ユング心理学の視点から見た日記。スーパー戦隊シリーズ キョウリュウジャー、トッキュウジャー、東のエデンのレビューと感想。エニアグラム、子どもが育つ魔法の言葉、話が通じない人の心理、自分に気づく心理学。ドラマやアニメから学ぶ人生観。
 
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昔話と現代(1) 花咲か爺さん


(あらすじ)

昔々あるところに、おじいさんと おばあさんが 住んでいました。

非常に人のいい正直なじいさんと ばあさんでしたが、子どもがいませんでした。

なので、シロという犬を飼い、わが子のように育てていました。

シロもふたりに懐き、幸せに暮らしていたそうな。


ある日のこと、いつものように、おじいさんはシロを連れ、畑仕事に出かけました。

おじいさんが畑を耕していると、シロが裾をくわえ、どこかに連れて行こうとする。

畑のすみまで行くと、大きな木の下で ぐるぐるまわりながら、吠えます。

「ここほれ、わんわん! ここほれ、わんわん!」


(幻聴かな? おじいさんは家に帰り、休むことにしました)


掘ってみると、あら不思議、大判小判がざくざくと出てきた。

おじいさんとおばあさんは、一瞬にして、お金持ちになってしまいました。


これを聞いたのが、隣のじいさんとばあさん。

このふたりは強欲で、有名でした。

正直じいさんが うらやましくて たまりません。

いてもたってもおれなくなった欲張りじいさんは、正直じいさんの家に行き、シロを貸してほしいと要求。

人のいい正直じいさんは、貸してしまった。

いやがるシロでしたが、欲張りじいさんは首に縄を付け、無理やり畑に引っ張って行ったのでした。

畑でも「ほれ、どこだ?」と縄を引っ張るので、シロは苦しくてたまりません。

いやがって、吠えました。

「おお、そこか!」くわをふるう、欲張りじいさん。

しかし、出てくるのは、石ころや壊れた瓦など、ガラクタばかり。

それでも掘っていると、くっさい、非常にくっさいものまで出てきました。

これに怒った欲張りじいさんは、くわを振り上げると、シロの頭をかち割り、殺してしまったのでした。


わが子のようにかわいがっていたシロが死に、悲しみに暮れる正直じいさんと正直ばあさん。

シロを供養するため、庭に穴を掘って埋め、小さな松の木を植えて、お墓にしました。

するとまた、不思議なことが起こった。

松の木がみるみる成長し、見上げるほどの大木になったのです。


(幻視かしら? ふたりは家に入って眠ることにしました)


「そうだ! これで、シロにごちそうしてやろう」

そう思った正直じいさんは、この松の木から臼(うす)を作って、ばあさんと一緒に、餅(もち)をつきました。

シロは餅が大好きだったのです。

まつってあげれば、喜ぶだろう。

するとまたまた、不思議なことが。

なんと、餅をついているはずなのに、大判小判がざくざくとあふれ出てきた。(お米がいつまでもあふれ出たという話もある)

正直じいさんとばあさんは、またまたお金持ちになってしまいました。



それを見ていた、欲張りじいさん。

うすを貸せと正直じいさんに要求し、家に持って帰ってしまいました。

正直じいさんは人がよすぎて、疑うことを知らないのです。

いひひと笑いながら、欲張りじいさんと欲張りばあさんが、餅をつきます。

しかし、大判小判が出ることはなく、あふれ出たのは汚物でした。

おかげで家の中が、くっさい、くっさい。

頭に来た欲張りじいさんばあさんは、斧(おの)で臼をたたき割り、燃やしてしまいました。


これに驚いたのは、正直じいさん。

臼を返してもらいに来たら、灰になっていた。

仕方ないので灰を持って帰り、ばあさんに事情を話しました。

それをなぐさめる、おばあさん。


「シロよ、おまえの臼は、こうなってしまったよ」

墓の前で、正直じいさんが シロに話しかけると、小さな風が吹いた。

抱えていた灰が、ふわっと舞い上がります。

すると、またまたまた、不思議なことが。

庭に生えていた枯れかかった木に、花が咲いたのです。


(これはさすがにアブナイぞ。おじいさんは保険証を探しました)


