ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[サイト内タグ未指定]



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ

自分の気持ちを伝えるのが苦手な人も多いと思います。

そういう人には、「アイメッセージ」というやり方が、ヒントになるかもしれません。



「アイメッセージ」は「行動」「感情」「影響」の三部から構成されます。

・「行動」とは、相手の行動です。
 これを、あまり非難がましくならないように言います。

・「感情」とは、それ(相手の行動)によって引き起こされた自分の感情です。
 これをストレートに表現してみます。

・「影響」とは、自分に起きる具体的な影響です。


例えば、旦那さんが忙しくて、いつも構ってくれないとしましょう。そんな気持ちを伝えてみます。


・「行動」は「(旦那さんが)忙しくて構ってくれない」ことです。
・「感情」は「そのせいで寂しい」ことです。
・「影響」は「不安になる」とか「ストレスが溜まる」とかです。


これを組み立ててみます。


例:「あなたが忙しくて構ってくれないから、寂しくて、不安でたまらないわ」
例:「あなたが忙しくて構ってくれないから、寂しくて、ストレスが溜まってしまいます」


…こういう伝え方もできます。


これですべてが収まるとは思いませんが、少なくとも、相手に自分の気持ちや状況は伝わるのではないでしょうか。また、ある程度やわらかい言い方をすれば、相手も言い分を受け入れやすいかもしれません。

アイメッセージは「自分の気持ちを表現するもの」であって、「相手に指示や命令を出すのではない」ところがミソです。

単に相手を非難するでもなしに、ただ事実を伝えます。感情は伝えるのだけれど、感情的にはならない。

素直な気持ちを、飾ることなく、伝えます。



これと逆のよくある失敗は、気持ちを溜めに溜め込んだ挙句、爆発させることです。気持ちを伝えず、我慢して、我慢して、それで出てくるのが、

「○○してよ!!」
「どうして、××してくれないの?!」
「疲れるわ!」
「イライラするのよ!」

これでは相手も面喰ってしまいますし、自分だって罪悪感を感じてしまいます。

感情的なのだけれど、自身の感情はうまく伝わらない。

これで要求の言い合いになってしまうと、終わりが見えません。指摘 vs 指摘、要求 vs 要求 で終わりのない戦いに突入してしまう。


そうならないためにも、要求はせず、自身の置かれている状況と気持ちを、素直に伝えてみるんですね。アイメッセージとは、そういう試みです。

行動や状況、経緯をすっ飛ばして、いきなり爆発しながら、感情や要求のみをぶつけられたら、誰だってビックリしますからね。売り言葉に買い言葉で、ケンカにだってなるでしょう。

逆に、状況や経緯がある程度伝われば、そうはならないかもしれません。「ああ」と思うかもしれない。

事実関係を平易に、素直に伝えることで、相手にも呑みこみやすくなるんですね。

(聞くほうだって、呑み込むだけの猶予が必要ですもんね)



他にも例も挙げてみましょう。


例1:旦那さんが自分の味方をしてくれない

・「行動」=「旦那さんがお姑さん(お嫁さん)の味方ばかりする」
・「感情」=「イライラする」
・「影響」=「やりきれない、心細くてたまらなくなる」

→「あなたがいつもお姑さん(お嫁さん)の味方ばかりするから、イライラしてしまって、やりきれない気持ちになります」
→「あなたがいつもお姑さん(お嫁さん)の味方ばかりするから、イライラするし、心細くてたまりません」


例2:旦那さんが子供の面倒を見てくれない

・「行動」=「(旦那さんが)子供の面倒を見てくれない」
・「感情」=「イライラする」
・「影響」=「私ばかりに負担がかかる」

→「あなたが子供の面倒を見てくれないから、イライラしてしまって、今にもパンクしそうです」
→「あなたが子供の面倒を見てくれないから、イライラするし、私にばかり負担がかかってしまいます」


