは決して悪いことではない。

でも、影にあるもののことを忘れると…


さあ、明日は…



あらすじをもう少し詳しく書いてみました→「生活維持省のあらすじ」











「ショートショートの目次」




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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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