これに驚いた、正直じいさん。

試しに別の木に灰をかけてみると、やっぱり花が咲いた。

「これはいいぞ」と、灰をかける。

小躍りしながら、灰をかけてまわりました。


(ファンキーじいさんの誕生である)


「枯れ木に花を咲かせましょう」

「枯れ木に花を咲かせましょう」

踊りながら灰をまくと、そこいらじゅうの木に花が咲きました。


これを見たのが、偶然通りがかったお殿さまでした。

「これは見事! これはおもしろい!」

たいそう喜んだお殿様は、正直じいさんに褒美を与えたのでした。


これをかげから見ていた、欲張りじいさん。

わしも褒美をもらおうと、家に帰って灰をかき集め、お殿様の前へと躍り出た。

「枯れ木に花を咲かせましょう」

「枯れ木に花を咲かせましょう」

灰をめいっぱい、あたりにまきました。

しかし、花は咲くことがなく、それどころか、灰が殿様や家来の目に入り、たいへんなことに。

怒った殿様は欲張りじいさんを捕えるように家来に命令し、牢屋でバツを与えましたとさ。








シロが死んでしまうなど悲しい部分もありますが、最終的に悪が罰せられるというスッキリする話。

欲張りでイジワル、ひどいことをする隣のじいさんがバツを受けるという、結末です。

悪が栄えなくてよかったと、安心する。

悪くない人が苦しみ続けるのは、見てられませんからね。


人間だったら誰でも欲があるし、人を羨ましくも思うのですが、度が過ぎると問題に。

それを当たり前だとし、やりすぎると、悪玉になってしまう。

あぶない、あぶない。

感情と理性は、バランスが取れてないと。


「ああ、いいな~」と思うのは、普通。人間的な感情。

「あっちだけにあるのはおかしい、こっちも当然もらえるべきだ!」となると、あれ?

持ってる人から奪って当然となると、あれれのれ?

法や道理がなくなると、もうダメ。



また、別の見方もできます。

現代でいうと、「やっていることが違えば、結果は違って当然」なのだ。

表面的には同じでも、根本が違えば、同じことにはならない。

そこに付随する大切なものを見逃せば、特にそうです。


「あの店、儲かってるな~。よっしゃ、マネしたろ」と同じような店を出したとしても、そこにある気遣いや技術など、大切な部分が欠けていると、店は流行りません。

同じようでも、同じじゃないんです。

表面をマネただけでは、同じ結果にはならない。



近頃 思うことは、欲張りじいさんや欲張りばあさん、意地悪じいさんや意地悪ばあさん、彼らみたいな振る舞いをする人が多くなったのではないか? ということ。

当然、昔からそういう人はいましたが、「ややこしい人だな~」と敬遠されたものです。

現代は、それが見逃されていることも多いような気がして。



<これは問題!>

・欲しいものは他人から奪っても当然だと思っている。

・屁理屈を並べて、相手から奪う。

・相手のものを壊しても平気。

・自分の感情を優先し、他者の気持ちを考えない。

・自身のやり方のマズさが理解できない。

・相手を監視するばかりで、建設的なことをしない。

・本当は同じじゃないのに、「同じことをしたのに、思うようにならない!」と怒る。


 ↓


<その他 迷惑な人>

・相手の要求を呑めば負けだと思っている。

・嫌がらせをしないと気がすまない。





はなさかじいさん (日本昔ばなしアニメ絵本 (7))

学校では教えてくれない大切なこと 9 ルールとマナー





あぶない、あぶない。


あと、意地悪じいさん意地悪ばあさんを擁護するために 正直じいさんたちを罵るとか、無茶な要求するとか、そういうワカランチンも多いような…。

二極化しているのかね。

分けられているのかも。




「欲しいな~」という思いが、「どうやればいいのかな?」「どうしたら、得られるのかな?」と考え、実行するようになると、いいんだけどな~。




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南方 城太郎

Author:南方 城太郎
生息地:関西
分類:昭和人間
生まれ:
黒電話、赤電話が主流で、冷房は扇風機、暖房は石油ストーブと炬燵という時代


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