例3:子供がいつもうるさくて、落ち着かない

・「行動」=「子供がいつもうるさい」
・「感情」=「イライラする」
・「影響」=「心が休まらない、落ち着けない」

→「あなたたちがいつもうるさくするから、イライラして、心が休まらないわ(落ち着かないわ)」



このような例を見てもらうと分かるように、この「アイメッセージ」は「自分の気持ちを伝えていますが、~をしてくれとは(直接)要求していません」

それでいて、「まあ、それなら、~しようか」という気持ちにさせる働きがあります。

(すべてがその通りではありませんが…)


自分の気持ちを身近な人に伝えるのが苦手な人は、この「アイメッセージ」を使ってみるのもいいかもしれません。

(まあ、あくまで「ヒント」くらいの気持ちでいいのではないでしょうか。あまりこれに囚われすぎることもないと思います)

(それと、いくら「アイメッセージ」を使っても、刺々(とげとげ)しかったら、効果半減かもしれません。ある程度、やわらかい方がいいようです。但し、自分の気持ちを殺すこともないように思います。自分に正直に、そしてやわらかく…それがコツかもしれません)

(あと、受け取る側にあまりにも余裕がない場合は、うまくいかないかもしれません)


「アイメッセージ」はあくまで自分の気持ちや状況を伝えるためのもので、これですべてが解決するわけではありませんから、注意してください。あくまで「意思表示」や「きっかけ」です。

ただ、せっかく気持ちを伝えるのですから、うまく気持ちを伝えようとする、そんなひとつの例です。





この気もち伝えたい
この気もち伝えたい





【追記】

まあ、あくまで道具(ツール)みたいなもんですから、過剰な期待はしないでください。それ以上でも、それ以下でもありません

どんな道具も、使い方次第です。





「アイメッセージ…その二」





【関連記事】
「エニアグラムの目次」
「タイプ論の目次/ユング心理学」
「シリーズ うつ病の目次」

「心理・教育のアーカイブ」




スポンサーサイト
[サイト内タグ]:  アイメッセージ  感情  ストレス



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ

昨日は、「アイメッセージ」について記事にしました。

「アイメッセージ」とは、「自分の気持ちを相手に伝える」ものです。(できるだけ穏便に、要求するでもなく、伝える手段のひとつです)

しかし、それ以前に、「自分の気持ち」が分からない、「自分の感情」がよく分からない、そういう場合もあるのではないでしょうか。

アイメッセージは「行動」「感情」「影響」を組み立てて、自分の気持ちを相手に伝えるものですが、逆に、アイメッセージ的な考えから、「感情」を導くことができるかもしれません。

それを試してみましょう。



自分の「感情」は分からなくても、自分に起こる「影響」や、それを引き起こす、相手の「行動」は比較的分かりやすいかもしれません。

前回の例をそのまま使いますと、

「影響」=「何か不安に感じる、ストレスを感じる」
 …漠然としてではあるが、そう感じる。

「行動」=「旦那さんが忙しくて不在がちである、構ってくれない」
 …そんな時に、特に不安を強く感じたり、ストレスを感じるようだ。

「感情」=そういうことを考えると、自分は旦那さんが傍にいなくて「寂しい」のかもしれない。そう思ってしまうことを罪だと思っていたが、そんな感情が強いのかもしれない。

…そう気づくかもしれません。


漠然と不安やストレスを感じていたのが、自分に起こる「影響」や気になる相手の「行動」を認識することで、その正体である、寂しいという「感情」に気づくかもしれません。

(更に、その感情が、もっと深いものにつながっている場合もあるでしょう)

そういう自分の感情を受け止めた上で、「アイメッセージ」を使って相手に気持ちを伝えるのも、ひとつの方法でしょう。



他の例はどうでしょうか?


例1:

「影響」=最近、「やりきれなくなる、心細くなる」ことが多い。
「行動」=どうも、「旦那さんがお姑さん(お嫁さん)の味方をする」時にそれが強くなるようだ。

「感情」=そう考えると、自分はそんな旦那さんの態度に「イライラしていたり、怒っている」のかもしれない。

…そういう風に気づくかもしれません。漠然と感じていたことを、ちゃんと認識するかもしれません。


例2:

「影響」=最近、「疲れることが多く、今にもパンクしそう」に感じる。
「行動」=どうも、育児の時、それも「(旦那さんが)子供の面倒を見てくれない」時に、それが強くなるようだ。

「感情」=育児に疲れるのはもっともだが、そんな旦那さんの行動に「イライラしたり、不満を感じたり」、そのせいで余計に疲れているのかもしれない。

…そう気づくかもしれません。



このように、「アイメッセージ」風に、自分に起こる「影響」や相手の「行動」をたどることで、自分の「感情」と向き合うことも可能かもしれません。

ただ、それがあまりに負担に感じる時は、よした方がよさそうです。そんなことをするよりは、信頼のできる人に話を聴いてもらう方がいいかもしれませんね。

あるいは、気分転換したり、休んだり、心のエネルギー補給が整ってから、自分の気持ちと向き合う方がいいかもしれません。



実際の問題というものは、このように公式的にはいかなかったり、深い問題をはらんでいたり、相手の行動と自分の行動とシンクロしていたりと、難しいですが、それを承知した上で、ひとつの「きっかけ」や「ヒント」として、こういう風に考えるのも、ひとつの方法かもしれません。

更に、「気持ち」というものを考えるなら、「自分の気持ちも、相手も気持ちも、両方をバランスよく大切にする」ということが大事でしょうか。

相手の気持ちばかりを考えすぎる人は、自分の気持ちも大切にした方がよさそうですし、自分の気持ちを優先しすぎてうまくいかない人は、相手の気持ちを尊重することも覚えた方がよさそうです。

どちらかのみに偏ることなく、多少ふらふらしてでも、絶妙なバランスを見出していくのも、大事な仕事かもしれません。

そのひとつのヒントとして、「アイメッセージ」を使うことができれば、いいかもしれませんね。





きっと、うまくいくよ―気持ちをラクにする30の方法 (だいわ文庫)
きっと、うまくいくよ―気持ちをラクにする30の方法 (だいわ文庫)





【追記】

バランスよく、といっても、それは必ずしも、真ん中で、という意味ではなくて、その時その時の、絶妙のバランスを見出すために、多少フラフラしたり、偏るのは、私はアリだと思います。

というのも、バランスを失っている時というのは、自分では普通と思っている状態が、どちらかに偏っていたりするからです。

そういう意味では、「引き戻し」たりするために、偏ってみるのも、そうそう悪くないかもしれません。

が、しかし、それはいつもの方向に向かうのではなく、いつもとは違う方向に向かうことですから、これは、なかなか勇気がいることです。





タグ:



[サイト内タグ]:  アイメッセージ  感情



ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタン


ランキングに参加しています
よかったらクリックしてね


秋だから、実をためる


↑ページトップへ


■ 最近のエントリ




// HOME //
Powered By FC2ブログ.
copyright © 2005 枕石漱流 日記(ユング心理学の視点から) all rights reserved.
■ Amazon
■ 注目記事
■ アーカイブ
■ カテゴリ

■ 月別アーカイブ

■ 検索ぷらす


【注意】 ENTERキーだとうまく表示されないようです。申し訳ございませんが、ボタンを押してください。

■ キーワードハイライト機能

検索時、検索語句がハイライトされます。

■ 最近のトラックバック
■ スポンサードリンク

■  
■ スポンサードリンク



■ 最近の記事
■ カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

■ FC2カウンター



現在の閲覧者数:

■ プロフィール

南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


日記について


拍手する

プロフ
電脳露店マイアソシエイトストア
おバカ映画

■ リンク
■ RSSフィード
■ QRコード

QR

携帯でも御覧になれます。

■ にほんブログ村



BlogPeople「人間・哲学/人間考察」

■  



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。